忌野清志郎さんが亡くなった。
私には手の届かない遠い存在なので、全然実感がわかないけど、TVでその話題が流れるたび、やっぱり本当のことなんだなと思う。
大阪のライブハウスで、ライブを見たことがある。
スパンコールがキラキラした派手な衣装で、ステージから落ちそうなくらいギリギリ、観客から手が届く場所でギターをかきならす。
そんなに近かったら、観客にさわられてしまうのに・・と心配してたら、もちろんみんながさわりに行っていた。
観客のさわりたい気持ちはすごいわかる。
でも演奏中に足でもさわられたら、集中力は途切れるだろう。
だから誰もさわらせてくれないし、さわられそうになったら、すかして逃げている。
しかし、足をバシバシさわられたまま、全く動じないその姿に、やっぱり清志郎は違うと思った。
TVであと10年、20年と歳を重ねた後の、そのときに感じたことを素直に曲にする彼の歌を聞いてみたかったと言っていた。
もう新しい曲は聞けないけど、自分の知らない古い曲もたくさん良いのがあるのだろう。
まずは家にあるのを聞きなおそうと思う。
まずはHISにしようか?