時折引用させてもらっている「In Deep」さんの翻訳記事です。面白いので速報。
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「人の心の中にはもともと神と来世がある」:オックスフォード大学の研究結果
イギリスのオックスフォード大学で、先日、この種の研究では最大規模の調査が3年間の調査期間を経て終えたことが報告されました。その調査とは、
・人間は生まれながらに自分の中に神(あるいはスピリチュアル的な概念)を持っているのか
というものでした。
〔中略〕
この調査の目的は、突き詰めるところ、
「神や宗教は教えられて体得するものなのか、それとも、教えられなくとも生まれつき人間の心の中にあるものなのか」
ということのようです。
世界には宗教を持つ人が多く、それらの人びとは多くが、子どもの頃から生活や学校や家庭学習の中で「神や宗教」を教えられることが多い感じがします。それだけに、
「私たちが宗教を信仰しているのは、教えられたからなのか」
という疑問はあったのだと思います。あるいは、
「教えられなくとも私たちは神のようなものを信仰したのか」
という疑問からのものだったようです。
そして、三年間の一大プロジェクトの調査の結果は、
「人間の心の中にはもともと神や来世(死後の生命)のようなものを信仰する要素が存在する」
でした。
〔詳細はこちらへ〕
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《子どもたちは、心、あるいは魂などが死後の世界でも生き続けてることと考えている。これは、多くの異文化の子どもたちの間に共通で、クイーンズ大学(アイルランド)、清華大学(中国)などでの実験でも同じことが示された。》
《人びとが、「心と体を分離して考える」ことは自然であることもまた示された。つまり人間は自然な状態では二元論者であることを実験は示唆した。》
といった記述もあります。まあ、子供たち(まだ魂が肉体に入りきっていない状態)が、超越者や他界の存在を当然だと思うのは当然でしょう。
二元論が人間の自然であるということは前に述べたことがあります。一元論は論理的正当性を持つにしても、人間にはちょっと無理なのだと思います。
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