マンガやアニメについて

ネタバレ注意です。
間違った解釈があったらすみません。
今まで読んだマンガやアニメの感想を書こうかなと思います。

「BASARA」   田村由美

2013-05-19 14:08:20 | 少女マンガ
まずはあらすじを書こうと思ったんですが、難しい~(><)
簡潔に書こうと思ったんだけど、ダラダラながいあらすじになってしまいそう。

えっと、まず未来の話ですよね。
昔の話と思いがちですが・・・高度な文明が滅んで、砂漠の様な荒れ果てた時代の日本が舞台。
その日本を支配しているのが「王の一族」。
王の一族のやり方は、国民を人として扱ってない様な独裁的な方法。国民の怒りも爆発寸前・・・
そんな時、現状の日本を救う存在の「運命の子」と予言された「タタラ」という少年が生まれます。でも、「タタラ」は、王の一族の「赤の王」の軍勢に攻め入られ殺されてしまいます。
国民の希望の光であるタタラの死を隠す為にも、タタラの双子の妹の更紗が「女性である事」も「更紗である事」も隠してタタラとして生きる事となります。

この更紗と赤の王(朱里)が主役となります。

この主役の2人。偶然「更紗」と「朱里」として出会い(確か温泉で・・・)お互いの正体を知らずに惹かれ合っていきます。

ちなみに王の一族には「国王」と「黒の王」(国王の兄)・「白の王」(朱里の姉)・「赤の王」(朱里)・「蒼の王」(国王の隠し子で朱里の義弟)がいます。
朱里は産まれた時に「王族に災いを成す存在」と予言されて、国王からは疎まれてます。ですが、朱里は産まれ持ってのカリスマ気質というか、まあ結構なオレ様なのに人が寄ってくる。と、思えばタタラを殺した様に残忍な部分もあります。が、更紗と出会った事で残忍な部分は少なくなってきますね。
あと、王の一族は一族なりに水面下でいろいろな陰謀や思いがあるみたいです。

まあ、そんなこんなで、お互いの正体は知らないままで二人はどんどんラブラブになっていきます。
正体が判ったときもいろいろな苦悩や出来事がありますが、最後は二人で力を合わせて国王を倒します。
そして王族である朱里の事も切らないと国民に示しがつかないタタラ(更紗)ですが、どうしても朱里を切る事ができません。葛藤の末ひともんちゃくはありますが、最後はハッピーエンド。
番外編だか、続編だかで幸せな朱里と更紗を見る事が出来るそうです。

本当は「蒼の王」の存在などいろいろなエピソードが絡んでくるのですが、本当に長くなってしまうのでその篇は省略です。

朱里はなんだか言っても王族で俺様・しかも頭も切れるタイプなので苦悩しながらも突き進んで行く感がありましたが、更紗です。
いざとなったら度胸も良いかっこかわいい女の子ですが、常識や良識も兼ね備えてるのでいろいろと悩みます。本当に悲劇のヒロインって感じでした。
作品の時代背景や人物関係もしっかりしていて読み応えのある作品でした。



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