報告が遅れましたが、表記の催しは無事終了しました。
プログラムテキストと写真を紹介します。
<プログラムテキスト>
***
第1回『ジョイント作曲展』
2022年8月28日(日)13時30分開演、入場無料
京都市東部文化会館「創造活動室」
はじめに
初めて作曲作品展に取り組むことになりました。
パソコン使用も含めた催しとしました。
デジタル音については、色々ご意見はあるかと思いますが、広範な作曲課題(勉強も含む)に取り組もうとする場合は、必需品です。
生音が使えれば、それにこしたことはないのですが,費用や観客動員の面では難しいです。
今回は私の交友範囲の作曲家に呼びかけて、3人のジョイントという形にしました。
新しい形の作曲展ということで、ご理解いただければ幸いです。
個人的な意味では、作曲分野での取り組みが長らくできていませんでした。
71歳になりましたので、自分の目指す音楽との使いを、命あるかぎり、追及していきたいと思います。
中西清一記
***
<出展作曲者の紹介>(50音順)
●中西清一(京都市山科区在住)
・プロフィール
ギターは中村敬三に学ぶ。
他は新川典夫、中村昭三(ワンポイントレッスン)・
現代ギター社主催のサマースクールに3回参加し、久坂晴夫、渡辺典彦、菊池真知子、小島浩宜の指導を受ける。
なおこの時の、音楽理論の指導は真鍋理一郎。
作曲は独学で学ぶ。中断・再開を何度か繰り返し、20年ぶりに再開したのは50歳の時。52歳で23年ぶりにギターを再開し、結果として作曲作品は、所属団体での作品発表しかできずに、時が経ってしまった。
・所属団体
作曲集団「たにし」の会、関西音楽舞踊会議(作曲部会、閉会)、日本音楽家ユニオン(作曲)
歌曲、独奏楽器曲~管弦楽曲までを発表を行った。
・主宰団体
関西ギター愛好会、音楽工房、音道楽(facebook)
●藤本幸英(大阪府在住)
・プロフィール
作曲は独学。対位法の基礎について一ノ瀬武志氏に、ギターを松田晃演氏、島崎陶人氏に師事。
・作曲ノート(曲の解説)
•第1曲のJ.S.Bachに捧げる小前奏曲は連打される低音上に広がる世界を想像してみました。
•第2曲のサラバンデとドーブル(遠い記憶の彼方へ)はそれまで手書きだった譜面をフィナーレで作成する機会を紹介してくださったT.Nishioka氏に献呈しました。
•第3曲は小品シリーズ小さな歌から第5番のカルテット版
•第4曲ガボットは、本年9月4日高知県香南市主催の音楽祭に参加する野市ギタークラブが演奏する為に作曲したギター合奏曲『ぶんぶんぶんの主題による変奏』の第2変奏 が原曲です。
•第5曲、海の見える書斎からは9月に訪れる予定の香南市に想いを寄せる曲です。
●長谷部二郎(東京都在住)
・プロフィール
昭和52年03月 日本ギター音楽学校卒業
昭和53年10月 全日本ギターコンクール作曲部門『小さな夢』入賞
昭和57年10月 同コンクール作曲部門『子供達Ⅰ・Ⅱ』金賞受賞
昭和58年06月 長谷部ギター教室を開設
以後各地域に教室を開設して現在に至る
情報誌「ギターの友」を1997年より発行
日本作曲家協会会員、日本音楽著作権協会会員
・作曲ノート
「ギター合奏の為の春夏秋冬」この曲は4つの曲を並べてギター合奏にしたものです。夏の風以外はもともとギター2重奏のために作曲しました。1.やさしさは春風とともに2.夏の風(合奏)、秋のかほり、冬の情景の4曲です。
弦楽とギターのための「風のざわめき」この曲は22年前に楽譜ソフトのFinaleを購入した時に初めて作った曲です。2010年3月5日 東京新宿区、『トロッタの会』で詩の朗読で組曲「人形の夜」と題し弦楽とギターソロで3曲を初演させていただきました。ギターソロは萩野谷英成氏。
<プログラム>
弦楽四重奏曲は課題曲です。
<中西清一作曲作品>
・「弦楽四重奏の為の二つの小品」
①序
フーガ的な処理を混ぜて見ました。
②破
自身の単純手法で作ってみました「
日本の音楽の形式に序破急がありますが、小品でそれぞれの名前を使うことにしました。
「急」は今回間に合わず、いつか纏まった形で発表予定です。
・ギターの為の3つの小品」…ギター誌掲載曲です。
自身のトレーニングの意味もあって作った曲です。主要3和音を使い、譜面に寄らず、覚えた音で対応する練習中。私の目指していたスタイルに、70歳になってから取り組んでます。なお現在71歳です。
①2月の悲しみ
②子守歌
③母の子守歌…今年の2月に98歳で亡くなった時に使用しました。
・管弦楽曲『御陵』(初期作品です、)
山科区にある地名を使ったもの。天智天皇の御陵あります。
昔の風景を想像しながら作曲しました。音源の音が小さく聞き取りにくい場合があるかも知れません。
①Andante
②Allegro
③Adagio
④Alegretto
<長谷部二郎作品>
●弦楽四重奏作品
●ギター二重奏曲
1.やさしさは春風とともに
2.夏の風(合奏)
3,秋のかほり
4.冬の情景
●弦楽とギターのための「風のざわめき」
この曲は22年前に楽譜ソフトのFinaleを購入した時に初めて作った曲です。2010年3月5日 東京新宿区、『トロッタの会』で詩の朗読で組曲「人形の夜」と題し弦楽とギターソロで3曲を初演させていただきました。ギターソロは萩野谷英成氏。
<藤本幸英作品>
●弦楽四重奏曲
1.前奏曲
2.サラバンデとドーブル
3.記憶の彼方へ
4.ガボット
5.海の見える書斎から
●フルートソロ小品集より(フルート独奏:河上恵次)
・サイクリストのジグ
・明日のガボットin草部の畑
・Barcarole for flute solo
・小さな歌 第10番
・~F.Sorに想いを馳せながら~ズッキーニさんちのWaltz
向かって左より、河上恵次(フルート)、藤本幸英(作曲)、中西清一(作曲)
<感想>
生楽器とPCを組み合わせると、範囲の広い作曲展ができますね。
私のギター曲(雑誌掲載分)は、自身の演奏で、と思っていたのですが、体調と荷物が多いこともあって断念しました。
車は止めましたので、荷物を運ぶのに制約があります。
プログラムテキストと写真を紹介します。
<プログラムテキスト>
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第1回『ジョイント作曲展』
2022年8月28日(日)13時30分開演、入場無料
京都市東部文化会館「創造活動室」
はじめに
初めて作曲作品展に取り組むことになりました。
パソコン使用も含めた催しとしました。
デジタル音については、色々ご意見はあるかと思いますが、広範な作曲課題(勉強も含む)に取り組もうとする場合は、必需品です。
生音が使えれば、それにこしたことはないのですが,費用や観客動員の面では難しいです。
今回は私の交友範囲の作曲家に呼びかけて、3人のジョイントという形にしました。
新しい形の作曲展ということで、ご理解いただければ幸いです。
個人的な意味では、作曲分野での取り組みが長らくできていませんでした。
71歳になりましたので、自分の目指す音楽との使いを、命あるかぎり、追及していきたいと思います。
中西清一記
***
<出展作曲者の紹介>(50音順)
●中西清一(京都市山科区在住)
・プロフィール
ギターは中村敬三に学ぶ。
他は新川典夫、中村昭三(ワンポイントレッスン)・
現代ギター社主催のサマースクールに3回参加し、久坂晴夫、渡辺典彦、菊池真知子、小島浩宜の指導を受ける。
なおこの時の、音楽理論の指導は真鍋理一郎。
作曲は独学で学ぶ。中断・再開を何度か繰り返し、20年ぶりに再開したのは50歳の時。52歳で23年ぶりにギターを再開し、結果として作曲作品は、所属団体での作品発表しかできずに、時が経ってしまった。
・所属団体
作曲集団「たにし」の会、関西音楽舞踊会議(作曲部会、閉会)、日本音楽家ユニオン(作曲)
歌曲、独奏楽器曲~管弦楽曲までを発表を行った。
・主宰団体
関西ギター愛好会、音楽工房、音道楽(facebook)
●藤本幸英(大阪府在住)
・プロフィール
作曲は独学。対位法の基礎について一ノ瀬武志氏に、ギターを松田晃演氏、島崎陶人氏に師事。
・作曲ノート(曲の解説)
•第1曲のJ.S.Bachに捧げる小前奏曲は連打される低音上に広がる世界を想像してみました。
•第2曲のサラバンデとドーブル(遠い記憶の彼方へ)はそれまで手書きだった譜面をフィナーレで作成する機会を紹介してくださったT.Nishioka氏に献呈しました。
•第3曲は小品シリーズ小さな歌から第5番のカルテット版
•第4曲ガボットは、本年9月4日高知県香南市主催の音楽祭に参加する野市ギタークラブが演奏する為に作曲したギター合奏曲『ぶんぶんぶんの主題による変奏』の第2変奏 が原曲です。
•第5曲、海の見える書斎からは9月に訪れる予定の香南市に想いを寄せる曲です。
●長谷部二郎(東京都在住)
・プロフィール
昭和52年03月 日本ギター音楽学校卒業
昭和53年10月 全日本ギターコンクール作曲部門『小さな夢』入賞
昭和57年10月 同コンクール作曲部門『子供達Ⅰ・Ⅱ』金賞受賞
昭和58年06月 長谷部ギター教室を開設
以後各地域に教室を開設して現在に至る
情報誌「ギターの友」を1997年より発行
日本作曲家協会会員、日本音楽著作権協会会員
・作曲ノート
「ギター合奏の為の春夏秋冬」この曲は4つの曲を並べてギター合奏にしたものです。夏の風以外はもともとギター2重奏のために作曲しました。1.やさしさは春風とともに2.夏の風(合奏)、秋のかほり、冬の情景の4曲です。
弦楽とギターのための「風のざわめき」この曲は22年前に楽譜ソフトのFinaleを購入した時に初めて作った曲です。2010年3月5日 東京新宿区、『トロッタの会』で詩の朗読で組曲「人形の夜」と題し弦楽とギターソロで3曲を初演させていただきました。ギターソロは萩野谷英成氏。
<プログラム>
弦楽四重奏曲は課題曲です。
<中西清一作曲作品>
・「弦楽四重奏の為の二つの小品」
①序
フーガ的な処理を混ぜて見ました。
②破
自身の単純手法で作ってみました「
日本の音楽の形式に序破急がありますが、小品でそれぞれの名前を使うことにしました。
「急」は今回間に合わず、いつか纏まった形で発表予定です。
・ギターの為の3つの小品」…ギター誌掲載曲です。
自身のトレーニングの意味もあって作った曲です。主要3和音を使い、譜面に寄らず、覚えた音で対応する練習中。私の目指していたスタイルに、70歳になってから取り組んでます。なお現在71歳です。
①2月の悲しみ
②子守歌
③母の子守歌…今年の2月に98歳で亡くなった時に使用しました。
・管弦楽曲『御陵』(初期作品です、)
山科区にある地名を使ったもの。天智天皇の御陵あります。
昔の風景を想像しながら作曲しました。音源の音が小さく聞き取りにくい場合があるかも知れません。
①Andante
②Allegro
③Adagio
④Alegretto
<長谷部二郎作品>
●弦楽四重奏作品
●ギター二重奏曲
1.やさしさは春風とともに
2.夏の風(合奏)
3,秋のかほり
4.冬の情景
●弦楽とギターのための「風のざわめき」
この曲は22年前に楽譜ソフトのFinaleを購入した時に初めて作った曲です。2010年3月5日 東京新宿区、『トロッタの会』で詩の朗読で組曲「人形の夜」と題し弦楽とギターソロで3曲を初演させていただきました。ギターソロは萩野谷英成氏。
<藤本幸英作品>
●弦楽四重奏曲
1.前奏曲
2.サラバンデとドーブル
3.記憶の彼方へ
4.ガボット
5.海の見える書斎から
●フルートソロ小品集より(フルート独奏:河上恵次)
・サイクリストのジグ
・明日のガボットin草部の畑
・Barcarole for flute solo
・小さな歌 第10番
・~F.Sorに想いを馳せながら~ズッキーニさんちのWaltz
向かって左より、河上恵次(フルート)、藤本幸英(作曲)、中西清一(作曲)
<感想>
生楽器とPCを組み合わせると、範囲の広い作曲展ができますね。
私のギター曲(雑誌掲載分)は、自身の演奏で、と思っていたのですが、体調と荷物が多いこともあって断念しました。
車は止めましたので、荷物を運ぶのに制約があります。
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