ダムの奏でる

牟呂松原頭首工

牟呂松原頭首工

 可動堰

 豊川水系豊川 愛知県新城市

 訪問日 2024/11/22

 

 先日、大島ダム・ウォークに参加し豊川用水について改めて考えてみました。そういえば、まだ見ていない頭首工があったなぁ、と。という訳で、やってきました牟呂松原頭首工。新城市一鍬田にあり、豊川から牟呂松原幹線水路へ取水します。牟呂松原幹線水路は、下流で牟呂用水路と松原用水路に分流します。「松原用水・牟呂用水」は、2017年(平成29年)に世界かんがい施設遺産に登録されています。
 到着して大ショック!天端である海倉橋が工事のため通行止め。対岸へ渡るには、上流か下流の橋へ大きく迂回しなければなりません。とりあえず右岸から、適当なところに車を停め歩いてアプローチ。下流側から逆光の中、撮影。警備員さんに挨拶して、天端を眺め、上流側からも撮影。海倉橋の親柱の天女とお椀の像は伝説によるものらしいです。遠回りして左岸へ移動。水資源機構の豊川用水総合事業部新城支所があります。流れ行く牟呂松原幹線水路を眺め、いくつもある石碑を撮影。下流面も眺められました。
 動揺していて支所に行ってみるという事をすっかり忘れていました。「水の恵みカード」の配布もあるようなので、いつか再訪いたしましょう。

 


左岸からの下流面  左岸から2門目のゲートが工事中の様

 


左岸からの天端  通行止め  豊川用水のウェブサイトを確認すると休日は休工で通行可能だった…

 


右岸からの下流面

 


右岸から  工事中のゲートをズームアップ

 


右岸下流側から、ゲートピアずらり

 


右岸からの天端  通行可能であっても歩道がなく、歩行者としては厳しそう

 


親柱の天女とお椀の像

 


右岸からの上流面

 


ゲートピアのアップ  左岸の取水ゲートも見える

 


牟呂松原幹線水路  左岸にある

 


世界かんがい施設遺産登録の石碑

 


世界かんがい施設遺産登録のレリーフ

 


牟呂松原頭首工の碑

 


牟呂用水百年の碑

 


水利使用標識

 


水資源機構豊川用水総合事業部新城支所

 

[東西分水工]
 付近の豊川用水の施設をもう一つ。牟呂松原頭首工から豊川を8.5km程遡ったところに、豊川用水東西分水工があります。大野頭首工から取水し流下して来た用水を西部幹線水路と東部幹線水路に分流する施設です。直接、牟呂松原頭首工との水のやり取りはなく、ダムや堰堤でもありませんが、豊川用水の施設という事で見学いたしました。

 


東西分水工  左が西部幹線水路へのゲート  右が東部幹線水路へのゲート  もっと引いて全体が写るように撮ればよかった…

 


流入側の第七号隧道  銘板

 


東部幹線水路へのアルミ製ネルピックゲート  上流水位を一定に保つ

 


東部幹線水路へ  塩沢隧道

 


西部幹線水路へのスルースゲート  こちらは流量調節を行える

 


西部幹線水路へ  大坊第一トンネル  …こっちは「トンネル」なんだ…

 


東西分水工の案内板

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