虹いろカエル通信

ハワイアナ日々の雑記帳

平城宮跡のススキ

2012年11月26日 | 日記
                   

             

  昨日、たまたま道に迷った先に平城宮跡が広がっていました。遠目に白くススキが・・・・・。

  夕方だったのでそのまま通り過ぎましたが、このただただ広い場所に奈良の都が在って、たくさんの

  人が生活していたと思うと不思議な感覚に見舞われます。

  縁のないところに人は行かないと、何かの本で読みましたが、もう、40年以上も奈良に棲みついて

  いますから、案外、わたしの先祖は、平城宮でうろうろしていたのかも知れません。

  遷都1300年際の真夏に、宮跡の近くのお寺で開かれた音楽会い行くために、木陰など一つもない

  平城宮跡をひたすら歩いたことがあります。

  あの日の宮跡の広さは半端じゃありませんでした。皆で「なんでこんなに広いんだよ~」と、文句

  たらたらで、目的のお寺(名前も忘れてしまいました)に辿りついた思い出があります。

  都だったのですから広いのは当たり前なのですが、体中、火を吹きそうな暑さの中でしたから辛~い

  思い出になっています。

  全国からたくさんの人が来てくださった遷都祭、今、宮跡にはススキの白い穂が静かに揺れています。