五感、形而上の、霊理念のコトワケを、五感意識で説明、相互理解ができるようにの、媒介となるのが、象徴記号と、理念数値です。
象徴記号の原型が、丸、三角、四角、つまり五輪の塔です。
たとえば、古代叡智を記号で後世に伝えるのには、丸、三角、四角、五輪の塔が考案されたわけです。
さらにシンプル、結晶化されたのが、上下三角、中四角の形で、ダイアモンドの結晶、仏教では「金剛石」です。
この上下三角、中四角の形は、仏教だけでなく、カバラ~錬金術、エジプト文明の神々のカバン、も同じです。
上下三角の「口」が開くことで万象の言葉が表現されてきます。
人間のあやふやな混乱した情動善悪道徳から生じた宗教はすぐ揺れ動きますが、創造の原理から構成されている宗教にはそれがありません。
ですから、逆にそれで大衆を誘導することはできない。
おそらく、日蓮上人もこれで悩んだことだろうと思います。
「肝心の、真理」が説けなかった、充分に。
この点も真理探究者は、よくよく「沈黙は金」考慮、なぜ大切であるか?
これも、錬金術の元理で、仏教の金剛石の真理と同じです。
この平面図に、「ひふみ」十理の数値を配置したのが「生命の鍵」になります。
この盤教の鍵を理解してから、カバラ、チベット密教、神道を探究してゆくと、とてもスムーズに学べます。
まず、「こっちの宗教、あっちの宗教どちらが正しい」論争が、とても低次元であることが透けて見えてきます。
参考図版。