ここでは糖鎖栄養素のバイブル「いのちの鎖」を参考にしてキーワードを紹介しながら糖鎖栄養補助食品を簡単に紹介していきます。糖鎖栄養素の説明はコチラから
第1章食物の栄養素を育てる土壌が枯れてしまった
○医者も栄養士も知らない深刻な事態
現在の土壌の栄養分ははなはだしく枯渇しています。現代の大規模共同農場での栽培方法が一因です。そこではせいぜい3つの要素(窒素、リン酸、カリウム)とわずかなカルシウムが土壌に与えられているだけです。
○完熟する前に収穫される野菜果物の栄養価は低い
ビタミンA 1951年と現在の比較
ブロッコリー1個 ⇒ 現在 2個 (男性)
桃 2個 ⇒ 現在 53個 (女性)
○スーパーの店頭に並ぶ加工食品の栄養価は?
加熱で90%が失われてしまうし、十分量をとるためにはカロリーオーバーとなって肥満になることも!
○栄養補助食品(サプリメント)の品質を保証する管理部門を持つ会社は少ない
消費者はきびしい目でこだわってサプリメント製造会社を選ぶべきです。
○動物性脂肪に蓄積される毒
商業的に育てられた家畜の体内蓄積毒は驚くべき数値!菜食中心を勧めます。肉を食べるならできるだけ赤身を!草原で育つ家畜(有機的に育つ)の肉は低脂肪で、必須脂肪酸も多く毒素も少ない!
○オメガ3不飽和脂肪酸にはダイオキシンやPCBが多く含まれている
オメガ3は素晴らしい薬理効果が望める反面、魚介類や海草に含まれるダイオキシン、PCBと言った毒物が問題となります。南極の氷から毒物が発見される現代です。サプリメントで摂取するには「分子蒸留処理」が施してある製品をお勧めします(ハーバード大学が開発し特許取得)
第2章いのちの鎖 生命の暗号としての糖鎖と細胞
○細胞間コミュニケーションが重要な理由
血流には白血球と言う自身を守る軍隊がいて、日々侵入者からの攻撃を守っています。特にB細胞は侵入者を攻撃できるように目印をつける偵察隊の役目を持っています。B細胞はお互いの会話が成り立つときにその機能を発揮します。そのためには細胞のアンテナ「糖鎖」が機能していなくてはなりません。目印がついたらT細胞の本部(リンパ腺)に信号が送られます。これが細胞間コミュニケーションと言われるものです。
糖鎖が正常に機能していないと正常な細胞に目印がついたり、連絡ミスが起こったりします。 自分の免疫が自分自身を攻撃してしまう自己免疫疾患が起こってしまったりするのです。病気の人は免疫の反応ミスによりさらに病状が悪化し、場合いによっては死に至ることがあるかもしれないのです。
これさえとっていれば安心と言う栄養素はありません。しかし、細胞間の正しいコミュニケーション無しに、良い健康状態は絶対に望めないということ。そのためには人の身体には糖鎖糖質栄養素が必須なのです。
○まだ医師も栄養士も知らない新栄養素
糖質栄養素と呼ばれる分類は非常に新しく、栄養素の専門家や医師であってもまだ聞いた事がなかったり十分にその重要性を理解していないのです。しかしこの情報化時代、ノーベル化学賞の田中耕一さんが糖鎖の研究を飛躍的に進めたり、医者の生化学の教科書(ハーパーの生化学)に糖質栄養素の存在が記述されたりと、その可能性を強く支持する専門家やドクターが増えている事も事実です。
○摂り過ぎの弊害も糖尿病の心配もない糖
糖(シュガー)という言葉には「甘くて美味しいけど身体に悪い」と言うイメージがあると思います。糖は食べ過ぎると太る原因で、糖尿病にも繋がります。しかし人間は糖分を取らないと生きていけませんよね。そうです、砂糖そのものは大変価値のあるものですが、摂り過ぎが不健康な状態を引き起こしているのです。そう、砂糖は摂取量が重要になってきます。
一方それ無しでは健康状態を維持できなくなる重要な糖が存在します。もうお分かりかと思いますが、糖鎖の原料となる糖鎖糖質栄養素といわれる糖です。そしてこれは砂糖と違って取りすぎで問題になるような糖ではありません。
名前を覚える必要はありませんが、細胞表面の糖鎖の原料は8種類の単糖である事は、もうご承知でしょうか。1996年にハーパーの生化学という専門書に掲載されました。その筆頭著者ロバート・マレー博士は、糖質栄養素サプリメントの事を非常に高く評価しています。自分も飲んでいるとまでおっしゃいました。
ただ単に8糖をブレンドしただけでは問題は解決しません。体内で8糖が合成されるような前駆部質を入れる事で、糖鎖形成の確率が高まるのです。特にN-アセチル・・・と付く物は体内合成を表しますので、専門的な研究が必要となります。市販の糖鎖サプリを選ぶときにも安易な宣伝文句に惑わされないようにする事が大事です。ツバメの巣に関しても、製造、管理、成分証明、などがどこまでなされているかはよく吟味する必要があるといえるでしょう。一番安全なものは植物性といえます。
○異常な糖鎖形成が様々な疾患に関連している
このブログでも専門的な書籍の内容を紹介していますが、「200種類以上の病気を感知し、対処するように全細胞に連絡する」のが細胞間コミュニケーションであり、糖鎖の役目です。現代食生活の盲点は糖鎖の原料を2/8しか摂取できないと言われている事です。
○どんな栄養素を取ろうと構いませんが、土台となるベースサプリメント(栄養欠損補充)として糖質栄養素で基礎をしっかり作ってください。ベースサプリメントとは本来食事からとるべき栄養素で、身体の構成要素となったり、代謝を正常に保つ(恒常性)働きがあります。開発に技術と費用がかかるために満足な製品が少ないのが現状です。後で述べますが、糖鎖の栄養素に加えていく事で完成度の高い栄養バランス実現ができる組み合わせを紹介していきます。
糖鎖栄養素の説明はコチラから
○全ての細胞で糖鎖のちからを高めるために
では糖鎖糖質栄養素をどのくらい摂取していったらよいのかと言う問題ですが、これはそう簡単に答えの出るものではありません。栄養素の体内での生化学的反応は、医学的に検証されていない領域なのです。
薬剤に例をとってもただしく処方されたはずの医薬品の予想外の反応による死が、全米における死因の4位になっています。これは決して医師のミスではありません。副作用とは恐ろしいものです。化学合成されて効果と反応が予測できる医薬品ですら結果が予測できない事があるのです。
食品は副作用はありませんが、これだけ食べたらこうなる、と言った薬のような研究はなされていません。また薬事法でしてはならないことになっています。何故でしょう・・・・?製薬会社の利権の問題があります。などなど問題は深いのですが、糖鎖糖質栄養素は食品であって薬ではありませんので、薬のような働きを期待してはならないということになっています。。神が創造した自然界の節理の中で最大限に身体が健康に向かう栄養素を取り入れて、創造主の力に導かれるように準備をする・・・とでも言いましょうか。その神がつかわした体内の兵隊、司令塔、が糖鎖ということになります。
○身体は自ら「危険レベル」を感知する
例えば、2つ以上の病気を持っている人が糖鎖糖質栄養素を摂取していたとし、そのどちらかがいのちに関係する病気であれば、明らかに身体はその重篤な方の改善を選択します。また同じ症状のAとBさんが同時に同量を食べだしてAさんは1ヶ月で体感があったが、Bさんには全然変化がない、と言う事もあるでしょう。これは遺伝子が人によって違う事が原因です。Bさんは量を増やすか、もうしばらく続けて様子を見る(8ヶ月から10ヶ月)必要があるといえます。
個人的な遺伝子の違いに対し、医薬品でない糖鎖糖質栄養素がどれだけの期間でどのような結果を出すのか予測する事は出来ません。糖鎖糖質栄養素の体内保留期間はせいぜい10日間です。そのことからも、全ての人が生涯にわたって糖鎖糖質栄養素をとる事が必要だと言えます。
症状を取り除く医薬品と混同しない事です。生涯にわたって「最良の健康」をサポートするためのものであり、糖鎖糖質栄養素を摂ることを、「新しいライフスタイル」の一環と考えて頂きたいのです。
第4章 糖鎖糖質栄養補助食品をどう摂るか
○とり始める前に体内の「洗浄」を
より良い腸内環境を作ることは、栄養素の吸収を最大限に引き出します。まずは、本書が勧める方法をいくつか紹介します。毒素がどのくらいあるかによって変わってきますが、2日~14日を目安にしてください。
1、軽い食事(野菜中心)をとるか絶食する(肉食は解毒作用を阻害します)
2、洗浄中は新鮮で生の果物野菜だけで構成する(調理したものは摂らない)
3、毎日240mlのグラスで8杯以上の蒸留水を飲む。出来れば1日かけてゆっくりと飲む。2週間以上はやらない。
4、飲み水は出来ればレモンを絞って入れる
5、就寝前にオート麦やオオバコの繊維などの10グラムの水溶性繊維を加えた水を飲む
こういった洗浄を行う事で、糖鎖糖質栄養素の吸収が高まり、より良い結果が出やすくなります。また解毒に伴う反応を軽減できる事になります。試験管内の実験で糖鎖糖質栄養素は、グルタチオンの量を上げることが分かっています。グルタチオンは抗酸化と解毒に関わる重要な酵素です。
○カテゴリー別、摂取量 分類は簡単です、誰もがこの3つのうちのいづれかです。
カテゴリー1 Wellness(ウェルネス・健康維持・増進)症状はないので自分は健康だと思っている人。特に症状はありませんが、日々きびしいストレスと戦っています。1日4gがお勧めです。
カテゴリー2 Support(サポート)生死に関わる事ではないと思っている人1日2~3回合計5~8g 。最低でも半年は続ける事。分けて摂った方がよい。調子が良くなっても量を維持する事をお勧めします。
カテゴリ3 Rescue(レスキュー)生死に関わる症状(病気)と戦っている人失った健康を自分で取り戻すためには、大目の量と時間がかかります。自分自身の治癒が働かない限り、元のような健康へは戻る事が難しいと言われています。
1日24gを1日数回に分けて摂る。ペットボトルに溶かしていつも飲む。出来ればこの量で、半年は続ける。1日100gを食べて元気になった人もいます。
○栄養素の組み合わせ
糖鎖の原料だけの解説をしてきましたが、糖鎖が働くには原料に加えて、微量栄養素のビタミン・ミネラルを必要とします。さらにいえば、防御としての抗酸化栄養素、ホルモン調節のワイルドヤムなどの山芋、を組み合わせる事で最良な健康が実現できると研究機関が発表しています。
栄養はバランスが大切です。足りないものを補充する事が出来れば、身体は最大限に健康を発揮できるように仕組まれています。
あなたは、栄養価の高い野菜をとって調子が良くなったからと言ってもう食べるのはよそうと思うでしょうか?いいえ、身体に必要な栄養素が分かったらずっと食べなければならない、それが最良の健康をもたらすと思うでしょう。そうなんです、糖鎖糖質栄養素は全ての人に不可欠な栄養素。現代人が摂る事を忘れている失われた栄養素だったんです。中世ヨーロッパに起こったルネッサンス(文芸復興)がいま栄養素で始まりました。これこそが、21世紀のニュートリション・ルネッサンス(栄養素復興)であると言われています。
最後に子供たちの発達にも糖鎖糖質栄養素が必要な事は言うまでもありません。より良いものを必要なだけ食べる事で、成長を最大限に引き出す事が出来るのです。詳細はお尋ねください。
糖鎖糖質栄養素が全ての人に必要なことがわかって頂けましたでしょうか!
参考文献:「いのちの鎖」
糖鎖栄養素のお問い合わせ(妊娠)
糖鎖栄養素のお問い合わせ(アンチエイジング)