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新型コロナと共存しなければならない時代ですが、すでに田舎に移住して在宅勤務を開始。そんな生活をご紹介。

2020年の東京オリンピック開催について

2014年11月26日 22時25分03秒 | 日記
「どちらでもない」
2020年の東京オリンピック開催について
「賛成」・「反対」・「どちらでもない」
と三つの選択肢をあげてアンケートをとると、「どちらでもない」と応える人が圧倒的だそうである。

これってオリンピックのアンケートに限らず、日本人独特の選択だと思いませんか?
極端な言い方かも知れませんが、物事をあまりはっきり言うと「嫌われる」「村八分にあう」「仲間はずれになる」という心理的なものが働くんだと思います。
もちろん地域性もあると思いますが。
まあ、オリンピック開催について無関心派な人は「どちらでもない」と答えるかも知れませんが。

会社で「YES」と「NO」をはっきり言うと、非常に立場が悪くなりますね。
居場所(ポジション・部署)が無くなる場合もあります。
それが仮に正しい事だとしても、特に女性の多い会社だと仕事がやりにくくなるばかりではなく、人間関係まで影響したりします。
退職前にいた会社は特に「和をもって会社となす」みたいなところが強くあったので「和」を乱すものはけしからんという悪しき風潮がありました。

30年近く在籍していましたが、他の会社では十分スキルを発揮して会社に貢献するだろうと思う人が、途中入社してきてはすぐに辞めていくというのを枚挙に暇が無いほど見てきました。
その人たちは他の会社でキャリアを積んできて、会社に対して「善と悪」をはっきり言っていました。
「YES」か「NO」かを言えるうちはまだよかったかも知れません。
それさえいえない会社になってしまったということが一番の問題かも知れません。
私もそうですね。
いつもYESかNOで生きてきました。
だから、ずいぶん摩擦も起こしましたし。
出来れば定年までとは思いましたが、もうYESやNOどころか発言や意見そのものが受け入れられない会社になってしまっていました。
でも今は辞めたことが大正解です。