当方が推奨する平やすりによる目立ての優位性を簡単なイラストで解説します。
約1ミリ程度の刃先に対する丸やすりのイメージですが、赤線のようにアーチ
を描くために直線の平やすりとでは先端部の厚みの違いが大きいのです。つまり、
どちらも同じ角度の尖り具合なのに、青線の平やすりは厚みがあり強度が大きい
ことが判りますね、結果、刃先の傷み具合に大きな差が生じることになります。
刃先の傷みが小さいと研磨の量も最低で済みますから、新品時の形状を長く維持
出来ることになるのです。また、同じ角度なのに既に丸やすりの方は0.2ミリ
ほど刃が短くなっていることも理解されると思います。