「ミューズに祝福されし者」 日輪 早夜

何故か借りた本には２巻しかなかったのだけど、借りた本にスピンオフ作品もあったのでそれも参考にして１巻までの話は予想です。

コミックの言葉をそのまま借りて書くと
「『私立ムーサ芸術学園』　ここは芸術的才能を持つ学生達がその才能を磨く為に集まる学舎だ　　　その学生の中でも特殊な才能の持ち主をこの学園では　　“ミューズに祝福されし者”と呼んでいる」
という事です。

その“ミューズに祝福されし者”である鳴沢慧人。彼の歌声は聴いている人達の心にすごく影響してしまうらしく、鳴沢が恋の歌を歌えば聴いてる人は歌詞の内容通りに彼の事が好きだと勘違いしてしまったりという才能の持ち主。
ちなみに“ミューズに祝福されし者”が人に与える影響はさまざまで、耳が生えてしまったり、頭にお花が咲いてしまったりです。
感受性豊かな人が特に影響されやすく、影響されないのは、芸術面の才能が一般的な人や感受性が低い人・あとは自分をきちんとコントロール出来る人みたいです。
そんな鳴沢慧人が主役のお話しです。

まず、芸術家の人達はゲイやバイに人がいるのはあたりまえという設定。
かつ、私立ムーサ芸術学園は男子校なので、男子が男子に思いをよせたり付き合ったりは普通の出来事って事になってます。
とにかく最初からこういった設定になってると私も読みやすいです。
普通の日常で男同士が急に恋に落ちるとかだと、どうしても「ありえね～」と思ってしまうので・・・。

鳴沢は学校の先生で同じく“ミューズに祝福されし者”である不知火先生の事が好きになってしまいます。
鳴沢にとって初恋で、その相手が男で先生なのでとまどいながらも気持ちを伝える為に奮闘するお話しです。

お付き合いする前提になるまでのお話なので、内容はプラトニックな感じになっています。

私的には特にいいとも悪いとも無い感じのお話しでした。
１巻を読んでないせいかもしれません。

これも、続きがあるのかな？？続きがあるならプラトニックではない展開になっていくのかもしれません？よくわからないけど、とにかく２巻のみのあらすじしか判らなくてすみません（＞＜）