皆さんこの写真は何だか分かりますか?これはダウン症の方の染色体です。
正式には21トリソミーと言って21番目の染色体が一つ多いのが特徴です。ダウン症は西洋医学で対処法が無いのが現実ですが、栄養学的には、糖鎖を正常にする事によって、子供の成長が著しい例を多数見て来ました。 中には、顔つきがしっかりしてきた子、筋力がついて出ていた舌が引っ込んだ子供、代謝が良くなった、言葉が出るようなった、運動が出来るようになった、という報告を受けています。
しかしながら栄養素との関係を証明するような医学的証明(エビデンス)はまだまだこれからです。薬ではない天然成分での証明は今の薬に頼る保険制度では難しいと言えます。薬に頼った現代西洋医学では人間の身体が持つ「治癒能力」は証明されていないのです。
重要な事は,糖鎖栄養補助食品がもたらす良い成長が報告されるようになって来た、という事です。私達は糖鎖栄養素とダウン症の関係をこの10年探ってきました。私が知る限りでも、1500人ほどの子供達が恩恵を受けています。 お母さん方からの報告の中に糖鎖栄養素の可能性を確実に感じております。
また、、糖鎖正常化による、細胞間コミュニケーションの促進で、ダウン症で有る事に違いないが、本来の染色体の持つ情報が、速やかに伝わるようになった結果、色々な事が起こっているようです。
糖鎖栄養補助で日々の栄養環境を整える事によりダウン症に限らず、子供たちの成長をより良いものにする事が出来る!と言う事が出来ます。
また「幹細胞」の生成を促進する!と言う文献があります。これにより脳神経細胞の顕著な再生、増進を糖鎖がやっていると言う最新研究も聞こえて来ました。このブログ全体を読んでいただくとご理解が進みます。
何故、障害児は生まれてくるのでしょうか?
母親の体内での事故が殆どです。でも何故?ダウン症、自閉症、脳性麻痺等は、イレギュラーなDNA(遺伝子)のコピーにより先天的な障害が起きる為だと推測されています。原因は不明です。ダウン症児が生まれた家庭で、次の出産でのダウン症児の生まれる確率が非常に高くなると言うデータがあります。兄弟でダウン症、と言う事態は絶対避けたいですね。
アメリカのある産婦人科の病院では、ドクターがすべての妊婦に糖鎖栄養素を取るように指導したところ、その病院では障害児出産が無くなった!と報告を受けています。体内でのこうした事故を糖鎖が守ってくれると言う可能性は重要だと思います。
ダウン症候群の早期老化について
ダウン症候群は知的障害者の中でも老化が早いと言われている。その原因として次の要因が考えられます。
・胎児性ヘモグロビンは、乳幼児から減少し始めおおよそ3歳になると1%以下となり、成人では0.5%程度骨髄で作られるがほとんど増加することはなく、成人型ヘモグロビンが大量に存在します。胎児性Hbは,組織への酸素供給が成人型に比べて悪いからです。低酸素血症を伴う重篤な肺疾患や心疾患があれば,これが不利に働く場合があります。胎児性Hbから成人Hbへの移行は出生前に始まっています。しかし、ダウン症候群の場合、生まれた直後から胎児性ヘモグロビンは減少するものの、思春期に再び増加すると言われています。一般の人でも老人になると胎児性ヘモグロビンが増加します。
・2-3-DPGという物質がダウン症候群に多く存在していることが最近の研究で明らかになっています。2-3-DPGが多く存在するとヘモグロビンは体の組織に酸素を多く供給する働きをすると言われています。ダウン症候群では2-3-DPGの値が高い人の割合が約70%と言われています。最近の研究では酸素の取りすぎは老化を促進することが分かってきました。
・SOD-1と呼ばれる重要な酵素の活性化は、21番染色体上の遺伝子によって決定されます。ダウン症候群は21番染色体が1本過剰に存在するため、SOD-1の酵素の活性化も50%高いと言われています。人間は2個分の遺伝子で決められたSOD-1が存在すると長寿であることが判明しており、50%増加すると寿命は短くなると考えられています。
さらに、21番染色体が過剰に存在すればSOD-1が活性酸素を増加させることも確認されているらしい。胎児性ヘモグロビン、2-3-DPG、SOD-1、活性酸素等の値が高いことがダウン症候群の早期老化の一因と考えられるのです。
糖鎖糖質栄養素は、糖鎖の形成だけでなく活性酸素を取り除き、傷ついた細胞を修復する、抗酸化作用に優れています。子供から大人全てに、酸化ストレスから保護するためにも、糖鎖栄養素は必要だと言えるでしょう。
■脳神経回路維持の仕組み判明、ダウン症解明に光
一度出来上がった脳神経の回路を維持・管理する仕組みを、国立遺伝学研究所の榎本和生・助教授らの国際研究チームが、ショウジョウバエを使った実験で突き止めた。
脳の神経細胞間の配線は成長の過程で一度作られると大きくは変化しないが、ダウン症候群などでは、配線を作っている神経細胞の突起が委縮したり、消失したりすることで、神経症状が起きると考えられている。しかし、その発症メカニズムはほとんどわかっていなかった。
榎本助教授らは、細胞の増殖を抑える「ワルツ」と「ヒポ」という2つのたんぱく質(リン酸化酵素)が脳神経細胞でたくさんできていることに着目。ショウジョウバエの幼虫の遺伝子を操作して、このたんぱく質のいずれかを作ることができないようにすると、神経細胞の配線が一度出来た後、細胞の突起が60%減ることがわかった。榎本助教授は「同様の遺伝子操作をすると、マウスでも、脳障害が起きたり、寿命が短くなったりした。人でもこのたんぱく質があり、ダウン症候群などとの関連を明らかにしたい」と話している。
(2006年8月15日20時53分 読売新聞)
コメント: こう言った神経系とダウン症の因果関係が解明されてくれば、必ず糖鎖と神経系統との関係もクローズアップされてきます。すでに研究では脳神経と糖鎖のかかわりが大きく報道されています。
自閉症の原因は遺伝子にあり を参考にしてください(当ブログ内記事)
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