南極料理人見た。
見終わった後、なんだか非常に気分が良くなった。
なぜだろう。
おいしそうな食事を、それぞれがそれぞれの食べ方でおいしそうに食べる男達を見たから?
おっさん達がちっぽけなことで、感情あらわに泣いたり笑ったりしていたから?
共同生活は大変だけど、協力と努力はみんなを幸せにするから?
小さな希望をいつまでも持ち続けることが、明日につながるから?
んー、全部だろうね。
南極で暮らすなんて絶対に無理だと思うが、映画の中は非常に楽しそうで、混ざりたいとさえ思った。
個人的には、個性的過ぎるキャラばっかり演じてる生瀬さんの、いつもしかめっ面だが割と普通で頑固な学者姿がよかった。帰国時、奥さんに抱きつかれてるシーンとか。
白夜のお祭りかなんかで、夕食にコース料理を食べるシーンがある。
みんないつもはジャージとかパッチとかダラダラした格好でいるのだが、その日だけは一応正装というか、スーツ着用していた。
そのスーツが、学者の人は学者っぽい織り布のシックなスーツを着ていて、サラリーマンの人は安っぽいペラペラのスーツ、ドクターはジャケットは高そうなのに中のシャツとネクタイがジャケットと合ってないチグハグな感じで、みんなお似合いだった。
この映画を見ると、何かが食べたくなるようです。
ちなみに私はラーメンでした。