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【拾いもの】三つ鳥居の謎

2012-06-20 02:15:51 | 高森光季>その他

 どこかで拾ってそのままにしていたものですが、どうも気になっていたので、投下してみます。

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788: 本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 12:39:19 ID:Ik5Ynjg8O
  開かずの間とはちょっと違うかもしれないけど祖父から聞いた話
  私の祖父は十歳の時に実家にあった開かずの蔵を開けてしまった事があるそうです。

  祖父の実家は奈良県で代々拝み屋をしていたそうで、
  祖父も幼少の頃から跡を継ぐ為に修行をさせられていたそうです。
  その蔵の中には家宝の古い井戸があり普段は鍵をかけ封印していたのですが、
  その日は前日に祖父の父が家宝を使い鍵を掛け忘れた為開いていたそうです。

  祖父は
  「蔵の中にある家宝の井戸は危険な物だから蔵の中に入ってはいけない」
  と言い聞かされていたのですが、好奇心に勝てずに蔵の中に入ってしまったそうです。
  中には聞かされていた通り古い井戸があり井戸を囲む様に鳥居が
  三つ立っていてそれぞれの鳥居の下には、剣が一本ずつ祀ってあるそうです。
  (日本刀の様なカタナではなく剣ツルギだそうです。)

790: 本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 13:24:28 ID:Ik5Ynjg8O
  祖父は家宝の井戸の中はどうなっているのかを確かめたくて蔵に入ったそうです。
  と言うのも家宝の井戸は自分達に祓えない物や、危険な物等、
  手に負えない物を吸い込んでくれる井戸だと聞いていたからだそうです。

  祖父が「自分は修行しているから大丈夫」と自分に言い聞かせながら鳥居の内側に入った瞬間、
  「ゥゴォオオオオォォ」
  激しい音?咆哮?と共に、井戸に引っ張られたそうです。
  「身体ではなく中身が引っ張られる。」と祖父は言っていました。

  祖父は慌てて印を組み祝詞を挙げて逃れようとしましたが、
  まだ十歳で修行中の祖父はその場に踏み留まるだけで精一杯、動けなくなってしまったそうです。
  そして長い時間耐え体力も限界になり、
  「もう駄目だ吸い込まれる」
  そう思った時、祖父の父が駆けつけ祝詞を挙げると祖父は
  鳥居の外に弾き出されそのまま気を失ってしまったそうです。

792: 本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 13:55:25 ID:Ik5Ynjg8O
  その後祖父は霊力?が殆んどなくなってしまい、
  跡を継ぐ事が出来なくなり25歳の時に両親と喧嘩別れしてしまったそうです。
  (実家の家業は弟が継いだそうです。)

  祖父の話だと家宝の井戸は先祖が造った物で、
  その井戸を持っているから代々拝み屋をしてきたそうです。 
  家宝の井戸は元々「力」を手当たり次第吸い込む物で何も知らずに近づくと、人間の命も吸い込むそうです。

  祖父のしていた修行も殆んど井戸を使いこなす為のものだそうです。
  祖父は「色々あったがあの井戸から離れられて良かった。」と言っていました。 
  現在祖父の実家とは、全く付き合いがありませんし、
  祖父もこの話をする時は必ず酒が入っていたので真実は分かりません。

  携帯から失礼しました。おわりです。

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 なぜ気になっていたかというと、この「三つの鳥居に囲まれた」というのを、見たことがあるからです。
 それは京都・太秦の「蚕の社」。けっこう有名ですね。



 この神社は、あくまで私の主観的体験ですが、強い「気」のようなものを感じる場所でした。かなりすごかったでした。こんなことを言うと「パワースポット信者かよ」とからかわれるかもしれませんが、まあ、そういう場所というのはあるもので、といってあくまでそれは主観的体験だから大声で語るものでもないし。気を感じたからといって何かいいことがあったわけでもないし。

 三つの鳥居は、横に三つ繋げて並べたもの(中央が大きい、脚は計四脚。奈良大神神社、秩父三峯神社)と三角形に囲んだもの(脚は計三脚)があって、今は後者の話です。
 この囲み形は、蚕の社のほかにも、墨田区三囲神社、奈良県大神教会、岐阜県大和町にあるそうです。墨田区のものは「三囲神社」を氏神とする三井家の屋敷から移築したものとされていて、「三井」の名はこれに関係があるらしいです。(ううむ、これも何か……)
 蚕の社は、秦氏と関係があるとされています。何か秦氏由来の秘術に関連するのか(秦氏は中東人でユダヤ教徒だったとかキリスト教徒だったとかいう伝説もありますね)。
 この「奈良県の拝み屋」の家が、そうした秘術と関連するのか。秦氏ではなくミワ族(天皇家より古い土着の王族?)と関連するのか。片刃の日本刀ではなく両刃の剣だったというところも、なかなか不思議。
 まあひょっとすると、そういった伝説を踏まえた創作なのかもしれませんが、この書きっぷりはそうでもないような感じもして。
 なんかロマンを感じます。
 何かご存じの方がいらっしゃたら教えてください。


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1 コメント

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三つの鳥居 (トド)
2012-08-05 01:55:25
ケンジョセフの「隠された聖書の国・日本」「隠された十字架の国・日本」では、景教(中国に入ったネストリウス派キリスト経)の影響で作られたものとしてるようです。
この写真も使ってます。
それによると日本仏教は、かなり景教の影響が入っているようですね。真言宗は十字を切る作法が入っているらしいですし。確かに、頷けるところが結構あるように思います。
天台の者なのですが、いろいろな視点から仏教を勉強中です。
ブログ等々、いつも読ませていただき、勉強になっておまりす。
ありがとうございます。
・・が、マイヤーズの仏教批判は、ちょっと皮相的な感じがして・・よく判りません。・・という感想です。
すみません。
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