【追記】日本で観察されたエクトプラズム現象

　先日のエントリのコメ欄で「日本でエクトプラズム現象が観察・記録されたことを聞いたことがない」と書きましたが、読者の方から記録があるとのご指摘をいただきましたので、ご紹介しておきます。
　小田秀人著『四次元の不思議』（潮文社、1971年、絶版、筆者は未見）に、「エクトプラズムの円の中に顔があるモゴールの顔という写真と物質化した補永博士という写真とが掲載されてい」るとのことです。
　また、後藤以紀著『心霊科学と自然科学』にも、不明瞭ながらエクトプラズムの写真が収載されているとのことです（97頁、150頁、霊媒：津田江山）。

　なお、春川栖仙著『心霊研究辞典』（東京堂出版、1990年）の「物質化現象」の項には、「日本では、亀井三郎、津田江山、萩原真、竹内満朋らが物質化霊媒として認められていたが、完全〔全身の意か〕物質化に成功するまでには至らなかった」と書かれていました。

　日本での心霊研究や交霊実践の歴史的記録を、インターネットでまとめてくださる人がいるといいですね。日本心霊科学協会さんあたりがやってくださるとありがたいのですけれども（なんという人任せｗ）。