2013年4月29日
GWの前半最終日、優しい太陽と爽やかな風を受けながら播磨灘(明石市)を歩いた。
メンバーは卓球仲間11人。リーダーはわが夫。
随分前から行先探しをし、パンフレットをつくり、ゲームを考え、準備をし、最後はインターネットでシュミレーションをして歩き、いよいよ当日にこぎつけた、このレクレーション、おおかたアバウトな彼にしては綿密な検討を行っていて、いつもとちがう一面もみた思いだ。
朝9時、仁川駅に集合、阪急電車で「高速神戸」まで行き、山陽電鉄に乗り換え、「東二見」下車。そこから始まったウォーク。
最初に行った「極楽寺」は名水といわれる弘法大師霊水があるということだったがちょっとがっかり、それらしきものはない。 海添いを歩いて次に行った「薬師院」のボタンは良かった。
短歌一首
ふぁふぁの 牡丹の花を そっと撫づ 「閼伽井の水」で 清めたる手で
「閼伽井」、 これは「あかい」と読み、神に奉げる水という意味と聞く。良い水が出るので良い酒が作られるこの地らしきことを納得。
次は「天王神社」茨木酒造へ。酒の試飲ができると勇んで歩く男性がいる。 皆、おいしい濁り酒の試飲をし、夫は地酒を購入して、弁当の場所まで持参することに。
短歌一首
杉玉に 頭触れられ 店を出る 新酒の試飲に ほろ酔うわたし
「杉玉」は新酒が出来た時杉の葉先でつくり、ぶら下げる、球形のものである。この店先に大きな杉玉が下げられていた。
弁当の場所は住吉公園。住吉神社には立派な藤棚があるが藤の見学はあとまわし、花より団子で楽しい食事がはじまった。わいわいガヤガヤの弁当タイム。終盤は夫の手作りしたゲームで盛り上がる。もっと遊びたい気持ちを断って「藤を見よう」、と立ち上がらせる夫、帰り時間を気にしているのがわかる。
弁当タイム
丁度満開の藤を写真におさめて・・・・・・それから「長楽寺」へ。長楽寺も井戸水をくみ上げるポンプが設置されていたことが印象にのこった。やはり良い酒ができるということを物語っている。
そこからはコーヒー館のある「 江井島 酒館 」へ。コーヒー大好き男性の足が早まる。 下見していないコースを歩く夫は所どころで土地の人に道を聴いている。「ご苦労さま」とそばで思う私。 やっとコーヒー館に着く。明石ブルワリー、日本徳利博物館というきれいな建物も連なっている。 ここに魚住城があったらしい。目路はるかに明石大橋もかすんで見える。美味しいコーヒーで皆和やかに過ごし、あとは「江井ヶ島駅」へ。
山陽電鉄で明石へ。明石から阪神電鉄で、新開地に。同じホームで阪急電車に乗り換え西北へ。相互乗り入れで便利になったと喜んだのは何年前だろう。その後両社は阪神阪急ホールディングと変わったが。 「このまま奈良まで行けるよ」と山陽電車に乗っている夫がいう。
帰宅して万歩計を見ると、2万歩を越えていた。明日の卓球に皆、来れるだろうか・・・・。
短歌一首
神よりの 賜わりものの 時間(とき)を生く 西陽にふたりの 影ながくひき
突然に失礼いたします。
お人違いならば、お許しくださいませ。
ブログを教えて頂いた「短歌と写真」で検索いたしましたら、こちらに辿りつきました。
内容がお話にありました「播磨灘・閼伽井、等」関連、またカテゴリーに上田家とありましたし、何よりも杉玉のお歌がありましたので、すみれ先生のブログと思いコメントをいたしました。
今日はお時間を頂まことにありがとうございました。
心から御礼申しあげるとともに、今後ともよろしくお願い申しあげます。
渡辺 由江 拝
いいね。いいね。
なにぶんはじめてのところで道を尋ねたり、時間を見ながら
の行程、無事終わる、2万歩あるいて疲れたが満足、とっても良かった、ブログで好評みたい等で 安堵した。 リーダー
コメントいただいてありがとうございます。
パソコンお達者なんですね。
短歌も最初からお上手だし、なんでもお出来になるみたい。そんな感じがするお方です。
今後ともよろしくお願いいたします。