「人生が180度変わった」って本当にあるんです

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犬を飼うのが夢でした15

2025-01-03 22:22:28 | 日記
明け方の時間に毎日罪を悔い改める日々の中で、なぜ息子に対して取り返しのつかない罪を犯してしまったのか、その原因をはっきり認識できるようになりました。

夫(元夫)は、息子の生活態度や勉強に対してとても厳しい人でした。

息子に発達障害の特徴があったため、障害を理由に手を抜くことがないようにと敢えて厳しくするようなところがありました。

中学3年生になり受験勉強を始めた頃から、父子関係は徐々に悪化していきました。

発達障害の子どもによくみられる虚言癖が息子にもあって、勉強をしていないのに したと言って嘘を付くことがよくありました。

その嘘が度重なり、夫の怒りは頂点に達し、息子に対する暴言と身体的な暴力が始まったのです。

私はそのような状況にすっかりうろたえてしまい、なすすべもなく傍観するしかありませんでした。

一度、制止するために夫の前に立ちはだかったことがあったのですが、口出しされたことに対する怒りが増し加わって益々暴力的になることが分かり、それ以降一切手出しができず、ただ彼の怒りが収まるのを願うことしかできませんでした。

助けの手を差し伸べることをせず、ただ傍観し、見て見ぬ振りをした結果、息子の人生を台無しにしてしまったことを明け方のお祈りの中で、必死で悔い改めているところです。

私たち夫婦の息子に対する度を越したしつけは、パニック障害や脱毛症状、慢性的な下痢など取り返しのつかない多大な苦しみを息子に与える結果となりました。

家族崩壊を招いた原因は何だったのか。

もちろん夫の性格がその主な原因だと思いますが、私も妻として母として最悪の事態を招く前に何とか食い止めることができたのではないかと、最近になって過去を真剣に振り返るようになりました。

息子に対する暴力を傍観してしまった根本的な原因が、神様に罪の経緯を打ち明ける中で徐々に見え始めたのです。

続きます。


犬を飼うのが夢でした14

2025-01-01 21:50:06 | 日記
神様から叶えていただいた願い事はたくさんありますが、やはり一番大きい祝福は愛犬モカを与えてくださったことです。

頑固で妥協することを良しとしない夫の性格を思えば、犬を飼うことは夢のまた夢、論外とまで言える状況に神様が奇跡を起こしてくれたのです。

賃貸から一軒家に引っ越すことになったのは、今考えると本当に唐突でした。最初に夫から提案があり、私も即、賛同しました。

賃貸派だった私たち夫婦は、特にこれといったきっかけはないのですが、急に自分の家を持ちたいと考えるようになったのです。

週末に物件探しを始め、市外まで足を運びしばらく探した結果、その時住んでいた家から比較的近い新築物件に目星を付けました。

早速、夫はその家について、ありとあらゆる観点から調査をし始めました。

家は傾いていないか、土砂災害や水害の恐れがないか、地盤は安定しているか、どのような経緯の土地なのか、近辺に心霊現象はないか、近所に危険な人はいないか等々。

今はインターネットで調べればすぐに様々な情報を得ることができます。

しかし、当然のことながら土地の所有に関する履歴情報は分かりません。

土地の所有履歴まで調べる必要があるのだろうかと私は疑問に思いましたが、決めたことは徹底的にやる彼の性格です。


早速、法務局に申請し登記簿に関する情報を取得、その土地は〇〇さんの所有でアパートを取り壊して不動産屋に土地を売って建てた家で・・・と得意げに土地情報を私に説明してくれました。

私は口には出さないものの、少々やり過ぎではと思いました。

このような徹底ぶりは、息子に対する厳しいしつけにも表れており、その性格が正に虐待を引き起こした理由なのだと私は今更ながら思い至りました。

待望の新築一軒家、しかし住んでからしばらくすると、彼は不満箇所を指摘し始めました。注文住宅ならまだしも、建売り住宅ですから当然気いらない所はあるでしょう。

気密性が低くて寒い、外部の音がうるさいという理由で、壁にクッション材を貼り、全ての窓ガラスを二重窓にする工事をしました。

また、付帯している床暖房がガスではなく電気ということで、電気代節約のため床暖房は使用禁止に。

さらに食器洗浄機も蒸気によって湿度が高くなりカビの原因になるからという理由で使用禁止に。

これにはさすがの私も抗議しましたが、以前カビを生えさした苦い経験がある私の意見はあえなく却下されました。

この他にも、一切床に傷を付けたくないという理由で全ての床にコルク材を敷き、壁の白さを保つために壁を手で触らないように注意せよという命令まで出されました。

私は家を購入したことを後悔しました。

この家にいること自体が窮屈で、帰宅がゆううつになるほどでした。

これではとても犬を飼うどころの騒ぎではありません。

息子も私も、家に対する夫の執着心にホトホト悩まされ居心地の悪さを感じていました。階段を踏み外して壁紙に少し傷を付けたときにはケガの有無を問うのではなく、傷を付けたことを怒られるのです。

しかし、動物を飼うなど論外というこのような状況にあっても、神様は夫に感動を与え、モカを飼えるようにしてくださったのです。

続きます。