真緑の☆ぶるぅパンツぁー!

日々思ったことを書きます。

クラウド日記「Diaro」は使える。

2015-01-17 20:59:52 | 日記

ご存知のように、Chromebookはあらゆる作業をWEBサービス上で行うという前提で開発されたハードウェアだ。
今までWEBサービスやらクラウドやらには縁が遠かった私だが、アーリー・ヒトバシラーとして面白半分にChromebookを買ってしまった以上は、自分の知的作業をどこまでネットの向こう側に移行できるのだろう、という問いに挑戦せざるを得ない。
セキュリティーは本当に万全か、とか、そもそもWEBサービスの運営者を100%信じていいのか、という事は置いといて、だ。
まずは日々の記録、いわゆるライフ・ログを何処に残すか。
鉄板イチオシはEvernoteだろうが、個人的にはこのサービスとはどうも相性が悪い。
一番困るのはカレンダー形式で特定の日の記録にアクセスできない事だ。
だったらGoogle Calendarなどのスケジュール管理サービスはどうだろうか?
これも個人的には駄目だった。
未来の予定に焦点を当てたスケジュール管理には余計な設定項目が多すぎる。とくに、時刻の設定。
スケジュール管理なんだから時刻設定は当たり前なのだが、私が欲しいのは「短い文章を次々に書きまくって、後日カレンダーから日付をクリックすると、その日に書いた文章にすぐアクセスできる」サービスで、必要なのは日付であって時刻はいらない。
日付とタイトルと本文。それ以外はいらない。設定したくもない。
となれば、いわゆる日記サービスが最適だろうと当たりを付けて、いくつか試す中でたどり着いたのがDiaroだった。
変に多機能でないところが良い。
とにかく文章を書けば、カレンダー表の今日の日付の場所に保存される。後日、どこかの日付をクリックすれば、その日に書いた文章がすぐに呼び出される。
タグ付けやフォルダーによる分類にも対応している。
Androidアプリは、400円プラスαを支払わないとクラウド接続できないが、個人的には、自分の持つデバイス、すなわちChromebook、会社のPC、自宅のPC、携帯電話全てで同じようにアクセスできるのだから、それくらい安いものだ。
現在、業務日誌とダイエット日誌のフォルダーを作って、日々書き日本酒留めておかなければいけないことは出来るだけDiaroにアップロードするようにしている。
ちなみに以下の食事記録もDiaroからの転記だ。

朝、起きたときの体重 86.2kg
7:00 ヤマザキ 赤飯おはぎ×3個
10:00 牛乳プリン×2個
12:00 マルちゃん タイカレー(カップラーメン)×1個
12:00 クロワッサン×1個
15:00 マカロン×1個
23:00 旨えびキムチ×1パックの70%
23:00 日本酒×500ml

Appleという企業 その2

2015-01-15 22:50:35 | 日記

 創立百年のIBMは別として、1970年代~1990年代に創立されたアメリカの巨大コンピュータ企業、とくにアップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグルなどの一般消費者向けの製品を作っている企業の風土として「コンピュータを使って、俺たちの手で、世界中の人々の生活を今より遥かに便利で快適なものに変えてやる」という強烈な欲望というか自負というか、そういうものがあるような気がする。
(マイクロソフトOSの主な顧客は一般消費者ではなくIBM互換機を作っているハードウェアメーカーだろとか、グーグルの顧客は検索エンジンに広告を載せている企業だろというツッコミは無しでたのむ。この場合の顧客とは、その製品・サービスを実際に使う人々という意味で捉えて欲しい)
 現在、上に挙げた企業がそろって、デジタル・コンテンツのダウンロード・マーケットを中心とした独自のデジタル生態系の構築に力を注ぎ、一般消費者の知的生産・保存・流通、さらには余暇のエンターテインメント消費までを囲い込もうと互いに鎬を削っているのも、「コンピューターによって人々の生活、そのありとあらゆるものを改善する」という(良くも悪くも)強烈な欲望ゆえのことのように思える。
 ただ、結果としては同じようなエコシステムを作っているように見えて、そこに至る動機付けは各社微妙に違う。
 何故違うのかといえば、それぞれ違う個性と発想を持つ創業者によって、コンピューター関係であるという以外は全く別の業態で創業されているからだろう。
 アップルは、創業時から一貫して「パーソナル・コンピューター・メーカー」だ。
 1960年代まで、コンピューターといえば企業か大学のコンピューター室に、更衣室のロッカーよろしく居並ぶ鉄の箱のことで、ユーザーは上司にお願いしてその演算能力を時間割で使わせてもらっていた。
 1970年代に入って、マイクロプロセッサの発明を機に、個人が、タイプライターやペンやノートや机や椅子を所有するように、コンピューターを所有し、知的生産に使える時代がやって来るのではないかと一部の人々が思い始め、いくつかの企業が「パーソナル(個人の)・コンピュータ」を製造し始める。
 アップルもそのころ創業し「パーソナル・コンピューター」の製造を開始している。
 老舗パソコンメーカーというわけだ。
 だから、アップルにとってコンピューターとは、コンピューターである前に、まず万年筆やノートと同列の、個人が所有し使いこなすべき「道具」だ。つまり「モノ」だ。
 万年筆メーカーが「ペン先から黒いインクが出てきて紙の上に定着する」という「書く機能」だけを淡々と提供しているわけではなく、「書き心地」や軸の握りやすさ、見た目のデザイン、触った時の質感にこだわるように、アップルは「道具」としての質やデザインにこだわる。OSなどのソフトウェアも、そういう視点で設計する。アイコンのデザインは洒落ていて、かつ視認性も良好か、フォントは見やすくて美的にも優れているか、ウィンドウの枠、ユーザーインターフェース。それらは道具として、「文房具」として優れているか。そのことに、マウスの質感や筐体のデザインと同レベルでこだわる。
 その辺が、BASIC言語やプリインストールOSから始まったソフトウェア専業メーカーのマイクロソフト、書籍のインターネット通販から始まったアマゾン、ウェブ検索サービスから始まったグーグルとは違う。たとえ彼らがハードウェアを作ったとしても、マイクロソフトにとってのそれはOSの優秀さをアピールするため物だし、アマゾンにとってのキンドルはデジタル書籍通販の納品先だし、グーグルにとっては自身のウェブサービスをユーザーが何時でも何処でも使えるようにするための入出力装置でしかない。
 人々のデスクワークを今よりも遥かに生産的で快適なものにする「文房具」としてのコンピューター。若き日々、カリグラフィーにのめり込んだ創業者のこだわりは、このあたりにあったように思う。

Appleという企業

2015-01-15 20:51:13 | 日記

 ヒラギノというフォントをご存知だろうか。
 私は以前、仕事で行書体を使う必要に迫られ、Windows標準の書体にどうしても納得が行かなくて、このヒラギノというフォントのパッケージを買ってインストールしたことがある。
 たしか当時1万円前後を支払ったように思う。まあ、仕事に使うということで経費で落としたから個人の財布は痛まなかったが、たかがフォントが一つCDに入っているだけで(厳密には等幅とプロポーショナルの2フォントだったが)1万円とは、高いものだなぁと思った記憶がある。
 しかし、さすがに一流メーカーが販売している有料ソフトだけあって、均整の取れた美しいフォントだった。
 それからしばらくして、かのカリスマ経営者スティーブン・ジョブスがNextStepを手土産にアップルに返り咲き、それがMacOS Xとして装いも新たにMacintoshに搭載された。
 そのMacOS Xの日本お披露目の際、アメリカから駆けつけたジョブス氏は、熱狂するマック・ファン及び一般マスコミの注視するステージ上で「とって〜も美しいヒラギノフォントも標準搭載してマ〜ス」などと言っていた。
 テレビか何かでその様子を見た当時の私は「ヒラギノフォントなんて日本人でさえほとんど知らないよ」とか「いや〜日本語フォントが美しいかどうかなんて、アメリカ人のジョブスさんには分からないでしょ。営業トークにしても、もうちょっと違うこと言ったらどうか」などと生意気なことを思っていた。
 時は流れ、カリスマ経営者ジョブス氏もついに他界され、彼の経歴や人となりが改めて人々の注目を集めた。
 その時私は初めて、彼が学生時代にカリグラフィーに熱中していたという事実を知って、十年前の彼の演説を思い出し、「ああ、なるほど」と腑に落ちた。カリグラフィーというのは、私も良く知らないが、金属製のペン先を使って美しく装飾的なアルファベットを手書きする、西洋における書道のようなものらしい。だとすれば、ジョブスは美しい文字に人一倍のこだわりを持ち、また、美しさを評価する訓練を若いときに受けていたということになる。
 審美眼というのは持って生まれたセンスも大事だが、多くは訓練によって培われるものだ。そして訓練によって身についたセンスは得てして近傍のジャンルに対しても有効だ。フランス料理を学んだ西洋人のシェフの味覚が、日本の寿司に対しても有効であるように、漢字の意味は分からなくてもジョブスは美しい日本語フォントを見分ける力があった可能性は高い。

Chromebookを買った。

2015-01-14 15:11:19 | 日記

クロームブックを買った。
機種は、DELLのChromebook11だ。
11インチ液晶で3万円代。
ちなみに、この記事も写真を取り込むところからリサイズしてgooブログに転送するまで全部Chromebookで行った。
もちろん、文書の入力もChromebookだ。
(厳密には、Chromebookと各種のWEBサービスで、という事になるのか)
さて……。

(富士フイルム X-M1 XC16-50mmF3.5-5.6OIS)