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ボケの花

2023-03-16 07:57:44 | 日記

長文失礼します。

ボケ(木瓜)の花の紅白は花色に自分を合わせること これからお話する前に 

幸田露伴の中の ボケ(木瓜)のはな色について・・・

ボケの花は、緋なるも白きもみな好し、刺(とげ)はあれど木ぶりも好ましからずや。これを籬にしたるは奢りがましけれど、処子が家にもさばかりの奢りはありてこそ宜かるべけれ。水に近き郷なるこれが枝には蘚(こけ)の付き易くして、ひとしほのおもむきを増すも嬉し。狭き庭にては高き窓の下、蔀(したみ)のほとり、あるは檐のさきなどの矮き樹。広き庭にては池のあなた、籬の隅、あるは小祠の陰などのやゝ高き樹。春まだ更(た)けぬに赤くも白くも咲き出したる、まことに心地・・・ 

なんのこっちゃよう分からん ttlが中学生の時におばあちゃんがこのよう分からんことをペラペラ教えてくれた内容とほぼ同じ

僕のおばぁちゃんは長野の木曾 その名をひらがなで ぎんという 生まれたのは明治三十年頃 昭和53年6月13日他界 おばあちゃんの小さなころ木曽川をヒノキの丸太が尾張方面に下って行ったと・・・現在の木曽川の水量の二十倍から三十倍だったとも話していた。(毎日が今でいう大洪水のような水量ということだ。その水は澄み切っていたとも)僕のおばあちゃんは何者?

木瓜の木はそうするとすごい木なのと質問すると 首をかしげる 茨があるからあんまし良いことはない ばあちゃんにもよう分からんと言っていた。 昔は薄紅色の完成された木瓜の花が(株が)重宝されることもあったようだ、 山深くに入り込み盗掘していた事もあったらしい。 聞いた話によると 赤いボケの花は確かにある 白いボケの花も確かにある すべての枝ぶりに うすべ美色を咲かせる木瓜の花のとなると そう簡単には見つけ出すことは不可能であった時代がある。 これは言い伝えによる全く植物学的なこととはかけ離れた話の中のことですが、、、 それにもまして 日本人が大切にする紅白の色もまた、不思議なお話になる。 

ttlの感ずることだが 紅白別々の木瓜の花がその中間色になるまでに要する 期間はおおよそ80年から120年かかるとみてよいだろう。ボケの花は おばあちゃんのいう おおきくはせたりしてはけないそうである、(よそさまから見られないような)(気づかれないような大きさで育てる)言ってみれば少し大きめの盆栽程度の大きさが良かろう。今盛んに行われている植物の品種改良などとは一線を画す つまり早く大きくなり早く実を付けて早く薄紅色の一色になりなさい、、、そんな、傲慢さから逃げたくなったらこの記事を読んだことを思い起こしてください。 

今の世の中の政局は分刻み、秒単位でチマチマ チクチク(タク)でことを成すを良しとはしない そんな、よく分からない紅白のいともめでたき 木のことよ♪

  ttl  2023.03.16  Am 07:43  GMT⁺9

コメント
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