「不思議の国の千一夜」 曽根まさこ

子供の頃に読んだのでもちろん手元に本もないし、
登場人物もストーリーもうろ覚えですが・・・。

曽根まさこさんって怖い話を書くイメージだけど、
この話は絵もかわいくてストーリーもファンタジー系でかなり面白かったです。
どっちかというとコメディータッチ？？

主人公はとある王国の王子のゼブラン。
このゼブランは実は女の子ですが男の子として育てられました。
（理由はごめんなさい、忘れました・・・）
たしか、父国王（息子が女の子とは知らない）に結婚をしろと言われるのですが、
もちろん女性なので結婚出来るハズもなく「花嫁探し」の名目で
旅にでたと思います。

ファンタジーなので、化け物や変わった実や不思議な出来事などなんでもありです。
ゼブランは本当に体は女の子だけど、見た目も行動も考え方や度胸もイケてる男の子そのものです。
旅先で出会った神馬のヘンデルの助けもあり、化け物退治や不思議な出来事もクリアしていきます。
普通に旅先でであった女の子をかわいいと思ったり、好意を持たれてしまったり。
女装（っていうか女の子なんだけど・・）するとすっごい美人だったり。

で、これまたとある国のお姫様と出会い
両思いになるんですが、もちろんゼブランは女の子。
結婚できるはずもありません。
（お姫さまはゼブランが女だって事は最後までしらないままです）
そのお姫さまがピンチになり救うべくいろいろ行動するのですが、
その時に受けた呪いで性別が逆になってしまいます。
あら、ラッキー。めでたく正真正銘の王子様となり無事結婚。

結婚後もいろいろあります。
最後には子供まで生まれてめでたしめでたし。
お姫さまの弟もいいキャラクターしてたと思います。

いろいろと違ってたらごめんなさい。。。
もう一度読んでみたいなぁと思うお話しです。