「一周年っ」と書いたらその後少し過疎り気味ですね。何じゃ?www
今回もまたちょっと風変わりなお話。
神道というか、日本の伝統的霊文化の色合いが強く出ている話です。
こういう領域もあるのでしょう。
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377 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/08/05(火) 23:43:05 ID:mtTBb3bw0
忘れちゃうのももったいないのでカキコ。
職場のベランダでいわゆるグリーンカーテン作ってるんだ。
で、はっきり誰が世話やれとか決まってない関係で
水遣り忘れられが多くて、ある日水やってみたのよ。
そしたらなんか通じるものがあるのかね。
ゆらゆら葉っぱがゆれるそばから、今日はさっさと帰りなさい的な念を感じたのよ。
さっさとって言われても仕事あるから早く帰らなかったし
念も帰り際にはちょっとしぼんでるような感じだった。
そしたら帰りに人身事故があって、在来線止まって新幹線で帰る羽目に。
ありがとなーと水やったり蔓直してやったりしていたら
一番花も見せてくれました。職場の誰も気づかなかったけど日陰で咲いてくれた。
見つけたときが不思議で、なんだか目があったような感覚でした。
で、ついさっきも、特に水もやってないのに
さっさと帰れーな念を感じたんですね。
なんだろうと思っていたら大雨洪水警報発令でした。
植木には心があるのかもしれないと今思ってます。
ただ、うちの庭の植木は何も語ってこないけれど…
414 本当にあった怖い名無し sage 2008/08/18(月) 23:08:46 ID:L48FpVY+0
>377ですが続きカキコ
別に続いてないがおなじくグリーンカーテンの
ちょこっといい?話
またしても長く居残っていたら
このくらいの時間で帰っとけ…という念が、いきなり
てめえ帰れ帰れいますぐ帰れと騒がしさを増した。
帰っとけ…の段階では雷交じりの大雨、騒がしくなってもまだけっこう降ってる。
ていうかいつも出るよりちょっと早いんだよ、と思ったんだが
なんだかほんとに騒がしいので荷物まとめて猛ダッシュ。このときだけ小止みになった。
丁度来ていた電車に滑り込んだら、そこから順繰りに豪雨で電車が遅れていった。
いつものに乗っていたら相当待たされていたはず。
これはまた感謝せねばならないと思いました。
ちなみに走っている間
そんな何でも分かるなら肌荒れ直してくれよー、と念じたら
そんなもん家神に頼め、俺の管轄は駅までだ、と返ってきた。
不思議すぎる。家神って何だ。お前はまさか職場の神か。
他
水遣りの際バシバシ窓開け閉めしてたんだけど
最後に思い切り指はさんで怪我をした。
うおいってー、とふと苗を振り返ると葉が生々しく傷ついている。
…ああ、乱暴に開閉して挟んだのね、ごめんごめん悪かった…と思ったところで
なんだか植物の奇妙な意思を感じました。おあいこって奴ですね。わかります。
でも日本アサガオってもっとこう……ガラのいいしゃべり方するべきだと思うんだ。
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499 1 2005/04/25(月) 21:11:55 ID:rlzhjmli0
中途半端に長い上、ちょっと微妙かもしれませんが。
うちの兄は10年ほど前に亡くなりました。
亡くなる前々日、何時もは帰ってすぐ部屋に入ってしまう
兄が珍しく私にPCの使い方を教えてくれた事を思い出すと
今でも涙が出てきます。
その翌日、兄は会社を無断欠席し、家にも帰らず、翌々日
遠い地方のホテルで遺書もないまま自殺をしてしまったのですが。
で、まあ当たり前かもしれませんがその話はあまり人には
してなかったんですよ。
特にネット繋がりの友人とかだと兄がいる事すら話してま
せんでしたし。
その後、暫くしてあるイベントのために私は友人と某県に出掛け
ました。イベントは楽しく終了し、ネット仲間で飲み会をすること
にしていましたので、時間までゲームセンターで時間潰しをしてい
ました。
その時に、友人(私の兄の事も知っている)が不意に
「そう言えばその内私もお兄さんにお線香あげにいかなきゃ」と
ポツリと呟いたのです。
突然の台詞に「何言ってんだ?」と思ったのですが、まあ
「ありがと」と返しておきました。
すると、同じく飲み会に参加するグループの一人の女の人が
突然、「すいません、そのお兄さんってもしかして黒髪短髪で
ここにこう言う風にほくろのある人?」と言って来たのです。
500 2 2005/04/25(月) 21:12:54 ID:rlzhjmli0
彼女とは面識がなかったのですが、確かに兄は黒髪短髪、
その女性が示した所に特徴的なほくろがありました。
驚いて頷くと「今、お友達さんがお兄さんにって言ったら
あなたの後ろにどっかの風景が映って、その男の人があなたの
頭をなでてたの」と言われました。
彼女はちょっとばかり霊感があり、占いをしている方だそうで。
兄が何か告げたいようなので見てあげる、と言われました。
半信半疑でお願いすると、
「あなたのお兄さんはあなたのお父さんの血の人が運んだ水を
守るためにお父さんの田舎にいて、土地を守っている。
そこは(以下とある所から見た風景)な所で、小さな祠と
石がある、その石にお兄さんはずっと座ってる」
と言われました。
私はその風景がなぜかふわりと頭に浮かびましたが、そんな場所
も祠も心当たりがなかったので、取りあえず心にとめるだけで
本気では信じていませんでした。
501 3 2005/04/25(月) 21:13:37 ID:rlzhjmli0
それから、私は彼女に会うこともなく1年ほど経ちました。
ある時、久しぶりに父親の田舎(本家が住んでる。うちは分家)
に行く事になり、何となく両親より1日早く一人でそこを訪れました。
その時、なんとなーく本家のばーちゃん(祖母の姉)に「ここら辺
に水に関係のある祠とかってあるの?」と聞くと、ばーちゃんは
ちょっと驚いた顔をして「そんなのあんたに話したっけ?」と言いました。
そして連れて行かれたのは、本家の家から10分ほど歩いた杉山に続く
林道。その途中の獣道みたいな坂をちょっと登った所に小さな祠がありま
した。そして、その脇に60センチ角の白い石が。
ばーちゃん曰くその祠は祖母とばーちゃんの父親(私の曾祖父)が
この集落が水不足だった時にある水が綺麗とされる山から龍神を
勧請するために持ってきた石が祭ってあるとのこと。
そして、この白い石はいつのまにかここにあったとのこと。
この祠のお陰か、近所の井戸はもう濁ってるのに、うちの井戸だけは
何故か水が綺麗で、普通に飲める事を聞きました。
そして「ちょっと前まで井戸が枯れかかったんだけど、あんたの
お兄ちゃんが亡くなっ49日が過ぎたらまた水が出るようになった」と。
私はそれを聞きながらも半信半疑。偶然だろうと思ってたのですが。
祠から林道に降りようと振り向いた途端。
502 4 2005/04/25(月) 21:14:42 ID:rlzhjmli0
目に飛び込んだ景色はあの時彼女に聞いたままの景色だったのです。
山の間に広がる田んぼ、(砂利で)白い道。被さるような緑に赤い実
(桑が植わってました)。彼女の言葉が頭の中に蘇り、私は思わずその
場で泣き伏してしまいました。
ばーちゃんはいきなり泣き出した私にびっくりしましたが、訳を話すと
「おにぃは山神か龍神の使いになったんだねえ」と泣きながら笑いました。
翌日、1日遅れでやってきた両親にもそのことを話すと「もっと早く教
えろ」とちょっと怒られましたが、そのまま偶然遊びに来ていた親戚の
土木屋さんに頼んで祠の周辺を整備し、坂には階段を作ってもらいました。
亡くなった兄に関する話しはこれ1個で、誰の夢枕にも立ってはくれませんが、
まあ、元気でやっているのでしょうと思う事にしています。
因みに祠を整備して以来、田舎に行く時は必ず晴天です。
以上です。
あんまり良い話しかどうかは判らない上に
長々と申し訳ありませんでした。
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今回もまたちょっと風変わりなお話。
神道というか、日本の伝統的霊文化の色合いが強く出ている話です。
こういう領域もあるのでしょう。
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377 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/08/05(火) 23:43:05 ID:mtTBb3bw0
忘れちゃうのももったいないのでカキコ。
職場のベランダでいわゆるグリーンカーテン作ってるんだ。
で、はっきり誰が世話やれとか決まってない関係で
水遣り忘れられが多くて、ある日水やってみたのよ。
そしたらなんか通じるものがあるのかね。
ゆらゆら葉っぱがゆれるそばから、今日はさっさと帰りなさい的な念を感じたのよ。
さっさとって言われても仕事あるから早く帰らなかったし
念も帰り際にはちょっとしぼんでるような感じだった。
そしたら帰りに人身事故があって、在来線止まって新幹線で帰る羽目に。
ありがとなーと水やったり蔓直してやったりしていたら
一番花も見せてくれました。職場の誰も気づかなかったけど日陰で咲いてくれた。
見つけたときが不思議で、なんだか目があったような感覚でした。
で、ついさっきも、特に水もやってないのに
さっさと帰れーな念を感じたんですね。
なんだろうと思っていたら大雨洪水警報発令でした。
植木には心があるのかもしれないと今思ってます。
ただ、うちの庭の植木は何も語ってこないけれど…
414 本当にあった怖い名無し sage 2008/08/18(月) 23:08:46 ID:L48FpVY+0
>377ですが続きカキコ
別に続いてないがおなじくグリーンカーテンの
ちょこっといい?話
またしても長く居残っていたら
このくらいの時間で帰っとけ…という念が、いきなり
てめえ帰れ帰れいますぐ帰れと騒がしさを増した。
帰っとけ…の段階では雷交じりの大雨、騒がしくなってもまだけっこう降ってる。
ていうかいつも出るよりちょっと早いんだよ、と思ったんだが
なんだかほんとに騒がしいので荷物まとめて猛ダッシュ。このときだけ小止みになった。
丁度来ていた電車に滑り込んだら、そこから順繰りに豪雨で電車が遅れていった。
いつものに乗っていたら相当待たされていたはず。
これはまた感謝せねばならないと思いました。
ちなみに走っている間
そんな何でも分かるなら肌荒れ直してくれよー、と念じたら
そんなもん家神に頼め、俺の管轄は駅までだ、と返ってきた。
不思議すぎる。家神って何だ。お前はまさか職場の神か。
他
水遣りの際バシバシ窓開け閉めしてたんだけど
最後に思い切り指はさんで怪我をした。
うおいってー、とふと苗を振り返ると葉が生々しく傷ついている。
…ああ、乱暴に開閉して挟んだのね、ごめんごめん悪かった…と思ったところで
なんだか植物の奇妙な意思を感じました。おあいこって奴ですね。わかります。
でも日本アサガオってもっとこう……ガラのいいしゃべり方するべきだと思うんだ。
////////////////////////////////////
499 1 2005/04/25(月) 21:11:55 ID:rlzhjmli0
中途半端に長い上、ちょっと微妙かもしれませんが。
うちの兄は10年ほど前に亡くなりました。
亡くなる前々日、何時もは帰ってすぐ部屋に入ってしまう
兄が珍しく私にPCの使い方を教えてくれた事を思い出すと
今でも涙が出てきます。
その翌日、兄は会社を無断欠席し、家にも帰らず、翌々日
遠い地方のホテルで遺書もないまま自殺をしてしまったのですが。
で、まあ当たり前かもしれませんがその話はあまり人には
してなかったんですよ。
特にネット繋がりの友人とかだと兄がいる事すら話してま
せんでしたし。
その後、暫くしてあるイベントのために私は友人と某県に出掛け
ました。イベントは楽しく終了し、ネット仲間で飲み会をすること
にしていましたので、時間までゲームセンターで時間潰しをしてい
ました。
その時に、友人(私の兄の事も知っている)が不意に
「そう言えばその内私もお兄さんにお線香あげにいかなきゃ」と
ポツリと呟いたのです。
突然の台詞に「何言ってんだ?」と思ったのですが、まあ
「ありがと」と返しておきました。
すると、同じく飲み会に参加するグループの一人の女の人が
突然、「すいません、そのお兄さんってもしかして黒髪短髪で
ここにこう言う風にほくろのある人?」と言って来たのです。
500 2 2005/04/25(月) 21:12:54 ID:rlzhjmli0
彼女とは面識がなかったのですが、確かに兄は黒髪短髪、
その女性が示した所に特徴的なほくろがありました。
驚いて頷くと「今、お友達さんがお兄さんにって言ったら
あなたの後ろにどっかの風景が映って、その男の人があなたの
頭をなでてたの」と言われました。
彼女はちょっとばかり霊感があり、占いをしている方だそうで。
兄が何か告げたいようなので見てあげる、と言われました。
半信半疑でお願いすると、
「あなたのお兄さんはあなたのお父さんの血の人が運んだ水を
守るためにお父さんの田舎にいて、土地を守っている。
そこは(以下とある所から見た風景)な所で、小さな祠と
石がある、その石にお兄さんはずっと座ってる」
と言われました。
私はその風景がなぜかふわりと頭に浮かびましたが、そんな場所
も祠も心当たりがなかったので、取りあえず心にとめるだけで
本気では信じていませんでした。
501 3 2005/04/25(月) 21:13:37 ID:rlzhjmli0
それから、私は彼女に会うこともなく1年ほど経ちました。
ある時、久しぶりに父親の田舎(本家が住んでる。うちは分家)
に行く事になり、何となく両親より1日早く一人でそこを訪れました。
その時、なんとなーく本家のばーちゃん(祖母の姉)に「ここら辺
に水に関係のある祠とかってあるの?」と聞くと、ばーちゃんは
ちょっと驚いた顔をして「そんなのあんたに話したっけ?」と言いました。
そして連れて行かれたのは、本家の家から10分ほど歩いた杉山に続く
林道。その途中の獣道みたいな坂をちょっと登った所に小さな祠がありま
した。そして、その脇に60センチ角の白い石が。
ばーちゃん曰くその祠は祖母とばーちゃんの父親(私の曾祖父)が
この集落が水不足だった時にある水が綺麗とされる山から龍神を
勧請するために持ってきた石が祭ってあるとのこと。
そして、この白い石はいつのまにかここにあったとのこと。
この祠のお陰か、近所の井戸はもう濁ってるのに、うちの井戸だけは
何故か水が綺麗で、普通に飲める事を聞きました。
そして「ちょっと前まで井戸が枯れかかったんだけど、あんたの
お兄ちゃんが亡くなっ49日が過ぎたらまた水が出るようになった」と。
私はそれを聞きながらも半信半疑。偶然だろうと思ってたのですが。
祠から林道に降りようと振り向いた途端。
502 4 2005/04/25(月) 21:14:42 ID:rlzhjmli0
目に飛び込んだ景色はあの時彼女に聞いたままの景色だったのです。
山の間に広がる田んぼ、(砂利で)白い道。被さるような緑に赤い実
(桑が植わってました)。彼女の言葉が頭の中に蘇り、私は思わずその
場で泣き伏してしまいました。
ばーちゃんはいきなり泣き出した私にびっくりしましたが、訳を話すと
「おにぃは山神か龍神の使いになったんだねえ」と泣きながら笑いました。
翌日、1日遅れでやってきた両親にもそのことを話すと「もっと早く教
えろ」とちょっと怒られましたが、そのまま偶然遊びに来ていた親戚の
土木屋さんに頼んで祠の周辺を整備し、坂には階段を作ってもらいました。
亡くなった兄に関する話しはこれ1個で、誰の夢枕にも立ってはくれませんが、
まあ、元気でやっているのでしょうと思う事にしています。
因みに祠を整備して以来、田舎に行く時は必ず晴天です。
以上です。
あんまり良い話しかどうかは判らない上に
長々と申し訳ありませんでした。
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コメントは書いていませんがほぼ毎日チェックして読んでいます。
高森さんの文は文字数がとても多いので、読むのが大変です。(笑)
けど、読み応えがあってとてもいい内容です。
ちょっとしたユーモアを感じさせられ、
スピリチュアルと笑いという新しいジャンルかと?
これからも楽しみにしています。
2ちゃんだと「長い、3行でまとめろ」と言われるところですねw
スピリチュアル一人漫才というのも面白いかもしれませんね。でもちょっと才能が足りないなあ。