ちょっと前に「米国人の2割『世界の終末近い』、マヤ予言も影響=調査」という記事がありました(ロイター)が、「In Deep」さんにより詳しい記事紹介が載っていました。以下は部分引用。
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災害の噂だらけの世界で:「この世の終わり」に関して米国の調査会社が21カ国で行った国際調査のデータ(In Deep)
これは、「生きているうちに世界の終わりが来ると思うか?」という質問を、中国、トルコ、ロシア、メキシコ、韓国、日本、米国、アルゼンチン、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、フランス、スペイン、ベルギー、カナダ、オーストラリア、イタリア、南アフリカ、英国、インドネシア、ドイツの、全21カ国の1万6000人以上を対象にしておこなった大調査です。
調査の結果、全体の7人に1人、率にして 14パーセントの人々が『自分が生きている間に世の終末が来る』と考えていることがわかったが、その内訳は、
・強くそう(世の終末が来ると)考えている → 4パーセント
・いくぶんそう(世の終末が来ると)考えている → 10パーセント
「生きている間に世の終わりが来る」と考えている人の割合が最も多かったのは、トルコと米国で、ともに約5人に1人(22パーセント)がそう考えていた。
多い順としては、その後に、
南アフリカ (21パーセント)
アルゼンチン(19パーセント)
メキシコ (19パーセント)
インドネシア(19パーセント)
と続く。
一方、「生きている間に世の終わりが来る」と考えている人の割合が最も低かったのは、フランスの6パーセントだった。
以下、下からの順位は、
ベルギー (7パーセント)
イギリス (8パーセント)
スウェーデン(11パーセント)
だった。
また、21カ国全体で『マヤのカレンダーが2012年の終末を示している』ことを信じているのは 10人に1人(10パーセント)だった。
マヤカレンダーの予言に関して、信じている人の割合が最も多かったのは、中国で、5人に1人(20パーセント)だった。
以下、トルコ、ロシア、メキシコ、そして日本の4カ国がそれぞれ信じている人の割合が 13パーセントで並んだ。一方、ドイツとインドネシアでは、4パーセントの人がマヤカレンダーを信じているに過ぎなかった。
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詳細は引用元でどうぞ。
マヤの予言を一番信じているのが中国だというのはちょっと笑いました。あれだけ情報規制が行なわれている社会なのに、マヤ予言は広まっているんですね。
第二位に並んだトルコ、ロシア、メキシコ、日本というのがどういう意味を持つのか。ちょっと面白いです。まあ、いずこも「乗り」の人が多いでしょうけれど。
余談ですが、日本人の一般的特性として、「臆病/慎重」というのがあるようです。ソースは忘れましたが、生物学的検査で、日本人の脳は「不安を感じやすい」とかいう記事もあったと思います。まあ、いい悪いの問題ではなく、そういう傾向があるかなと。終末予言もそのあたりをくすぐるようです。
しかし、5人に1人が終末ないしはマヤ予言を信じるというケースがあるのは、ちょっと意外でした。
ま、終末はないと思いますが。
終末論に関しては、当ブログの「【霊学的イエス論(25)】イエスの負の遺産」に書きましたのでよろしければご参照ください。
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