嗚呼 定年退職生活の悲哀

東京から千葉の田舎に移住。
いろんなことを天秤にかけても、移住してよかったと思います。

キャンプはもちろん、災害時にぴったりのアルパカストーブ

2020年10月12日 22時25分15秒 | 災害に備える
物置を整理していたら懐かしいものが、奥にしまってありました。
アルパカストーブです。

思い起こせば2011年2月。
ボンゴフレンディという、屋根がテントになる車を手に入れ、3月の春分の日を挟んだ連休に初キャンプに行こうと、色々キャンプ用品を集めていたころです。

暖房は何にしようか迷っていました。
焚火は薪の準備や後始末が面倒くさそうだし、そんな時に偶然見つけたのがこのアルパカストーブです。
一番のポイントが持ち運ぶ時の「専用ケース付」だったことです。


今発売されている最新型とは細部が異なりますが、基本的な思想はそのままです。
マンション時代ずーっとガスファンヒータだったので、久しぶりの石油ストーブの匂いは懐かしさいっぱいでした。


それとガスでもない、電気でもない、暖房器具では一番汎用性があると思われる石油が燃料だったからです。
石油はスタンドがあれば容易に手に入ります。
それに、一度満タンにすると燃焼時間が長い。


ボンゴフレンディに積んだ図。
東日本大震災の余震が続いていた頃です。
いざというときすぐ避難もできるし、思いったらすぐにキャンプに出発できました。
電子レンジやポータブルトイレもありますね。左端のポリタンクの水は1週間ごとに入れ替えていました。


キャンプはともかく、災害時に避難するときに我が家にはプー助がいましたので、一般的な避難所に行くことはあきらめていました。
だから万が一、避難しなければならない時のためにタープは準備してありました。


予備の灯油は、寒冷地用バッテリーのスペースが開いていましたので、小さなポリタンクに入れて携行していました。
が、危険だと思い数回で止めました。


そんなときにこのストーブを見つけましたので即買いです。
ところが今と違ってその頃はあまり流通していません。
色々探し回った挙句、韓国の通販サイトから購入したのでした。

あの震災から1週間後。
キャンプは予定通り決行しました。
場所は「成田ゆめ牧場」。
天気は最高でしたが、我々家族を含めて3組、という状態でした。

このアルパカストーブ、自宅で6畳くらいなら難なく温まります。
それにファンヒーターと違ってゆらゆらとした炎。
キャンプにはもってこいのアイテムです。

キャンプに行かなくなってしまった今、もう使わなくなったけど、いざというときのために取っておきますか。


アルパカストーブ

台風14号の動きがおかしなことに

2020年10月09日 18時59分00秒 | 災害に備える
台風14号、今朝までは本州南岸を進んで最悪千葉県あたりに上陸するか、という進路で進む予想だったのに、だんだんと離れていき始めました。
今の予想は北東どころか、東向きから南東方向に進む予報になっています。



Uターンまでとは言いませんが、こんなコースを進むとはだれが予想したでしょう。

でもいたんですね。

世界各国には気象予報機関があるそうで、世界規模で気象を観測しているそう。
その中のある一つの機関だけが、今回のUターンともいえるコースを進むだろう、と予測していました。



それぞれの気象予報機関では、それなりのスーパーコンピュータを使用しているんだろうけど、結局元になるデータ入力次第ってことでしょうか?

今回の台風14号、離れていくことで風の被害は免れそうですが、雨には十分警戒をした方がよさそうです。

新型コロナとインフルエンザの同時流行、ツインデミックに備える

2020年10月03日 10時23分51秒 | 災害に備える
昼間は相変わらず暑いものの、朝夕はだいぶしのぎやすくなりました。
愛犬の散歩も5時以降に海近くに行くと、短パン姿では寒さを感じるほど。

コロナの第2波もどうやらピークアウトした感がします。
ただまだ有効なワクチンや治療薬が開発されていないのと、いろいろわからない部分があるので、今まで通りの注意は必要だと思います。

今回のコロナのわからない部分で一番不気味に思うのが、重症になる人と全く無症状な人がいることです。
これは欧米やアジア系の人たちでも、感染力や重症化の度合いが違うようだし。

不気味なことがもう一つ。
コロナの後遺症と呼ばれている内容である。
感染してから回復したと思っても、再び感染してしまう報告がかなりあるようで、わが千葉県内でも昨日のニュースで「再感染」という文字が飛び込んできました。
それに回復しても「味覚・嗅覚障害」が残ったり「だるさ・異常な倦怠感」が取れない、「息が苦しい」「髪の毛が大量に抜ける」など、人によって症状が異なる後遺症が出ていることです。

第2波のピークは過ぎたとは言え、次の感染の波は必ずやってくる。
そうなると次の心配はコロナとインフルエンザの同時流行。
インフルエンザは毎年必ず流行する。
今年に関して言えば「手洗い・マスクの着用・うがい」がいつもの年より行われているので、インフルの流行は小さいかもしれない。
でも必ずやってきます。



《房総半島紹介シリーズ》「何もないがある」はいすみ鉄道のキャッチフレーズですが、この日は菜の花と虹がありました。あとはレールだけで何もありません。


その時にコロナの波がやってきたら・・・、と思うと鳥肌が立つ。
コロナとインフルが同時流行することをツインデミックというそうだけど、第1波の教訓を生かされなかった第2波の状況を踏まえると、この秋以降が少し怖い気がします。

何もコロナやインフルだけではありません。
他の病気で病院に行かなければならなくなっても、自由に行くことができないかもしれません。

自分の場合で言うと、毎年2月と8月に健康診断を行うようにしていましたが、今年は両月とも行ってません。
行っている病院が地域のPCRセンターになっていて、たかが健康診断で行くのはちょっと気が引けるからというのと、やはり病院でのコロナウィルスをもらってきてしまうのが怖いからです。

この冬、必ずやってくるツインデミックに対して根本的な対応をお願いしたいのは私だけではないと思います

台風12号、進路を東に変えて首都圏へ

2020年09月22日 10時34分56秒 | 災害に備える
昨日は台風12号が紀伊半島あたりに上陸するような感じだったので、まさか首都圏を狙うなんて思いもしないでブログを書きました。
でも進路が東寄りに。
今の時点で中心線が東京通過を示しています。

となると、千葉県は台風の右側にあたります。
右は台風の風にプラスして進行方向のスピードが加わりますので、注意が必要。



今日、明日中に暴風域も発生するといいます。
昨年の15号、19号ほどの暴風にはならないと思いますが、南岸には秋雨前線がありますので、雨は相当強くなりそうです。

本当に最近の台風は準備する時間を与えてくれないですね。
4連休をたっぷり楽しんだ人は、全くといっていいほど準備時間がありません。
昨年、今年と上陸する台風はなんで首都圏ばかり狙うのでしょう。

今回の12号は、気象庁も気象予報士の人たちも10号の時ような、異常とも思えた事前警告は出していませんが、気を緩めないようにしたいです。

何しろ、海水温がまだ十分に高いし、上陸寸前に「非常に強い」「強い」勢力になる可能性だってある。
千葉県民はよく知っていると思いますが、昨年の15号。
大きさも大したことがないし、前評判はそんなに被害が出る予想はなかったけど、とんでもない台風でした。

今後の発達状況によっては、気象予報士によって悲痛な叫びをあげるかもしれません。
もっと東寄りに進路を変えて、房総半島はるか沖を通過してほしいものです。

台風12号が発生しましたね

2020年09月21日 21時31分21秒 | 災害に備える
熱帯低気圧が台風12号になったのは、今日、月曜日のお昼頃。
それなのに水曜日には各地で大雨になって、木曜日には四国から関東あたりのどこかに上陸しそうといいます。
今年は本州周辺の海水温がまだ高いので、もう少し発達しそうです。

今回は秋雨前線を刺激して「雨台風」になりそうとのことです。
前回の台風10号は典型的な「風台風」でしたね。


発電機のオイル交換の図。数年前に館山に上陸した台風で停電し、熱中症寸前を味わったため台風直後購入。いざ使うときに動かなかった経験から、発電機は定期的に運転しています。空冷なのでオイルが命。100時間を目安に交換するようにしています。


確かに気象庁が何日も前から警戒をするように、と呼び掛けていた割には大した台風じゃなかった、と思った人もいると思います。
一昨年の大阪で大きな被害のあった台風21号と比べて、大したことがなかった、避難や、事前準備が「空振り」になった、と思った人も多いと思います。

10号の台風の状況を録画してあまり投稿されないので、被害が少なく感じている人がいたとしたら、それは違うと思うのです。
最接近したのが夜中だったからだと思います。

それに何よりも、事前の警告があって、多くの人がかなり前から準備や避難をしたからです。
鹿児島だったか、大きな商業施設の立体駐車場が無料開放されて、これで水没などせずにクルマを失わずに済んだ人もいると思います。
これも気象庁や国交省がかなり前から警鐘を鳴らしていたので、このような無料開放につながりました。。

どこの国の学者の人が言ったのか忘れてしまいましたが「地球温暖化による気象は徐々に変化するのではなく、ある時突然やってくる」といいます。
日本で言えば一昨年の台風21号、昨年の台風15号、19号、そして今年の10号。
さらには異常とも思える、日本近海の海水温の高さ。
そして今年の残暑。

世界に目を向けるとさらにたくさんの異常気象が発生しているようです。
隣の中国でも揚子江中流に作られた三峡ダム。
一時崩壊の噂もありましたが、まだ水位が危険な状態で上下しているということです。
6月頃からずっとです。
国家の威信をかけて建設した巨大ダムが、こんなに早くキャパシティを超えるような事態を、設計段階で予想できたでしょうか。
原因は想定外の大雨です。

逆に乾燥が原因で発生する山火事も、最近では発生数が多すぎてよほど大きなものでもない限りニュースにもなりませんが、カリフォルニアの山火事は四国の半分ほどの面積を焼き尽くしながらもまだ延焼しているらしい。

山火事で思い出すのは昨年のオーストラリア。
日本の四国ほどの面積の森林が燃えてしまったらしいですが、半年近くも燃え続けて人の力ではもう消化できないくらいになったのに、逆に大雨が降ってアッという間に鎮火してしまいました。

大雨と乾燥。
両方とも地球温暖化が原因といいます。

「50年に一度の・・・」が普通になって、この言葉を聞いてもう何も感じなくなってしまっていますが、先日の10号に匹敵する台風が今年これからも発生するでしょう。
しかも海水温はまだ高いのに、太平洋高気圧が後退気味。

つまり、次の台風はもっと東よりに進路をとることが予想されます。
台風12号がいきなり超大型で猛烈な勢力で首都圏を縦断、なんてことはないだろうけど、そんなことが起こっても不思議ではない気象状況になりつつあることは間違いない。
いろいろシュミレーションして、今からいろいろ準備をしておいても早すぎることはないと思います。

今年はともかく、来年以降発生する台風は今年騒がれた10号か、それ以上になるのははもう確定しているようなものです。

台風10号が九州を狙っている頃、ホームセンターに養生テープを買いに行ったのですが、かなり品薄になっていました。
こちらでは昨年台風15号でひどい目にあったので、九州の状況を見て先に購入する人がい多かったんだと思います。

まあ、すぐに在庫の補充はされると思いますが、先に色々準備をしておくことで、実際に台風が来た時に別の行動ができるのです。

仮に台風が近づいてから「こりゃ大変」といろいろ対策用品を買いに行ったとします。
でも近所のホームセンターでは売り切れ「しょうがない、ちょっと遠いけどあっちのホームセンターに行ってみよう」・・・

これって、すごく時間の無駄です。
日常の買い物のついでに買っておく。
これは買い占めでもなんでもありません。
備蓄です。

我が家では今日は念願の「モバイルバッテリー」を購入しました。



前にも書いたと思いますが、どこかで災害が起こるとトイレットペーパーが品薄になったりします。
工場が被災したり、物流がストップしたりで。

「トイレットペーパーが品薄」なんてニュースで放映すると、一気に店頭から消えて数週間買うことができなくなります。

我が家はトイレットペーパーは本日現在9袋半備蓄。
使用量から逆算して2ヶ月は大丈夫。
こんな感じで少しずつ準備をしています。