お出迎えにいので、とーちゃんから撫で撫で
とーちゃんがごはん食べてるとリビングに来るのに今日は来ない。
時間が早かったかな?
とーちゃんが書斎に戻ると
E320のシートの上で
なーー
すぐに猫塔に上がって待機
おやつタイム!
おやつ選びしてみました。
ちゅーるもモンプチクリスピーキッス。
選んたものはちゅーるでした。
モンプチも食べたけどね。
今日もくまおキャップ被せてみた
抱っこして、かわいいかな?
でも、本人は不服の感じw
第五章 安定
ルーティンができる。定位置ができる。時間が決まってくる。
これが安定しいくることなのかと思っていました。
慣れてくれば人でも同じですから。
でも、違うんですね。
安定してくるというのは、そういうことではないんですね。
たしかに、うちに来てすぐのころはなにをしていいのか、どこにいていいのか当然戸惑います。
そこで、ここなら安全というか安心できる場所を探すわけです。
自分のおかれた環境ががらりとかわるわけですから。それも自分で決めたわけではないのてだから。
くろちゃんのときは自分でやってきて居ついたわけですが、くまおはキャリーにいれられてつれてこられたわけです。
うちに来る前はそれぼど不自由はなく暮らしていました。保護さんのところでしたからね。なんとか環境には慣れていたとは思いますが。
それががらりと、
最初にしたのはキャンプ場所の確保。それがベース。ソファの下でした。
みたことない人が「くまお」って呼ぶわけですから。
それでも、ご飯は出てくる。食べられるときに食べておかなといけないので、急いであるだけ食べる。
人の気配がなくなると「ここはどこなんだ?安全なのか?」と部屋じゅうを見て回る。みたことないものもあったでしょうね。
そこで、自分が心地よくて安全な場所をチェックしていく。まだくろちゃんの匂いものこっていたと思います。
力関係でいえばくろちゃんのほうが上だと思います。そこで、とりあえずすりすりしてみて匂いがかわらないかという疑似テリトリーを作っていくことになります。
これが最初のルーティンなのかもしれません。
まだ、ご飯食べるとか、同じ場所で寝るというのはルーティンにはなっていません。
しばらくすると、自分が怖くない範囲であれば危害が加えられない(実際は危害ではないのですけどね)と判断するとある程度のところまで寄っていっても平気なってきます。
ここまでで2週間はかかりました。
初めて食べるものも多かったと思います。ほとんどカリカリで過ごしていてたまにパウチをもらう程度でしたので、毎日パウチや缶詰が出てくると戸惑ったのではないかと今振り返って思っています。これもくろちゃんのペースでのごはん出しだったんですね。
くまおにとって衝撃だったのがおやつ。かりかり系のおやつはもらっていたらしいですが、ペーストのおやつ「ちゅーる」は初体験。
最初は匂いかぐだけでしたが、一度口にすると食べる食べる。チューブから直接与えるのは危険なんで、最初はお皿に出してあげました。あっという間に舐めつくすw
次はコミュニケーションとして指先につけて与える。びくびくしながらもちゅーるの魅力に負けて近づいて舐めてなくなると引っ込むを繰り返す。
触ろうとしようものなら基地に逃げ込む。
次は手のひらに出してなめさせる。指が空いているので指先でちょっづつ触ってみる。これは意外と嫌がらない。
そのうちにちゅーる食べている間は背中を撫で撫でできるようになりました。
おやつを与えた時間がとーちゃんがごはん食べた後なので20時過ぎ・・・これがいまでもおやつタイムとして定着している理由です。
とーちゃんの帰宅が遅くても、20時になるとおやつくれとうろうろし始めるのは撫で撫でができる前からでした。
それぐらいくまおにとってはおやつはインパクトがあったのですね。
ごはんについては一日二回というのはいいのですが、くまおにとっての適正量がわからない。くろちゃんと重体はほぼ一緒なので、それを考えると同じ量でいいと思うのですが、くまおの体高や体長はくろちゃんよりふたまわりぐらい小さい。ただ、肋骨の盛り上がりとお腹周りはくろちゃんの倍はあろーかと・・・最初は太りすぎではと思ったのですが、猫先生のところのおばーちゃん先生にきいてたところ、「これはくまおの体型だね」と。ただ、食べる量についてはくろちゃんの80%ぐらいが適正とわかりました。
それに合わせていても最初の1ヶ月はあっというまに完食。残して数回に食べる。かりか適当に食べて食べきらないとなるには2ヶ月ぐらいかかりました。
食べることに関しては2ヶ月ぐらいで安定してきてと言えます。
時間も朝は6時前、夕方は17時前。おやつは昼間だれかがいればもらえるけど、夜は20時に。ちゅーる基本1日1本。それにモンプチクリスピーキッス、とかりかり系のおやつ数粒。最後に歯磨きスナックを6粒。かりかり系は歯垢対策にもなっています。
ごはんとして与えているかりかりはロイヤルカナン4種類をブレンドして与えてます。30gぐらいなのですが、完食してなくなっていることはありません。
カナガンとシンプリーは食べません。これはくろちゃんも同じでした。
最近もぐにゃんがいいと聞きましたので与えましたが、少し食べて食べなくなりました。
サンプルだけもらってごめんね。
夜寝るところについてはなかなか安定しなかったです。
最初は基地(ソファの下)。次はハードキャリーの中。続いて綿のペットベッド。それからセカンドベース(ローテーブルの下)。ボアベッドになって。
その後はソファとボアベッド、スリッパタイプのベッドをいったりきたり。
その次は書斎のメルセデスベンツE320のナビシート。寒くなってきてヒーターマットを出すとほとんどヒーターマットで寝るようになりました。
ヒーターマットで寝ていても人がくると秘密基地(スチールラックの一番下)に逃げ込んでましたけどね。
昼間は三階の出窓に行くようになるまではソファやリビングの出窓、ヒーターマットって感じで寝ていました。
ロフトベッドにあがるようになるとほとんどロフトベッドで過ごすようになりました。
これはくろちゃんと一緒だな。高さがあってまったりできるところが好きなのはニャンコの共通なのかな?
高いところが好きな理由は、相手を発見しやすい。初動作がとりやすい。
全体が把握できるので安心できる。等なんでしうかね。
話は違いますが、高所恐怖症って高いところが怖いということなんですが、実は「高てところから落ちるのが怖い」ということなんですね。
落下する恐怖が高いところを怖がらせるらしいです。
まあ、とーちゃんも高いところは好きでないのですが、臆病なんですよね。W
話を戻すと、にゃんこの大きさから考えると2メートル近くある場所ってかなりの高さになりますね。人だって2メートルの高さにあがればそれなりに恐怖感じるかもしれません。
でも、恐怖がないというか・・・正確には落ちても大丈夫ということを知っているですね。
くまおもくろちゃんもロフトベッドから飛び降りてます。
とーちゃんはいやだね。飛び降りるの・・・たまにずっこけて梯子が落ちてますけどね。
つまり、高いところはにゃんこにとって怖い場所ではないけど、人にとっては怖い場所であったりするわけです。そこで、安心・安定する場所として高いところを好むのではないかと思っています。
同じように好むところは狭いところ。箱とか好きなニャンコが多いなかで、くまおは箱は好みません。あえて狭いところといっても窮屈なところはあまりいきません。
セカンドベースはローテーブルの下だし、秘密基地だって囲われてはいるものの狭くはない。
それはくまおが置かれていた状況があったらではないかと思います。
怪我をしたまま保護されて、多頭飼いのお宅だったらしく、他のにゃんことの兼ね合いでゲージにいれられたまま数ヶ月過ごしていたのが原因ではと思っています。
トイレもごはんも狭いゲージの中だったようです。
野良時代は好きに外を走り回っていたのが、ゲージ暮らし、寒くはないし、ご飯も水もあるけど。それでくまおは狭い箱とかにはいらないのではと思います。
そういえば、くろちゃんも箱には入らなかったですよ。ダイソーの大きな袋と米袋は好きではいっていましたが、箱に入った記憶がありません。
なにかがそうさせるのでしょうけど。
そのため、くまおにはどこかに閉じ込めるようなことはしないようにしています。病院いくのにキャリーにはいってもらうのはしょうがないですが、車の中では片手をいれてずっと撫で撫でしたままいくようにしています。
それでも、なにかあると秘密基地へ逃げ込みます。
秘密基地は書斎にあるスチールラックの一番下の部分で小型のコンプレッサーを置いてあった場所でキャディバッグ等でふさがれていて洞窟のようになっています。
驚いたり、拗ねたりするとここに入ります。
呼べば反応はしますが、出てきたりはしません。それでもしばらくすると出てきますけどね。その秘密基地に入っている時間が160日を超えたあたりから格段に短くなってきました。
それまでは20分1時間とはいっていましたが、10分ぐらい、早ければ5分もしないで出てきます。
足元にいても近づくと逃げていたのが、逃げなくなったり、こいつらは嫌なこともたまにするれど危険ではないと認識してきたのだと思います。
それと、よく人の顔をじっと見ている時がありました。これは来た当初からでした。
最初は「こいついったいなにもの?」的、それがなにかを求めている。要求してい。またはなにか考えているという眼つきにかわってきました。
どういふうに変わったのかというと、当初は見つめられているのがわかってみると体全体が逃げる方向に動こうとしていました。
いつでも逃げるぞって感じで、それが動かなくなってきます。ただ、手が届くところまでいくとさすがに逃げたりはします。簡単にいうとじっと見ていても逃げ腰の観察ではないということがありありとわかります。
野良ちゃんだと興味ありげに見ていても近づく逃げるというのが前者で、こいつはなにをしてくれるんだろうという興味で見ているのが後者かな。これは体験してもらわないとわからないかな。
安定してきてとわかってくるのは「目つき」「居場所」だと思います。
目つきでわかる。居場所でわかる。
怖がっていない目つきとすぐに逃げられない場所を居場所にする。捕まらないところを居場所にするということがなくなるというのが一番の安定だと思いました。
それと、食べ物確保を積極的にしなくてもいいと理解するのも安定でした。
安定してくると、次は安全と衛生につて深めていくことができるようになります。