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2010'日本ダービー予想その①

2010-05-25 18:12:22 | 競馬
またダービーの季節がやってきた。
今年は別路線に実力馬が多く楽しみである。

まずは各組の検証からしてみたい。

皐月賞組から
ヴィクトワールピサは見事1番人気で1着。
86年以降1番人気で皐月賞を制した馬は、去年までに7頭。
うち6頭が2冠馬となっているが、残る1頭アグネスタキオンは皐月賞で引退していることから
100%ダービーで勝っていることになる。
皐月賞では中団のインで待機、直線で内を突いて抜け出し皐月賞を快勝した。
岩田騎手の好騎乗もさることながら、2着に1馬身半もの差をつけていることから、
ダービーでも勝ち負けとなるだろう。

同2着ヒルノダムールは前崩れの展開に恵まれたが、4角で前がふさがりながらの2着であり、
着差ほどの差はないだろう。
3着エイシンフラッシュは休養明けながらの3着で上積みが見込まれそう。
だが、この2頭は前崩れでの差しであり、前の止まらない今の東京では脚を余す恐れもある。

4着2歳チャンプのローズキングダムは中段から抜け出したが直線伸びず。
上位3頭とは完全に内容で劣っている。

一方5着アリゼオは大外枠もあり先行するも外目からの競馬となった。
しかし前崩れの中、5着を確保しており、先行有利の東京において内枠好位でレースをすすめれば面白い存在になりそうだ。

他の皐月賞組4頭は2ケタ着順で、今回のダービーメンバーの中では苦しそう。

別路線組は
青葉賞
1着ペルーサはゴール前で抑える余裕を見せ4馬身差で圧勝。
さらに無傷の4連勝で底を見せていない。
また若葉Sで皐月賞2着のヒルノダムールに快勝していることからも、皐月賞に出走していれば上位に食い込んでもおかしくない実力馬といえ、ダービーの中でも有力候補となるだろう。

NHKマイルカップ
1着ダノンシャンティは2着に1馬身半の差をつけ日本レコードで快勝、次元の違うレースぶりだった。
ただ前走のように後方からの競馬だと、今の東京では届かず3走前の共同通信杯の様にとりこぼすケースも大いに考えられそう。

プリンシパルS
1着のルーラーシップは相手も格下であったが、直線まで馬なりのまま4馬身差をつけた圧勝だった。
が、2走前毎日杯では出遅れて4着・4走前の若駒Sではヒルノダムールに1馬身半差の2着と、
いずれも1番人気を裏切っており、今回のメンバーでは見劣りしてしまう。

京都新聞杯組は1着のゲシュタルトが皐月賞時には3馬身差の7着と敗れていることから、
青葉賞・NHKマイルカップの2着以下は勝ち馬と差があることから、いずれも今回のメンバーでは見劣りする。

今回の日本ダービーでは、ヴィクトワールピサ・ペルーサが第一グループ、
ダノンシャンティ・ヒルノダムール・エイシンフラッシュ・アリゼオらが第二グル-プ、
ローズキングダム・ルーラーシップがそれに続くといったところか。

以上の検証をもとに、さらに調教・枠順を見て予想を続けていこうと思う。