このブログでは、栄養補給にサプリメントを活用することで、生活の質(QOL)の向上を提案しています。特に細胞の情報交換にスポットを当てた食品生化学の立場から、糖鎖栄養素の不足を指摘。お子様の脳の発達に大きな成果を挙げてきました。
栄養摂取、特に糖質栄養素に詳しい堺晶子先生のブログ記事を紹介します。(AKIKOのブログ)
食事は子供のIQに影響するのか?
食事は子供のIQに影響するのか?
米国CRN(有用栄養評議会)は、『食事・栄養補完・運動』を最良の健康やウェルネスを手に入れる3要素と位置付けている。しかし、先進国に住む実に多くの人々は、ガイドラインに示す栄養摂取をしていない。
米国CRN(有用栄養評議会)
幼児や小さな子供の知能に対して、精製糖・高脂肪・加工食品・手軽な食品といった典型的なジャンクフードが与える影響について、調査を行った。
3、4、7、8.5歳の子供約4000人の食事とIQの関係について調べたところ、『加工した食事』『伝統的な食事』『健康志向な食事』の3グループに分かれた。
『加工した食事』とは砂糖や脂肪が多く手軽な食事、『伝統的な食事』とは家庭で調理した食事の割合が高いもの、『健康志向な食事』とは、サラダや果物、野菜、魚が多い食事のこと。
結果として明確に表れたことは、人生最初の3年間の食事が、8.5歳で測定したIQを下げたこと。言いかえれば、「子供の学ぶ能力に対して食事は長期間影響する」
あまり知られていないかもしれないが、脳は人生の最初の3年間で最も早く成長する臓器だから、この時期に良質な栄養を与えることは脳の最良な成長を促す可能性がある。『健康志向な食事』は逆に、すべての年齢でIQを高める結果となった。
最初の3年間は、脳や中枢神経を含む体の臓器システムが急速に発達し成熟する期間であるから、最良の成長や発達のために良い栄養摂取は不可欠である。
このような臨床結果からはっきり言えるのは、もし食事や栄養摂取が最適でないなら、脳の発育や機能は最適にならないということだ。
また、この研究でもうひとつわかったことは、初期の栄養不足が及ぼす脳機能の低下は、半永久的であると思えることだ。
IQに影響があった被験者は、持っている潜在能力を十分に発揮することはないかもしれない。これが、栄養不足が持つパワーなのだ。
先月、北海道野球協議会の研修に行った時、指導者から聞いた子供たちの食事の実態。そして札幌で開業されている小児科の先生から聞いた、最近の子供たちの食事の実態。どちらも、残念ながら『加工した食事』に分類されるものでした。
親は、体の健康を第一に願いますが、次に求めるのは学力ですよね。どちらも最初の3年間が決定的に大事となったら、親がすることははっきりしています。
とにかくバラエティに富んで栄養価の高い食事を口に運ぶこと。
頑張れ! 若いママさんたち!
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ブログコメント: 米国CRN(有用栄養評議会)の提唱する、栄養価の高い食材(健康志向の食事)を食べるメリットは計り知れませんね。それも栄養価が失われない調理方法で、特に4才を中心とした子供さんに食べさせることの難しさを感じてらっしゃるのではないでしょうか?
私たちの周りは加工食品だらけです。栄養士の勉強をして食事に気をつける時間と余裕があればいいのですが・・
効率よい解決策の提案:
子供に限らず全ての人が健康志向の食事を目指し、不可欠な糖鎖栄養素と基本的なビタミンミネラルの摂取を効率よくとる方法として、リアルフードテクノロジーにおいて製品化されたサプリメント摂取であることをお伝えします。
糖鎖で成績アップ!
CRN調査「米国専門医の半数以上がサプリ利用」
米CRN(Council For Responsible Nutrition:米国栄養評議会)は先ほど特定疾病の治療にあたる専門医がサプリメントに肯定的で、「個人的な摂取や患者への臨床応用に積極的である」とする発表を行った。調査内容は「Nutrition Journal」に掲載された。
もっとも利用頻度の高いマルチビタミンでは、循環器専門医の44%、認知症専門医の61%、関節炎専門医の57%が利用していた。さらに専門医の25%はオメガ3系/魚油サプリメントを、20%はボタニカルサプリメントを利用していた。さらに調査では、サプリメントを利用している専門医のほとんどは、長期間サプリメントを継続摂取していることも示された。約半数は利用歴が4~10年、約3割は10年以上と回答している。
専門医らはサプリメントをコレステロール管理や関節炎軽減に有用であると評価していることも判明。米国では専門医らがサプリメントの重要性を認識し、特定の臨床分野において患者へのサプリメント推奨を実践している状況が浮き彫りとなった。
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ブログコメント:日本でもよく聞く話ですが、医師は、薬を服用する人は少ない。ドクターの奥さんがサプリメントを積極的に取り入れている家庭も多い。なぜか?病気にならない努力を積極的に考えているということです。また、薬の副作用をよく知っているからです。
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