「ノーカラー」 夏目イサク

マンガはどんなジャンルで読む方なので、ＢＬが嫌いとかでは無くて、どっちでもいいって言うか、あれば読むけど、
特に読む機会がなかったのでそれなら無理に読む必要が無かったからあえて自分から手を出す事は無かったんです。
それは２～３年前に夏目イサクさんの作品を読む機会があって・・・

単純な理由ですけど、すっごく絵が好き。
夏目イサクさんの書く男性キャラ・女性キャラの顔や表情が好き。
人物の身体のバランスも好きだし、登場人物が着ている服のセンスも好き。
登場人物同士の会話のやり取りのセリフの言い回し方も好き。
ストーリーも男同士って事を除けば普通の恋愛マンガで、
気持ちの変化もわかりやすく書かれていて好感がもてる。

と、いう訳で完全に夏目イサクさんのファンです。
なので、夏目さんのコミックは全部購入。
（でも、本屋で買う勇気が無かったので、ネットで購入してしまいました）
夏目さんの作品はこれから少しずつ順番に書いて行こうと思います。

まず、基本つっこみ所まんさいです。
ノンケの男性同士がカップルになるっておかしくない？
ここは、普通に友情に発展する所じゃない？って場面でも恋愛感情になってしまいます。
すごい確立でまあ片方が恋愛感情を抱いてしまっても、もう片方が拒否るだろ。
とか思いますが、その辺はスルーで。この世界はそういうモンなんだと割り切って下さいね。


両親も兄もマジメでお堅い優等生。当然、自分も同じようなレールに乗って勉強三昧の天才な坂本洋二。学生アパートで一人暮らし。
その隣に住むのが、坂本と同じ年の一見プータローの飯田章吉。
そんな飯田の部屋が老朽化による事故の為リフォームする事なり、その間だけ坂本の部屋に（無理やり）押しかけて居候させてもらう事になった飯田。
実は飯田はプロのカメラマンを目指していて、日々バイトをしながら頑張っているという、夢に向かってがむしゃらに突き進んでいる熱血くん。

毎日勉強、他人とはあまりかかわずに、淡々と生きてきた坂本は
自分の生活ペースを乱されてイライラしながらも、自分とは全く逆の存在の飯田によって、勉強意外にも身の周りにはいろいろな物や出来事が沢山あることに気が付きます。

堅物なだけど、もともとは素直な坂本は、今まで自分が気が付かなかった事に対して普通に驚いたり、笑ったりと表情もやわらかくなってきます。
そんな坂本をみて飯田はドキドキしちゃいます。
坂本は世間知らずなので、そんな事には疎いです。意外と天然さんでした。
そんな二人が付き合い出して、その後までのお話しです。


まず、一応攻めの立場になる飯田章吉くん。背も高くて、普通にかっこいいです。
夢に向かって頑張ってる所や単純そうなところもステキです。
で、受けの立場になる坂本洋二くん。
飯田より若干線が細いぐらいで身長も同じぐらい。普通にかっこいいです。
頭がいいのに、無邪気なところもあるのがステキです。
……二人とも女の子にモテそうなのに。って突っ込んではいけないんですねよね。