本当にいろいろなサプリメントがあって、どれがどう違うのか、またどれが自分に合っているのか?疑問は尽きませんよね ^^)このブログのテーマは糖鎖ですが、その働きを高めるために不可欠な、ビタミン・ミネラルを特集します。若返りの秘密って実は糖鎖だったんだ
まず上のパンフレットは、米国のProevty(プロエビティ)と言う団体の発行する小冊子です。
プロエビティとは、アメリカの医療に携わる専門家に栄養素の知識を啓蒙する第三者教育機関です。アメリカではドクターの医師免許更新時に、栄養摂取の講習を受けるようになっています。
この冊子では「How To Evaluate Vitamin and Mineral Products」~どのようにビタミンミネラル製品を評価したらよいのか~と銘打って書かれています。「専門家はいったい何を知りたがっているのか?」とも書かれています。
皆さんもご存知の、日常食生活では摂取が追いつかないビタミン・ミネラルを、サプリメントで補うと言う常識に、今新たな条件が付加されようとしています。
それは? 植物性ミネラル です。
実は、市販のマルチビタミン・ミネラルサプリメントで、ミネラルを全て植物から供給している会社は私の知る限り1社か2社です。
ではほとんどの製品はどうなっているかと言いますと、鉱物、つまり岩を削って、鉄、亜鉛、銅、クロム、セレン、マンガンなどを入れているのです。私達の身体は岩をどんなに小さくして食べても、なかなか腸で吸収してくれないのです。
ビタミンが発見されたのが、1930年代。60年代には合成ビタミンが登場75年にはアメリカの上院議員のガン撲滅のための調査報告書「マクガバン・レポート」によりサプリメントの需要が大きく拡大しました。
その後さらに進化し、3つの世代に分かれています。
第1世代 合成ビタミンと鉱物ミネラル製品(吸収率と体内活性率に問題あり、特に疾患ある人は要注意)
第2世代 天然の植物由来によるビタミンと鉱物ミネラル
第3世代 天然の植物由来によるビタミンと植物由来のミネラル
もうお分かりかと思いますが、この第3世代の製品こそ私たちが待ち望んでいたものですね!植物由来のミネラル製品を供給できる会社は僅かです。
生命の源 ここで、糖質栄養素のビデオを紹介します。糖鎖の重要性、ドクターの話、細胞間コミュニケーションアニメーション、農業関係者の証言、などが見れます。約9分
植物性ミネラルサプリメントの時代!
下の表を見てください。これはProevity(プロエビティ)が出した、日本でも知名度のあるアメリカでポピュラーに出回っているマルチビタミンミネラル製品23社のラベル表示を6項目に渡って検証した「ミネラルとファイトケミカル製品の評価表」です。
これを見ると6項目全てクリアしている製品が1つだけあります。4項目合格が2社、あとは3つないし2つです。
ほとんどの製品がクリアしている項目が3つ、その表記は「自然のものである」「規格化されたビタミンで成分が表示されている」「規格化されたミネラルで成分がラベル表示」どれも当たり前と言えば当たり前な表示ですね。
3社が合格しているのは「規格化されたファイトケミカルで量を表示」
2社が合格「規格化され全て自然のビタミン複合体によるラベル表示」
唯一1社のみ合格「規格化され植物由来のミネラルを原料表示」この製品は全てに合格しています。
全てに合格した製品凄いですね。どうせ摂るならこういった製品が望ましいですね。この製品は、西洋からし菜(ブラシカユンセア)を水耕栽培し、その水にミネラルを溶かし込んで植物に吸い上げさせたところを収穫する事で優れた植物性ミネラルを大量生産することに成功したと言っています。そんな技術があったんだ!と思わせる優れた発想ですね。(特許製品)
この製品は糖鎖関連の会社が開発したものです。もう日本でも販売しています。管理人の食べた体感としては「ぽっと体温が上がる感じ!」でしょうか。糖鎖形成に大きな力となりますね。
方向性として分かっていることは自然のもので、規格化されたものである事は常識となっています。さらに植物性ミネラルへと!製造方法が特許化している昨今、この技術をいち早く取り入れた企業は2歩も3歩リードしていく事になりますね。
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植物性ミネラルの驚くべき溶解度!
私たちの身体は栄養素が吸収されるためには、消化器官でビタミンミネラルが高い溶解性をもつことが必要とされています。これは「何十種類の栄養素を配合しているから凄い」と言った事ではなく、いかに吸収されやすい栄養素を供給できるか!と言う時代に来ているともいえます。もちろん腸の状態が重要な要素にもなります。
簡単に言うと、腸壁はプラスに帯電していますので、そこに鉱物由来のミネラル(+)が来るとミネラルを腸で沈着させて吸収出来なくさせてしまうのです。そればかりか沈着したミネラルは下痢や便秘を引き起こす原因にもなっているので注意が必要です。その点植物由来のミネラルは(-)に帯電しているので吸収がスムースだと言えます。
植物ミネラルは自然な有機的複合体を作っていますので、高Ph環境でも吸収できやすく、体内で長くミネラルを保ち続ける事が出来ます。相乗効果としてカルシウム、マグネシウム、ビタミンの吸収を助ける事にも繋がっていくのです。
土壌栽培と水耕栽培1gあたりの栄養価比較
鉄 亜鉛 マンガン セレン クロム
ニンジン 0.1% 0.3% 0.3% 0.1% 0.1%
ブロッコリー 0.7% 0.3% 1% 0.1% 0.1%
ホウレンソウ 6% 0.5% 2.5% 0.1% 0.1%
カラシナ 0.9% 0.9% 5.5% 0.1% 0.1%
水耕栽培 267% 487% 1250% 900% 2250% ブラシカユンセア
Food Chmistry 71(2000)
※%が高いからと言って過剰摂取になるとは限らない。むしろ少量で配合が可能となる
いかがですか、今あなたが食べているマルチビタミンミネラルは、大丈夫でしょうか?植物性のミネラルの必要性がわかっていただけたと思います。