音楽工房

作曲,ギター演奏,演奏会,ギター製作,写真

オール・ローズ製ギターの製作(3)

2018-02-18 01:23:53 | ギター製作


 厚み調整実施。
 硬木の場合は割りきって、電動工具で一定の厚みまで削り、後は手作業で仕上げる。
 電動工具といっても、手持ち式なので、結構体力が必要。年々、きつくなってくる。




 表面板と裏板の厚み調整完了。
 裏板にラベル用の板を接着。
 いつもとは異なる手順で作業を進めています。
 今週は,通常のギターの表面板が同様に進んだら(ロゼッタ接着を含む),2本のギターの組み立て作業が始まります。
 先に製作にかかっている,ハカランダ仕様のギターと時間調整しながら,作業を進めて行ければと思っています。

 表面板と裏板の厚み調整完了。
 裏板にラベル用の板を接着。
 いつもとは異なる手順で作業を進めています。
 今週は,通常のギターの表面板が同様に進んだら(ロゼッタ接着を含む),2本のギターの組み立て作業が始まります。
 先に製作にかかっている,ハカランダ仕様のギターと時間調整しながら,作業を進めて行ければと思っています。


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オール・ローズ製ギターの製作(2)

2018-02-18 01:21:33 | ギター製作
2018年2月1日

今回は、ローズ製の表面板の厚み調整と、サウンドホールの穴あけしかできませんでした。
 ラベルも端材のローズを用いる。手書きとなるでしょう。
 自身の使用しているギターでもそうしている。
 サウンドホールは穴でなく、すかし彫りも考えましたが,治具を作る必要があるので,今後の課題としました。
 琳派風のデザインを裏板に採用も考えましたが,他材を使用しないとの当初設定がありますので,今回は見送りました。


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オール・ローズ製ギターの製作(1)

2018-02-18 00:43:23 | ギター製作
インド・ローズは固い材料で,通常はギター製作においては,横板・裏板材として使用します。
5年程前,自身の手持ちの材料の中に,音響効果の良い材料を見つけました。
表面板として使えるのではないかと思いました。
そこで,オール・ローズ製のギターを作ってみたいとの思いに駆られました。

諸般の事情で,やっと今年から取り組めるようになりました。
きっかけは,友人が音楽ホールを作ったので,そのお祝いにしようと思ったためです。

特殊なギターですので,インテリア・ギターの位置づけで製作を進めています。

連載で製作過程を紹介します。


●2018年1月30日の作業



材料の,接ぎ合わせ(はぎあわせ)を行いました。
ギターの場合,模様が対象になるように接ぎ合わせを行います。
接着面を直角に,そして平面に処理して接着します。
書くと簡単なのですが,ローズのように硬い材料の場合は結構苦労します。

●2018年1月31日の作業



他にも製作するギターがありますので,2セット(4枚)の接ぎ合わせを実施しました。
実施後は接着面の凸凹や,材料そのものの凸凹を取り除くためサンディングします。
この段階では電動工具を用いています。





その後,型抜きを実施します。
テンプレートとトリマーを使用しています。
やり方については,別の製作記事の中で紹介したいと思います。
今回は写真を撮っていませんので。

続く…

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新作ギター=オリジナル19世紀ギター

2015-07-03 01:16:29 | ギター製作
ギターコンクールのジュニア部門の副賞のギターが完成しました。



私の場合,コピー機の製作は行っていません。
もし自身が19世紀の時代に生きていたら,他の製作家に対して,どんなギターを作るか?との発想で,19世紀ギターを作っています。

弦長=630mm
表面板=スプルース
裏板・横板=メープル
ネック=マホガニー
指板=黒檀
ブリッジ=2ピース方式


2015年7月
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琵琶製作に初挑戦

2015-07-03 01:02:46 | ギター製作
小型の琵琶が完成しました。



琵琶製作は初挑戦でした。

依頼者からの要望で出来るだけ安くとのことで,ギター製作における端材も使用しました。
装飾は一部割愛せざるを得ませんでした。

弦長=560mm
腹(表面板)=栗
胴=桂(?)





2015年6月
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