この本、といいますか、この著者さん(田代知子さん)の絵が以前から気になっていたのですが、
絵柄がすごーく細かくて、老眼にはつらそうで二の足を踏んでいました。
でも最近は、半ば塗り絵本コレクターの様相を呈してきているので、ついにこちらもお迎え。
まず、「はじめに」ページの右側にある小さめの絵を塗ってみました。
春の妖精さんでしょうか。
スマホのカメラの性能がいまいちなので、色があまり出ていません。
使った色鉛筆は、メインに色辞典、補助的としてーウェント アーチストです。
全体に淡いパステルにしたかったのもありますが、使った色鉛筆の特性で
さらに淡い感じになったというのもあります。
本の表紙はこれ ↓
表紙も、かなり細かい絵柄ですが、中身も細かい絵柄が多いです。
画像で検索しても、細密な絵をコツコツ塗られた感じの画像が多いですよね。
この ↓ バラのアーチも、すごく細かいのですが、これにコツコツと色を塗りたくなる気持ちもわかる。
ロールプレイングゲームで、一日中、コツコツとレベル上げをしたくなる気分と似てるかもw
全部が全部、細かいというわけではなくて、下 ↓ の絵のように、わりとアッサリ目の絵もあります。
それから、数は少ないですが、もっとアッサリしたのもあります。
欲を言えば、これだけ細かい絵柄が多いのだから、もう少し厚目の紙を使ってほしかったなーと思います。
芯が柔らかい色鉛筆だと、しょっちゅう先を尖らせないといけないし、いっぱいハミ出そうです。
細かい部分に塗りやすい硬めの色鉛筆だと、力を入れると裏が凸凹になりそうで、
ちょっと紙が辛い感じがしました。
でも、お姫様や妖精の絵を塗るというのは、子供時代の塗り絵やお姫様ごっこをしているときの
気持ちを思い出すところがあってなかなか楽しいです。