ダムの奏でる

寒狭川(かんさがわ)頭首工

寒狭川頭首工

 可動堰

 豊川水系豊川 愛知県新城市

 訪問日 2024/11/22

 

 長篠堰堤から3km上流、5分掛からずに到着。豊川用水の寒狭川頭首工です。寒狭川(豊川本川)を堰き止め、約5.3kmの導水路で宇連川の大野頭首工の上流に導水しています。1997年(平成9年)の完成、堰長58m、扉高3.9mのフィックスドタイプ全可動堰。右岸に魚道、左岸に取水口があります。
 ゲート2門のシンプルなスタイル、落ち着いて見られます。600m程下流の椎平橋から下流面を遠望でき、撮影。橋の袂からすぐのところに、長楽水位観測所があります。こちらは建設省の施設。歩いている途中で、河原に下りる階段を発見。河原からも撮影出来ました。
 牟呂松原頭首工、長篠堰堤と、思ってもみなかった状態であったので、ここで漸く落ち着けたという感じ。これで豊川用水のダム、頭首工はすべて訪問したことになりました。あ、芦ヶ池調整池が残っていた…

 


河原から見た下流面

 


椎平橋から遠望

 


ズームアップ  三つのゲートピアの屋根が円弧でつながる様にデザインされている

 


管理棟脇から鉄塔越しに下流面を覗く

 


左岸脇からの下流面

 


左岸から眺める

 


左岸からの天端  立入禁止

 


ゲートピアを横から覗き込む

 


左岸からの上流面

 


左岸にある取水口

 


右岸側ゲート

 


案内板

 


水利使用標識だと思う…  殆ど読めない

 


管理棟

 


建設省長楽水位観測所  この時点の流量は3.5㎥/S

 


長楽水位観測所の説明書き

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