今、あー遅いし風呂入って寝よと思ってたら、ドキュメンタリーTVをやっていたので、しっかり見た。
乳がんを患った美容師さんの話。
発見が遅くなったためにかなり進行していて、他に転移もあり、かなり辛い状況で治療のために脱毛が始まる。
美容師の仕事も辞めて、ふさぎこむ毎日に、同じ美容師の旦那さんがプレゼントしたのはカツラだった。
そのカツラはいかにもカブッてますというもので、見かねた2人でそれをカット。
病院で、同じく乳がんで苦しむ患者さんに素敵ですねと声をかけられて、その人のためにカツラを調達し、似合うようにカットしてあげたら、すごく喜ばれた。
同じ病気で苦しむ人にむけたカツラ美容室を開店。
今も大量の薬を飲み、病気と共存した生活を送りながら、仕事をしているそうです。
同じ病気を経験した者同士の共感は、明日に向かって生きる病気に負けない強い心を作り出す。
彼女は日々を大切に生き、それを感謝していた。
今、私に足りないのはそれだなぁ。
これが私の生きる道とはっきり言いきられたような衝撃だった。
かっこいい。年下だった。精進せねば。