久しぶりに遠出のドライブに出かけた。
最近、健康のためというか足腰の衰えをすこしでもカバーしようと人並みにウォーキングの真似事をしたりしている。
どうせ歩くのならピクニックまがいのほうがテンションがあがるだろうあれこれ考えた。
結局、むかし訪れた寸又峡へ久しぶりに出かけてみようということになった。
新東名高速の開通でやや近くなった感のあるところだが、やはり片道3時間弱の長距離ドライブだ。
新東名の島田金谷IC
(どうも新東名のIC名が地名をただくっつけただけの安易な命名が気に入らない、地元のエゴの象徴のような気がして面白くない。タダでさえ、合併、合併で地名と場所のイメージが合わなくなっているのだ。どうせ最近のドライバーは、「次、左です」などと機械に命令されて、ICを通り過ぎるだけで、ICの名前など正確に覚えようともしない。ならば、ドラえもんICでも差し支えなかろう。一種の「どこでもドア」というわけだ。高速道路という特殊な世界から、現実の世界に出るドアなんだから。)
その島田金谷ICを出て、大井川沿いにさかのぼる。
寸又峡には昔森林鉄道が走っていた。
その駅の跡が温泉街のなかにある。
そこからさらに天子の香和家
天子のトンネル
と森林鉄道の軌道あとらしい道路を登っていくと
つり橋がしたの方にひとつ、これは夢の吊橋の下流にかかる橋。
そして、夢の吊橋につく。
橋のまん中に、パワースポットがあって願い事がかなうという。確かにそうでも言わなきゃ怖くて渡れない人が続出しそうだ。真ん中で写真を撮ろうと頑張ったが怖くて両手を離すことができず、片手撮りなので、アングルは出たとこ勝負だった。
前回は、川沿いに夢の吊橋まで登ったように記憶しているのだが、と思い、地元の人に尋ねてみたら、何でも崩れてしまったそうで今は一つのルートしかないのだそうだ。
昼飯に「わさびそば」とこんにゃくの「みそおでん」を食べた。田舎の手造りのこんにゃくはさくっと歯切れがいいのが嬉しい。わさびそばは、わさびの葉や茎をトッピングし、おろしわさびをたっぷり載せた、辛いがさっぱりした冷かけのそばであった。