糖鎖とは、体の機能、細胞のアンテナ、免疫、脳神経、しわたるみ、など若返りのもととなって体をコントロールします
細胞のアンテナ糖鎖とは?! 糖鎖栄養素について!
今回は、最近何かと話題になっている「グルタチオン」と言う抗酸化物質を紹介します。
解毒と抗酸化の主役!と言って良いほど重要な役割を担っています。グルタチオンがなくなると人間は生きていけません。
よくお問い合わせをいただくことをまずは、お答えしておきます。
グルタチオンは体内合成されたものでしか効果を発揮できないのです。グルタチオン自体をサプリメントで摂取しても無駄になってしまいます。
抗酸化は体内で4種類ほどの栄養素や補酵素が助けあっているのです。グルタチオンもその一つ。抗酸化ネットワークと糖鎖の働きを理解頂ければ幸いです。
糖鎖とグルタチオンの関係が徐々に解明されてきました。
谷口直之(大阪大学名誉教授)のディスコグラフィーの中で、グルタチオンと糖鎖の深い関係が語られています。
谷口教授は、グルタチオン代謝や活性酸素の研究でも有名ですが,日本学士院賞の研究題目は「糖鎖生物学,とくにN-結合型糖鎖の病気での重要性についての先駆的業績」です。糖鎖生物学で最も権威のある国際複合糖質連合賞を受賞した唯一の日本人。国際生化学分子生物学連合よりメダルを授与され、日本医師会医学賞(2001)武田医学賞(2001)紫綬褒賞(2005)などを受賞されている、学士院賞に最も近い現役研究者と言われている。
グルタチオンと糖鎖を繋ぐキーワードは ɤーGTP (ガンマGTP)
以下抜粋記事
グルタチオンは、グルタミン酸、システイン、グリシンの3アミノ酸から出来ています(ペプチド)紹介している糖質栄養素はグルタチオン濃度を20%も上昇させ、50%減少抑制すると、開発会社のデータが示しています。(グルタチオンはストレスにより量が激減してしまう)
過酸化物や活性酸素種を還元して消去する。(抗酸化作用)
様々な毒物・薬物・伝達物質等を細胞外に排出することである。(解毒作用)
この生命に関わる重要な化合物をつくるエネルギーは細胞内のミトコンドリアが生み出します。したがって、ミトコンドリアが不具合になればグルタチオンの生産レベルは低下し、細胞自身は活性酸素の攻撃に曝されて死ぬことになります。
グルタチオンはシステイン残基のチオール基に様々な物質を結合します。これらには、毒物や、抗生物質などの薬物、ロイコトリエンやプロスタグランジン等といった各種伝達物質が含まれますので、喘息の発作回避に大きな意味を持つと言う事が出来ます。
一般的には、グルタチオンは加齢とともに減少します。
あるアメリカでの研究によれば、60才以上の人々33名について、グルタチオンの生産レベルが最も高い人々が最も健康であったと報告されています。血圧もコレステロールも低く、もちろんオーバーウエイトもなく、平均よりもはるかに健康であったと言います。
慢性疾患患者ではまさにその逆で、グルタチオン濃度が平均を下回っているといえます。がんの患者には特に重要な要素となっています。
統合失調症にグルタチオン抗酸化が効果的
統合失調症患者を対象に、脳内の酸化を防ぐ主要な抗酸化物質であるグルタチオンの濃度測定を行い、統合失調症の症状の一つで、感情の平板化や自発性の低下などが特徴的な陰性症状(感情の平板化、思考の貧困、自発性の低下)が重症であるほどグルタチオン濃度が低いことを確認しました。
統合失調症に現在使用されている抗精神病薬は、幻覚や妄想などの陽性症状には高い効果があるものの、感情の平板化、自発性の低下などの陰性症状や、記憶や作業能力の低下などの認知機能障害に対する効果は乏しいとされていましたが、今回の研究成果は、グルタチオンの補充が統合失調症の陰性症状を改善する可能性を示しました。放射線医学総合研究所
一般生活で役立つ事をご紹介しましょう。
グルタチオンは、シミ・ソバカスの原因であるメラニン色素の生成を促すチロシナーゼの働きを強く阻害してくれるのです。つまり、シミ・ソバカスができるのを体内から防いでくれるのです!
また、グルタチオンには、驚異的な抗酸化作用で、シワ・たるみなどといった
老化を防止する働き(アンチエイジング効果)があります。 グルタチオンの抗酸化作用は、ポリフェノールやカテキンよりも数倍効き目があるといわれるほどなのです。
さらに、グルタチオンは、酔っぱらうことの原因となるアセトアルデヒドの解毒を行い、二日酔いや悪酔いを防いでくれるのです。
ここで重要な事は肝臓で生成されたグルタチオンのみが有効であるという事です。
野菜、果物、新鮮な食肉を充分摂って、肝臓で生成した物だけが有効であって、
直接グルタチオンサプリメント摂取は意味がないと言えます。(消化過程で分解されてしまう)
実はグルタチオンは、炭水化物を摂ると生成できます。だからと言ってごはんばかり食べていては肥満に陥ってしまいますし、複雑な酵素転換での工程でできにくくなっています。そこで、グルタチオンの前駆体をサプリメントで取ることが重要になってきます。
ある会社の糖鎖栄養素はグルタチオン濃度を上げる事が出来るといわれています。
■解毒と言えば「肝臓」、私達は毎日食品添加物、公害、タバコ、薬品、環境ホルモン等、毒素を食らって生きています。現在、20万以上の人工化合物が存在するのです。もし肝臓の解毒能力が落ちたり、解毒作用を助ける栄養素が足りなくなると中間代謝物が肝臓に溜まり、免疫が弱り、色々な細菌に感染する事もあります。
■細胞の老化、がんを防ぐ細胞の老化や、がん化をひきおこすと考えられている
過酸化脂質の生成を抑えるだけでなく 、グルタチオンはすでに生成された過酸化脂質に対しても防御するはたらきをもっている ことが特徴です。飲酒や社会的ストレスにも有効で、アルコール性脂肪肝を予防します。
抗酸化ネットワーク
また抗酸化の相関関係としては、水溶性ではビタミンCがグルタチオンと協力して活性酸素を還り元します。グルタチオンが疲れてくると、アルファリポ酸が助ける。
脂溶性では、ビタミンEが活性酸素を還元しています。
Eが疲れてくると、ビタミンCやCoQ10が助け、CoQ10が疲れてくると、アルファリポ酸が助ける。
抗酸化は複数(3~4種)の坑酸化物質がお互い還元しあって作用を高めあっているのです。よって、坑酸化を高めるには最低でも3種を体に摂り入れる環境を維持する事が必要です。
糖鎖栄養素の重要性はグルタチオンの体内合成を上げる、という事です。
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体は恒常性というシステムを持っており、これにより各栄養素の相乗効果により免疫を作り出しています。逆に言えばグルタチオンひとつをとってどうのこうのと言う事は、不完全でもあります。
グルタチオンを体内合成するために有効な食材とは?
グルタチオンの前駆体であるシステインか、グルタチオン類似のアルファ・リポ酸、抗酸化物質でありながらかつミトコンドリア応援団でもあるビタミンQ(補酵素Q10)およびベータカロチンなどを組み合わせて使用するのが良いでしょう。
ホウレンソウ、ブロッコリー、エンドウマメ、芽キャベツなど苦い野菜
αリポ酸
動物性のたんぱく質、特に乳清(ホエイプロテイン)
N-アセチルシステイン
生のキャベツに特に含まれ、熱に弱い
L-グルタミン
やはりバランスの良い栄養摂取を心がけるべきですね。
サプリメント摂取での免疫&抗酸化を高める組み合わせを紹介します。
糖鎖栄養素(8種類の単糖、実際は多糖類として摂取)
総合栄養素 ビタミン、ミネラル etc
体内調節 植物ステロール、大豆、ワイルドヤム(メキシコ山芋など)
抗酸化剤(ビタミンE,C) が中心となります。
もしグルタチオンが不充分だったら?
生体異物(毒)が中間代謝物質とDNA,RNA,タンパク質などと結合
↓
細胞損傷、突然変異
↓
ガン
という危険も起こりうるのです。
今回はちょっと高度な内容でしたが、グルタチオンや糖鎖栄養素を
知ってるだけで貴方のQOLは格段に良いものとなるはずです。
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