ねこライフ

うちのねこsがゲストに「シマちゃん」を迎えての徒然。

未知との遭遇:その5:入院編

2010-09-13 22:29:46 | たみぃ
猫ライフ210日目。


車だと5分もかからない一番近所の病院は、こぎれいな所でした。

お上品なキャリーに入った猫や、いかにも可愛がられていそうな犬たちがいる清潔感あふれる待合室に、捕獲捕獲~という雰囲気満載でケージだの捕獲器だのを運び込むのは、ちょっと気が引けるほど。

でも連絡してあったので、ちゃんと受付けてくれました。

「じゃあ不妊手術にワクチン、ノミとり、血液検査」ってことで、猫たちを病院のケージに移したら、さっさとわたしは帰されました。二つ一度にはもてないので、捕獲器だけかえしてもらって。

血液検査、はい、猫エイズと猫の白血病を調べるためのやつです。

この時点で、2、3日でも可能性があるなら病院にいる間に里親募集、などと考えたのです。
そして里親募集をするには、とりあえずこの二つを検査して陰性の結果が出ていなくてはならない、と当時の断片的な知識で思っていました。

今にして思えば無謀としか言えませんが。

♂なら即日、♀でも翌日には退院という措置にする病院が多いそうで、それなら実は里親募集する時間なんか全然ないのですが、当時のわたしは、さすがに外科手術なんだから3日ぐらいは入院させてくれるんだろうとぼんやり思っていたのです。

さて、自分は眠いし疲労マックスだったので、よろよろ帰宅し、階下と隣の住人宛に、こういう事情で猫を一晩うちに置いたんだけど、うるさくってすいませんでした、と一筆したためてドアポケットに入れてから、やっと寝ました。

下は無反応でしたが、隣の方は優しいお返事をくれました。近所づきあいもなかったけれど、今でもこの優しい隣人には幸あれと草葉の陰から思ってしまうほど。

そして、惰眠をむさぼっていたわたしをたたき起したのは病院からの電話でした。

経過を知らせてくれるとの事だったので、打合せどおりです。

知らされたのは、意外な事実。

まず、白が♂だった。

あまりにも可愛らしい鳴き声とふわふわの毛の手触りだけで、わたしは、女の子しかも姫、などと、性別ばかりかキャラクターまで設定していたのです。

後で、「見て分かんなかったんですか?」と言われましたが、わかんなかった。

だって夜しか遭わないし、尻尾ふさふさで股間はよく見えなかったし。

病院からは、「去勢手術しましたけど、よかったんですよね?」と言われたけど、そんなこと言われたって。

まあ、わたしとしては全然おっけぃですけど。

それから三毛は、大部分の三毛がそうであるように♀でしたが、麻酔して毛刈りをしてみたらお腹に手術跡があったとの事で、おそらく、かなりの確率で不妊手術済みだろう、と告げられました。




当時の三毛ことたみぃ。



今と比べると、一回り、いやふた回りは小さい……。



元姫しろっち。
コメント
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