嗚呼 定年退職生活の悲哀

東京から千葉の田舎に移住。
いろんなことを天秤にかけても、移住してよかったと思います。

台風シーズンが終わって感じることは・・・

2020年10月31日 18時37分13秒 | 日記
日本では今年は台風が一つも上陸しないで終わりそうです。
それでも8月の終わりから、10月の初めまでは結構ヤバそうな台風が発生していました。

いくつかの台風は進路を関東地方に狙いを定めていましたし、九州の西海上を進んだ台風10号は気象庁がかなり前から”伊勢湾台風並み”と、異例の記者会見を開いたりしていました。

この台風10号は一時は「大型で非常に強い」まで発達しました。
でも本日現在、とんでもない台風がフィリピンの東にあって、西進していますね。




今年の台風シーズンの前半は朝鮮半島に向かって北上するものが多く、今は15号から20号まで西進しています。
この猛烈な台風19号は直接日本には影響はないようですが、今年の台風な特徴的な進路は気象変動が影響していることは間違いなさそうです。
だけど猛烈な台風だろうが、山火事だろうが、ほどんどの人が今は関心がないと思います。




在宅勤務をしていてインターネットのアドバンテージは感じるのですが、自分から情報を取りにいかないといけない。
その点テレビや大手新聞では、一方的ではありますが情報を流してくれます。

逆の言い方をすれば、テレビや新聞がが情報を流さないと全く無関心になってしまうという事。
今のメインは交通事故を起こした俳優の事とアメリカの大統領選、次いでヨーロッパでの新型コロナの感染拡大の順ですかね。
それ以外は話題にもならない。

先ほどの「猛烈な台風」はほとんどニュースにならない。
カリフォルニアの山火事もそうです。
昨年四国ほどの面積が焼けてしまったオーストラリアの山火事や、今年のカルフォルニアの山火事も同程度の面積が焼けて、まだ延焼中といいます。


変な言い方ですが、個人の意識操作をしようと思えばいくらでもできてしまうんですね。
大衆の関心事だけテレビで情報を流せばそれで済みます。
視聴率が命のテレビ局に、視聴率を取れそうな話題を提供すれば(作りだせば)それでOKです。

もしどこかの国のように、政権がそれをやり出したら怖いですね。

鉄道模型 通電が悪くなった車両を復活させる方法

2020年10月29日 18時52分04秒 | 鉄道模型
千葉に移住するまではNゲージの車両はC61蒸気機関車だけでした。
これは走行させるのではなく、飾って見るだけの観賞用として新品で購入しました。
後にも先にも新品購入したのはこれ1両で、あとは全部中古車両です。

昨日もご紹介したE255型が最初で、固定レイアウトが進捗するにつれ少しずつ買い集めました。
購入先のメインはメルカリ。
タイムリーなサイトでした。
それまではヤフオクを使っていましたが、メルカリは堂々と値引きのお願いができます。

狙いを定めている車両が長い間売れ残っている場合など、すぐに値引き交渉に応じてくれます。
さすがに人気車両はすぐに売れてしまいますが、どちらかというとそういった人気車両はあまり興味がないので、狙った車両を買うことができます。

選ぶ時のポイントは「走行音(モーター音、ギア音)が大きい」とか「通電するとグッと動きそうだけど動かない」というのを探しています。
そういった車両はもともと安く、その理由から売れ残ることが多く、値引きに応じてくれる可能性が高いのです。

何でそんな車両を買うのかというと、ネットで拾ったメンテナンス方法を実行しているからです。
危険も伴うし、必ずしも成功するとは限らないので、お勧めはしませんが、もし行う場合は例によって自己責任でお願いします。



準備するのはこれ。
無水エタノールと眼鏡などを掃除する超音波洗浄器です。



そして動力車両を分解します。
TOMIX、KATO、Microaceなどありますが、動力の伝え方や集電方法など、各社仕組みが違います。
でも同じメーカーなら結構共通した仕組みになっていることが多いので、一度分解すれば次の車両も割と簡単に分解・組み立てができます。
でも、最初はドキドキでした。
組み立ての際に判らなくならないように、分解する一工程ごとに写真を撮っておきました。




また、年々厳しくなる目(老眼)には勝てず、組み立てる際にはこんな拡大鏡を使用しました。
その時の目の状態に合わせ度数を変えられ、しかもLED照明も灯きます。
こんな便利なものが最近は格安で販売されている事に、改めて驚きます。




こちらが、細分化したパーツです。
さすがにモーターは分解しませんが、一緒に洗浄します。
集電する際のスプリングが結構曲がっていることが多いのに気が付きます。
車輪からは「滑り止めゴム」を外し、再組立て後あらかじめ購入しておいた新品ゴムに替えます。
集電スプリングも新品を準備しておくとよいかもしれません。



分解したパーツを小さな容器に移し、無水エタノールを入れます。
小さな容器は”プリン”の容器を使っています。
洗浄機本体には水を入れます。
1回目の洗浄で結構汚れが落ちてきますので、これを複数回行います。
アルコールなのですぐに揮発しますので、すぐに組み立ててもいいのですが、私はこの状態でしばらく放置します。





最終的にはこのくらい汚れが落ちます。
汚れだけではなく「大事な油分」もそぎ落とされますので、組み立てながら専用のギアオイルなどを入念に適宜塗布します。




今まで10車両以上この作業をしましたが、やはり復活しないものもありました。
しかしもともと動いていた車両は微弱な電圧でも動き出し、スロー運転なども可能になります。

先ほども書きましたが、エタノールが重要なパーツを溶かす可能性もあるし、火の近くなどでは引火の危険もあります。
また、すべての車両が復活するわけでありません。
一つの方法として私が試したのを記事にしていますが、もし実行する場合で何か不都合が発生しても責任はとれませんので、ご承知おきいただきたいと思います。



To be continued...


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外房線特急「わかしお」大原~三門

2020年10月28日 22時27分20秒 | 鉄道模型
このところようやく天気が安定してきました。
スキっと秋晴れ、とはいきませんが、それでも雨や曇り空よりずっといいですね。
今日は買いものがてら、愛犬3匹の散歩に行きました。

ここはカインズというホームセンター近くです。
車から降りてすぐ、遠くの警報機が鳴りだしました。
急いでiPhoneのカメラを起動させ、狙いを定めてシャッターを切りました。


先頭車とバックの小屋が重なってしまいました。
スマホのカメラは押した瞬間に反応しないのが困ります。
これは動いているものを撮影するときに致命的です。
最近のスマホは良くなっているんでしょうか?

E○○型というのが苦手なので調べてみました。
これはE255型らしいですね。
この列車とは別に、先頭車両に貫通路と連結幌がついている「わかしお」もよく見ます。
これはE257型で、255型より新しいとのこと。
調べるまでは、逆だと思っていました。


千葉に来てすぐ、近所のリサイクルショップにマイクロエース製のE255型中古Nゲージ車両が置いてありましたので、線路もないまま買い求めました。
メンテナンスをしないまま長期保管していたせいか、今回極めて通電が悪く走行不可だったのですが、分解して掃除をした結果見事に復活。
人に頼んでレイアウトを設計してもらいました。
9両編成は結構見ごたえがあります。



へんてこりんな編成の列車も走行していますが、ご容赦を。
これをベースに山や川やトンネルなど、シーナリーを制作していこうと思いましたが、まったくイメージがわかず断念。
千葉に移住した翌年の事でした。
そんなわけで、只今鋭意制作中のレイアウトになります。

苦労はしても、やはり自分で考えたレイアウトの方がはるかに楽しいいですね。


To be continued...


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鉄道模型 通電が悪くなった線路の簡単クリーニング方法

2020年10月27日 21時21分33秒 | 鉄道模型
鉄道模型は通電が命です。
線路も1週間ほったらかしにすると、どこかで通電が悪くなり急にスピードダウンしたりします。

いくら鉄道模型が好きでも、毎日走行を楽しんでいるわけではありません。
今日は別のことをしたい、と思う日もあります。
でも、一応全部の線路を走行させておかないと、通電性が悪くなるから、しぶしぶレイアウトに向き合うときがあります。
これは結構ストレスになります。


一応TOMIXのクリーニングカーも2種類持っているんですが、こんなものを作ってみました。
ネットを巡っているときに、他の方が制作しているのを偶然見つけた物です。
ベースとなっているのはドアの鍵の部分を構成している真鍮のパーツです。
それにTOMIXのコキ50000の車輪をビスで取り付けたものです。






クリーニング部分は色々試しましたが、これがベストでした。
波板を釘で止める時のクッション材です。
これレールクリーニング液をしみこませます。
この素材はたっぷり液を含んでくれます。

このクッション材は安価で、ホームセンターでいつでも手に入るし、何の加工も必要ないし、穴に2個ポンと置くだけで、セット完了の簡単さ。
右側のフェルトタイプはランニングコストがかかるので、使っていません。
鍵のパーツの方は、四角い穴の部分は引っかかりがあるのでやすりで少し加工しました、



このクッション材クリーニングカーは機関車に引っ張ってもらいます。
クルクルと回転しながら進みますが、時々回転が止まってしまいます。
そんなときは結構抵抗がい大きいようで、機関車じゃないと力が足りません。
このクリーニングカーは大変重宝していて、手が届きにくいループのレールを掃除するときにとても役に立っています。


車両も音が走行時間が累積すると、走行音が大きくなったり、ギクシャクしたりしますがこれも画期的な方法がネットにありましたので、そのうちご紹介します。


To be continued...


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ノストロダムスは大予言をする際、実は酔っぱらっていた!?

2020年10月26日 18時16分59秒 | 田舎暮らし
去年の今頃は、2020年が今のようにとんでもない年になると、誰が予想していたでしょうか?
世に名だたる占い師の方々も、個別の占いは当たったとしても、世の中の大筋では誰も予想はしていなかったと思います。
まるで”1999年に恐怖の大王がやってくる”と、ノストラダムスが大予言したのが20年ずれた感じの世の中になってしまいました。

今回、災害と呼んでもいいくらいのコロナ禍が、どこかの一国だけではなく地球規模で発生しているんだから、まさにノストラダムスの大予言が20年ずれたとしか思えないですね。
ノストラダムスも酔っぱらって大予言をしたか、あるいはプラスマイナス20年くらいの幅はあるかもしれないと思っていたかもしれません。

感染のメカニズムがわかってきたり、もうすぐワクチンが市場に出回るとか、ウィズコロナ時代を生き延びる術もそれぞれ工夫できるようになったり、明るい話題もあります。

その一方で、倒産したり、会社を解散したり、非正規雇用者が職を失ったりとまだまだ新型コロナの負の遺産的なニュースも多い。

今回のコロナ禍では旅行業界が大きな打撃を受けました。
宿泊施設や観光地もそうですが、移動手段であるJRや航空業界も大打撃。
JR東日本などは、昨年の台風19号で車両基地に停泊中の新幹線が水没して、全車両が廃棄処分になりましたが、今回はそれ以上の損失があるといいます。



昨日と今日の新聞で目に留まった見出しはJALとANAの件。
ほとんどの人が飛行機に憧れて入ったはずで、まさか自動車を扱う仕事をすることになるとは、想像もしなかったでしょう。
自動車を扱えるのはまだましで、3500人くらいは削減の対象に。




千葉の田舎に移住して、在宅ワークを開始してから約10年。
東京にしがみついていた頃とはだいぶ意識が変わりました。
前にも書きましたが、今は退職して嘱託的なことをしています。
在宅勤務といっても定期的に出社をしなければならず、それさえも苦痛になってきたからです。

自分の用事で東京に行くことは別に問題はありません。
しかし仕事として行くと、人の多さや、時間に追われている歩き方、電車に乗れば全員が首を下に向けてスマホを見ている、それらを見ていると眩暈さえ覚えます。

大前研一氏だったか「日本人は死ぬ時が一番金持ち」と何かの本に書いてありました。
まあ、全ての人が当てはまるわけではないけど。
欧米の人は退職後の楽しみ方を知っている、ということを大前氏は言いたかったのかもしれませんが、お金は使ってこそ意味があると、最近つくづく思います。

お金は確かに欲しいけど、それを使えるような時間が取れない、あるいは環境がないよりは、収入が減る方を選択しました。

自然災害の多い日本ですから、ある程度の貯えは必要だと思います。
でも、手段がいつの間にか目的に変ってしまうことに早く気がつかないと「死ぬときに一番金持ち」になり兼ねません。

コロナ禍で東京などの都会から田舎に移住する人たちが暫くは増え続けると思います。
そういった場合「郷に入ったら郷に従え」が一般的な考え方かもしれませんが、移住者が増えるとそうもいかないと思います。

海や里山風景に憧れて移住する人ばかりではなく、都会で他人との摩擦に疲弊してなるべく人との接触を避けたいから、あるいは自分のアイデンティまで東京に捨てて移住する人ばかりではないと思います。

田舎では「同質を求め同調を強いられる」場面に多く遭遇します。
移住者が増えると、こういった部分での調和をどうやって取っていくかがすごく大事になってくるのではと感じています。