「ブラザーズ」 山本小鉄子

よくありがちな、親同士の再婚によって血の繋がってない兄弟が出来たってお話しです。男同士ですが・・・。

日本人の父とその息子・渡辺くりす（２４歳）・イギリス人の母とその息子・渡辺ワタル（高２）が家族となります。
くりすが日本人で兄・ワタルがイギリス人で弟となります。
くりすは未成年と間違われる程の童顔で背が小さくてメガネっこの教師です。
ワタルはイギリス人なのでくりすより背も高く美形です。日本語ペラペラです。

しかし、なんと両親が新婚旅行中に飛行機事故で帰らぬ人になってしまい、出会って間もない血の繋がらない兄弟が二人で暮らす事になります。
いろいろ葛藤もありますが、なんとか仲良くなって二人での生活にもなれてきます。
が・・・どうやらワタルは第一印象からくりすの事好印象だったらしく知らずうちに好きになってました。
ワタルは言葉足らずではありますが、ストレートに行動に表してきますが、男同士で兄弟という事もありとまどいグルグルしまくるクリス。
でも、最後はめでたくハッピーエンドでした。

私はこのお話しは正直あんまり受つけませんでした。
男同士うんぬん以前に、ストーリ的にもキャラクターの設定もそんなに惹かれなかったし・・・。
そんなに激しい内容でもないし、どうしてだろう。
まあ、それでも最後まで読んだんですけど(＾＾；)。