育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

生まれたら申し込み!

2013年01月27日 | ニュース
高齢化が急速に進む中国では、養老施設の不足が深刻で、ある養老院では入居待ちの高齢者が100年後分まで埋まっているらしいです。



中国では高齢化が急速に進んでおり、15年には60歳以上の人口が2億2000万人に、今後40年以内に5億人に達し、その時の総人口約15億人の3分の1を占めると推測されています。

中国ではこれまで年老いた親は成長した子供たちと一緒に暮らし子供たちが親の老後の面倒をみてきました。しかし、1979年の一人っ子政策の導入によって出生率が大幅に低下し、高齢者だけでの生活を強いられるケースも急増。結果北京では現在約45万人の高齢者が一人暮らしをしています。しかし、北京には公立の養老院が極度に少なく高齢者100人につきベッド3床しかないという現状。



上海の状況も北京と同様だそうです。上海のある私立養老院では、数年前まで60床のベッドをいかに埋めるかに苦労してきたのですが、2~3年前から状況が変化し始め、ここ数カ月間は問い合わせの電話が鳴りっぱなしだといいます。関係者は「昔は親を養老院に入れたりすれば近所の人から非難されたものだが、今は状況がまったく変わった。親の側も一人での生活を望むようにさえなっている」と話しています。



日本も高齢者問題は深刻ですが、こっちはスケールが違います。しかし、5億人の高齢者?もはや人間の手には負えない問題です。以前、愛読紙の中で「体力が衰えて,施設に入れられるかもしれないという心配は,一部の高齢者に自殺願望を抱かせやすい」と書かれていました。しかし、現在中国では体力が衰えて一人になっても施設に入れないかもしれないという心配が現実になっていてお年寄りやその家族を悩ませているのです。

生まれたその日に老人ホームの申し込みをしても、もしかすると間に合わないかもしれません。



いったいどうなるのでしょうか。





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