明治用水頭首工
可動堰
矢作川水系矢作川 愛知県豊田市
訪問日 2024/5/18
駒場池から、来た道を戻り高速を音羽蒲郡ICから豊田東ICまで走ります。豊田東ICからなかなか複雑な経路を走り、40分程で到着したのは明治用水頭首工です。
現在の位置より1500m程上流に旧旧頭首工が1880年(明治12年)に完成、二代目の旧頭首工は1901年(明治34年)に完成、現在の新頭首工は1958年(昭和33年)に完成という大変歴史のある頭首工です。この地の農業、産業の発展に大きく寄与しています。案内板の説明を読んだだけで感動モノです。
到着して、水源神社がありますので、まずはお参り。堤体右岸に行きますが、工事中。そうです、2022年に発生した大規模漏水の復旧工事です。ニュースにもなりました。堤体は水源橋として自動車の通行が可能でしたが、現在は歩行者のみ。ぼちぼち撮影しながら歩きます。復旧工事は左岸側で行われていました。下流面を見られる所まで行き、再び戻ります。次は右岸の下流側へ歩きます。河原へ下りられるポイントを発見。じっくり撮影。次は、並行する沈砂池を見ながら上流へ。右岸の上流側は水源公園となっていて家族連れなどが寛いでいました。山室橋から上流面を眺めます。下流にある豊田アローズブリッジと重なって見応えのある風景。
「いいものを見たなぁ」と感動しつつ、ダム印を頂きに矢作ダムへ、矢作川の川沿いを遡ったのでありました。
河原から下流面を眺める
右岸からの下流面 手前は4門の土砂吐ゲート 奥には洪水吐ゲート7門
右岸からの天端 現在、歩行者・自転車のみ通行可能 6時~20時
下流を眺める
上流を眺める
左岸からの下流面 こちら側が工事の主体
左岸脇からの下流を眺める
左岸からの天端
上流の山室橋から眺める 向こうに見えるのが豊田アローズブリッジ
右岸の魚道
右岸の取水口
左岸のは魚道とその向こうに取水口
インクライン(右岸)
右岸にある沈砂池
沈砂池を下流から
旧頭首工跡の石積み(左岸上流)
明治用水土地改良区水源管理所
堤体にあるゲートの銘板 令和4年6月竣工という事は漏水発生直後
案内板
水利使用標識