わかぎゑふのラックシステムは大正から昭和時代の人情芝居を大阪弁で行なっている。
今回の「お願い」は花街である吉原を舞台に、そこで生きる人間を描いたもの。
各自が事情を抱えて女郎となるが、尽くすことにより置屋や客に信頼される。
劇を見て、今の時代自分を含めて、この世に生きる人として他人に対する一般的な心使いがなさすぎるのではないだろうか?と思った。
会場からは、鼻をすする音も聞こえるほど、花街は悲しくも楽しくそして強く生きていくための場所だったのだろうと、その場を知らない私にも伝わるものがあった。
どんな顔の人でも日本人は着物がよく似合う。
民族衣裳はうまくできてる。
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