【実録】会計事務所(公認会計士・税理士)の経理・税金・経営相談

大阪市北区の築山公認会計士事務所(築山哲税理士事務所)です。
身近な疑問の解説と役立つ情報の提供をさせていただきます。

【不朽の名著】この本を読まずして税法を語ることはできません!(第16版が発売される)

2011-04-02 12:00:00 | ★おすすめ商品



この本を読まずして税法を語ることはできません。著者は、いわずと知れた税法の権威者、金子宏東京大学名誉教授です。税と税法についての「金言」が満載です!

★条文や算式の本源的な意味を知りたい・・・

税の問題を解決しなければならない人の多くは国税庁のサイトなど、条文と算式が羅列された情報に悪戦苦闘されていることでしょう。そんなとき、この本を読めば疑問が解決すると思います。

この本では「税法の大前提」と「条文の行間」が説明されています。

「税とは?」という根本的命題からスタートし、わが国の税制の発達、税法全体の体系や位置づけを述べた後に、各税法の骨格が説明されています。専門書としての崇高さと詳細さを保ちつつも、簡潔明瞭で専門外の人でも読めるというのがこの本の素晴らしいところです。しかも、それでいて内容は奥深いのです。

日常生活やビジネスにおいて当然として認識していた、つまり、仕方なしに受け入れてきた税に関する事柄の根本的説明が随所でなされており、その「金言!」には頭から冷水を浴びせられたような心境になるでしょう。

分厚い本ですのでとても数日では読めませんが、繰り返し読むに値する本であるのは間違いありません。

この本は、100年経っても「不朽の名著」として読まれ続けているでしょう。昭和から平成の税制、そしてその後の税制への変遷を理解するために必要不可欠な文献として残ることでしょう。

弥生会計11、発売される(どこまで続くのか?毎年のバージョンアップ)

2010-12-22 17:00:01 | ★おすすめ商品
弥生会計 11 スタンダード

弥生

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弥生会計11(11とは2011年の意味)が発売されました。これで、毎年のバージョンアップが10年近くも続いています。

会計ソフトのバージョンアップが必要なのは次のような状況が生じた場合です。

●法制度が変わった
会計ソフトに影響を及ぼすのは主に会社法と税法です。しかし、会計ソフトの基本的機能である試算表作成(複式簿記の原理)はすでに確立された機能であり今後も変化することはありません。会計ソフトの「付録」にすぎない決算書や申告書の作成機能が古くても支障がないユーザーも多いです。

●プログラムに不具合が発見された
ユーザーが増えればユーザーから様々な意見が寄せられます。致命的なプログラムの不具合は当然として、より使い勝手が向上するような要望には是非とも応えなければなりません。

●OSなどの進化に対応する
会計ソフトが一定の機器やOSなどの環境に依存している以上、その環境に変化が生じたならば会計ソフトもそれに応じて変化しなければなりません。

弥生会計の過去10年ほどの毎年のバージョンアップで、本当に必要なバージョンアップは何回あったのでしょうか?

ユーザーが支払っている年間サポート料金を、このような形式的なバージョンアップに充てるのではなく、もっとユーザーにとって有意義なサービスを充実させるべきだと思います。しかし、何が有意義なサービスであるかがはっきりとしないのでしょう。というよりも、ユーザーが本当に望んでいるサービスには応えられないのでしょう。本当に望んでいるサービスとは????

法人税の手引書の定番(平成22年度版が発売される)

2010-12-22 17:00:00 | ★おすすめ商品



■伝統と実績のある大蔵財務協会が販売する法人税の手引書の定番です!

毎年の税制改正に応じて毎年改訂されます。多くの会計人(公認会計士、税理士)が発売と同時に注文します。

税法は毎年変わります。ですから、古本屋で安く買った5年前の本は何の役にも立たないのです。ただし、過去の申告を修正する(修正申告する)場合には古い本も役に立ちますので(修正申告は過去の税法に基づき行います)、保管スペースに余裕がある場合には古い本も残しておきましょう(笑)。しかし、この本に「忠実な!」申告しておけば修正申告をする必要はありません。それだけこの本の内容は確かなのです!

■どこが変わったかさえわからない?

それが税法なのです。税法は膨大なのです。
必ず、新年度版を購入してください!

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★来年は発売が遅れるのでしょうか?

税法の改正事項が多い年には、この本も改訂作業に時間を要するので発売が遅くなります。「税率」「欠損金の繰越控除」「中小企業税制」「雇用促進税制」など、来年は改正事項が多くなりそうです。

改正事項が多い年ほど、一日も早くこの本の改訂版が欲しいのに・・・

恨まれますよ。菅さん!

税務経理ハンドブック(平成22年度版)

2010-07-05 17:00:00 | ★おすすめ商品



1963年(昭和38年)から毎年、改正事項を織り込んで発売されている日本税理士会連合会が編集する権威ある税務経理のバイブルです。多くの税理士が愛用しています。

法人税、所得税、消費税、相続・贈与税など、「国税」の調べごとをする場合、国税庁のサイトよりも便利かもしれません。情報が絞られているので検索しやすいからです。

「地方税」についても、さらには「会社法や会計基準」についても調べることができます。

また、毎年恒例の主要改正項目一覧表(別冊)は「改正を知らないリスク」を回避することに大いに役立ちます。

消費税の仕訳で迷ったらこの本!(勘定科目別の解説+仕訳例)

2010-06-04 19:10:00 | ★おすすめ商品



★この入出金(勘定科目)の消費税はどうなるの?(課税されるの?されないの?)

そんなとき、この本が必ず役立ちます!

★消費税の納税額を算出するには、個々の取引を仕訳する段階で消費税の処理をしておかなければなりません。

それにはこの本ですよ!

仕訳をするときに消費税の扱いに悩む人が多いのに、それを解決してくれる書物、つまり「勘定科目別に消費税の扱いを示して、具体的な仕訳例を紹介している」書物は案外少ないです。

出版社は税務関連図書で実績のある大蔵財務協会、著者は税務署長など税務行政の要職を歴任した税理士の成松洋一氏ですので、安心して使える消費税のバイブルといえます。