「季節はずれの海岸物語」1990暑かった夏

YOUTUBEで「季節はずれの海岸物語」を見ました。

就職して、神戸から東京へ出てきた時、最初は川崎の寮に住んでいました。
川崎なんで東京も近く、先輩達は休みになると、渋谷、六本木、新宿なんかに
遊びに出かけました。

そんな頃、自分は東京ではなく、いつも鎌倉や茅ヶ崎、逗子、葉山などに出かけました。
湘南と呼ばれるエリアが大好きだったのです。
休みの日に、ひとりでだって、車を運転して出かけました。
海のある街で生まれ育ったこともあり、やはり海を見ると落ち着くのです。



特に写真のトンネルを抜ける道が大好きでした。
このトンネルは、Ｒ１３４(ルート１３４号線)の飯島トンネルです。
逗子海岸から、鎌倉へ向かう道なんだけど、下り坂でトンネルを抜けると材木座海岸が目の前に広がります。
夏などは、ウインドサーフィンの帆が咲き乱れるエリアです。

実は「季節はずれの海岸物語」のタイトルで、このトンネルを抜けるシーンがあります。
ＢＧＭは、ユーミンの『DISTINY』です。
何ともいえない切なさを覚えました。

今もこの場所が大好きです。
ずっとずっと大好きな場所です。
俺は確実に、この場所で生きてきたし、笑ったし、泣いたし。
海を見たのです。