「みんな愛のせいね」 小田切ほたる

父・一成（かずなり），長男・十摩（とおま），次男・百岐（ゆき），三男・千耶，四男・万聖（まさと）・・・超美形揃いの男ばかりの中務ファミリーのお話です。

お父さんの一成がかなりのお坊ちゃまで、多才で現実離れした不思議な雰囲気でさらに美形。マリアとの結婚を反対されて勘当。仕事は小説家。
お母さんのマリアはアメリカ人。まっすぐで素直なこれまた綺麗な人。
美形同士の子供なので、息子４人とももちろん美形です。
マリアは末っ子の万聖が幼い内に死んでしまったので、一成が男手一つで子供を育てています。

まず、母はアメリカ人という事でおはようのキス、おやすみのキスなど、愛情表現はハグとキスはあたりまえ。マウス　トゥー　マウスだってあたりまえ。
なので中務家の人達はいつもベタベタしています。

そして末っ子の万聖は赤ちゃんの時に母を亡くして、しかも身体が弱く喘息持ちって事もあり、家族全員の愛を一身に受けて育っています。とにかく全員が万聖に甘いです。

十摩は高校３年生。すべてが母親似なのでキレーなタイプです。髪の毛も金髪に近いのかな。性格はお父さん似でホワンとしています。

百岐は高校２年生。メガネ美形です。髪の毛は唯一の父親似の黒髪で、シャープな顔立ちなクールビューティ。どちらかというとかっこいいタイプです。性格はかなりのしっかり者で＆キレ者です。

千耶も高校２年生なので百岐とは双子って事かな。かっこかわいいタイプです。社交的で、家族で一番万聖を溺愛していますが、双子の兄の百岐の事もかなり大好きみたいです。性格はどちらかといえ母親似かな。

万聖は中学２年生。かわいいタイプ。性格は間違いないないぐらい母親似だと思います。この万聖が中心に話しが回ってるので、主人公は万聖かな？

とにかく男同士の中高生の男子の兄弟がベタベタしています。
みんなサラッとした感じのキャラなのでムサくはないですけどね。
中務ファミリー以外の人達はこんなベタベタを見てびっくりしたり、ホモで近親相姦と間違えたりしているので、ベタベタイチャイチャは家族限定なのかしら。
あと、千耶が万聖にベタベタするのはかなりのブラコンで兄弟愛ともとれなくないですが、
百岐と千耶の双子はもはやただのカップル・・・熟年夫婦？に見えるぐらいです。

いくら、母はアメリカ人でもそりゃないだろ～！！と、思ってしまいがちですが、そこはマンガと割り切って、そういうものだと思ってみればなかなか楽しい漫画でした。常に家族や兄弟に対する愛があふれてる（＾＾）

ちなみに、こんだけ男性キャラが多いとお気に入りのも出てきます。
お気に入りのキャラは次男の百岐です。普通にかっこいいと思います。
そんなに出てはこないけど・・・。