単身語学留学をしたのは学生時代。
シドニー、トロントへ
大学1年、2年生の休暇中に。
出逢いは不思議で、友人と歩いていると
不意に声を掛けられ
”ここら辺で美味しい食べ物屋さん知ってる?
帰国したばかりで...”
と、男性。
怪しい、、と
その時留学を考えていた私はどちらの国から
帰国されたかをお尋ねし、
手渡されたカードはその方が留学していたという
語学学校でした。
La lingua
調べるとまだありました!
懐かしい風景。
https://www.jp.lalingua.com/
その後、友人とその方はお付き合いを始めることに、わたしは留学を考えていた矢先の情報を大切にネット検索し語学先へコンタクトを取り夏休みに入るとともに憧れていた留学へ。
不思議なご縁で頂いた留学先でした。
整頓中出てきたコインたち。
オペラハウス前です
ホームステイ先のご家族は、ご主人がチョコレート工場の社長様と判ったのは滞在が終わるころ工場見学をさせていただいた時でした。
お宅がプールに広いガレージ、ヨットハーバーにある船など豪華なのは、その一帯が同じ雰囲気で海外ドラマ通りだと勝手に思っていたからですが、かなりラッキーなステイ先だったと帰国して友人の言葉で気づかされました。
3歳になる坊やをよくお風呂へ入れてあげていました。
滞在が終わるころ、お母さんのお産が近づき産まれた数日後に病院へお顔を見に行けたこと、お産の大変さを伝えられるお母さんのお顔が今でも忘れられません。
お父さんは、私がゴールドコーストへ旅に出掛けたい事を話すと手配を手伝って下さり列車でシドニーからゴールドコーストまで一人旅へ。
列車で15時間、、、
今なら考えられません。
シドニーで沢山の友人に恵まれ私の出発が朝だったので、長旅の列車で眠れるようにと夜通し朝まで一緒過ごし、生涯の親友も出来たこと、かけがえのない経験でした。
私は友人に何の恩返しも出来ないままお別れをしてしまったことが心残りです。
列車でゴールドコーストの到着時刻はだいたい判っていたけれど、周りの方へ尋ねながら目的地へ降りたてたことは奇跡です。
ゴールドコーストで撮った写真は自宅にこの1枚のみでした。
あまりに慌てて列車にスーツケースを置き忘れ、、、
親切な乗客の方がそれを降ろして下さったことを
駅スタッフさんに知らされ、
”You are Lucky !!!
YOU ARE LUCKY !!!”
マジでツイてるよ、君!!
と言われたその言葉は、
私のそれからの人生を大きく支えて
くれたことは間違いありません。
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わたしは両親より与えられた氏名が
姓名判断で良くないと名付けた後分かったようで
それを心配した両親は神社へ開運願いと
お祓いをしてもらい開運のお守り印鑑を
作ってもらったと聞かされた高校生時代。
ビックリですよ…
振り返れば確かに平坦ではなかったかもしれない出来事の数々、わたしの路に沢山の方々からのサポートの中で歩みを進めてこれたことに少しずつ気づかされ、開運判子にも感謝ですが、やはり周りの方々のお陰だと感じるこの頃です。
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ゴールドコーストでは、ユースホステルに3泊滞在しイギリスとスコットランドから来たという看護師さんのお二人組女性と相部屋で楽しいひと時を過ごせた事も懐かしいです。
スコットランドなまりの英語を楽しく教えてくれました。
ゴールドコーストの海辺にはたくさんの日本人ツアー客で賑わいそれを横目でみつつ迷子になり心細くも、果敢に大冒険を愉しんだあの頃の勇敢さは自分でも誇らしく思えます。
無事に帰国したときは、あれは夢の一部たったのかと思うほど貴重な体験でした。
そしてトロント留学、2年生の夏休み、冬休みへと続きました。
トロントタワー前です。
課外レッスンがお外の時も。
トロントから船で渡った島へサイクリングへ🚴♀️
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姓名判断、占い、風水、好きですか。
わたしは、気になるほうです。
両親から開運判子を手渡され
(宗教的なものではなく)
大丈夫だからと言いつつ表情はそうではなかった事はかなり衝撃的でした。
両親に感謝しつつ、
今を生きている連続を
感謝と許しの気持ちを持ちながら
振り返ればなんとかなってゆく過程の中
豊かさが増し与えられる人で在りたい
です。
まだまだ旅なかばですが、
受けた恩、
お返し出来なかった恩を
自分なりに周りの方々へお返し出来たら
と思います。
世界は限りなく広く、
もっとたくさんの事を見て知りたいと思った
学生時代でした。
最後までお読み頂きありがとうございます