ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

珍客。

2010年07月23日 | 田舎は面白い
ゆうべ、シャワーを浴びに行ったダンナが風呂場で騒いでいる。
またオオムカデでも出たんかな~~と行ってみる。

「水風呂にカニが泳いでるーー!!なんでーー!?」
あらま。近眼の私にはわからんくらいのチビカニが湯船の底に。
ゴミすくい網ですくって洗面器に。



サワガニの仔だねぇ。たぶん。
大雨のときに裏庭で見たことはあったけれど・・・
どこから風呂に入りに来たんか?キミ。
ダンナはカニっていうと海のもんだと思ってるけど、
山から畑への水路にはサワガニがいるんだよ~~。



家の外の水路に投げてやりました。はい。(洗面器は普通のサイズです。)

春の水辺。

2010年04月13日 | 田舎は面白い
うちの周囲は昔は田んぼだった。今はみんな畑か耕作放棄地ですね。
近所の婆ちゃんいわく、「夏の田んぼはなぁ、あっちくてなぁ。もうおえねえよぉ。」
つまり、稲作は夏の作業が暑くてもうしんどいから出来ない、やりたくないと。
春のキンセンカ、初夏のソラマメが終わったら秋までそこはお休みという畑も多い。
そんな中に元・田んぼを半湿地のまま畝を盛ってソラマメを作っているお宅がある。
「田豆(タマメ)」と呼んで、味がひときわ良いそうな。
足元が悪いぶん手入れが大変そうだ。でもここんちの豆は確かに美味しい!!

その畑の水の取り入れ口で、カエル発見。(もう面倒なのでそのまま貼る。)



交尾中、失礼しまっす~~。
この日記では毎年おなじみシュレーゲルアオガエルです。下がメス。乗ってるのがオス。
上から下がっているように見える石と杭は水面に映っている地上部分。
周囲でうろついているオタマジャクシが同類かどうか、そこまでは私もわからない。
でも先日ここで寒天状の卵塊を見たから、トノサマガエルかなんかかもしれない。
シュレーゲルは土手に泡状の卵を産むっていうから。(いまだ見ず。)

実はカエルを見つけたのは私だが、近くまで降りるには足元が悪い。
ダンナにケータイ渡して降りてもらって、私が上から指示(笑)。
自分の影に注意!!とか、 あ、足元にザリガニ!それも撮って!!とか。



これって、ザリガニの幼体だよ・・・ね?



水ぬるみ、生き物が育ち、そしてまた、
なぜか居間のテレビ画面にカエルが張り付いている季節が来るわけだ。
私も、あっちぃのは苦手だなぁ・・・・・・

朝の風景。

2010年02月26日 | 田舎は面白い


↑ なんであるか?



蜘蛛の巣である。

昨日は羽田空港や東京湾で濃霧による大トラブルがあったそうだが、
こちら房総沖から発生し始めたんだろう。
私が起きた朝7時ころは晴れていたが、地面がしっとり濡れていた。
水滴が乾けばほとんど見えない蜘蛛の巣も、一目瞭然の目立ちっぷり。



こんなにある(笑)。

画像のコントラストを上げたが、見えるだろうか?
肉眼ならもっとはっきり見えるんだけどね。
このアゼ1本だけでも、
いったいどのくらいの数の蜘蛛と、どのくらいの数の獲物がいるのか?
ふと昆虫の世界に思いをはせる、朝のゴミ出し。

巣の主は5mm程度の黒い蜘蛛さんです。

再びのガマ。

2009年10月18日 | 田舎は面白い
 ガマ再び。 アズマヒキガエル。前のとは違う個体です。体長16センチくらい。大きいね。
場所は、うちが秋から春はソラマメ畑と花畑にしているところ。(夏はカボチャだけ。)

↓ それぞれクリックすれば鮮明な画像が見られます~~♪

  

ダンナが刈り払い機で草刈り中にハッケン。
「そのへんにいたよーーー。」の情報を元に、踏まないように気を配りつつ刈った草をレーキでよせていく。
おおお、いたいた♪♪
刈り払い機のあとは耕運機が入るからね、危ないから下の畑へ行こうね~~。
と、パタパタ追い立てて避難していただきました♪

畑作業にはちゃんとデジカメを持っていく私です。

ゲコとくちなわ。

2009年09月28日 | 田舎は面白い
早朝のゴミ出しの道すがら、畑の脇の草陰にカエルを見つけた。
ぼけ~~~~~~っと歩いているくせに、こういうものは見つけるワタシ。
ツンツンするとノソノソと這い出してきた。夜明けまでにおうちに帰りそこねたか?

アズマヒキガエル。体長12センチくらい。「ガマ」ですな。

↓ クリックすると鮮明な写真が見られます。





おおおっ 正面から撮るとイグアナみたい(笑)。
ちょっと後ピンだなーーーー。
朝日はまぶしいわ携帯電話のカメラだわで、まあこんなもんでしょ。


そういえばゲコの天敵のヤマカガシも先日見た。
私が自宅の門を一歩出ると同時に、段差の陰にいたらしいヘビが猛ダッシュ。
ヘビさんもびっくりしたんでしょうけれど、私もびっくり。
しかも私が行きたい方向に逃げるもんだから一向に距離が離れない。
塀に登ろうとしてあきらめたりした末に、やっと草むらに潜っていった。



ヤマカガシは奥歯に猛毒があるし、身に危険がせまると毒液を飛ばすこともあるので、
つかまえていじめてはいけません。
ほおっておくぶんには、大変おとなしいヘビです。
これは少し遠くから携帯電話で撮った写真をトリミングしました。

秋は確実に。

2009年08月30日 | 田舎は面白い


北緯36度・東経138度の空。



ひからびた畑にアマガエル。



実は見えないけど ブドウ畑だよね。



スズメ脅しがボカンボカン響く田んぼ。稲刈りはまだまだ。

でも、ぐぐっと200kmほど南下して北緯34度・東経139度の地では・・・↓



早生種の稲刈りが済みました。茶色いのが “はざ掛け”です。
ああ、冬春野菜の種を買わなくちゃ。

(蛙の写真だけ ただの趣味ね。)

お盆。

2009年08月16日 | 田舎は面白い
海っぺりの田舎のお盆は仏事が多くて、都会の人が思うような「お盆休み」ではない。
特に不幸があって新盆の場合、“迎え念仏”“送り念仏”をピークに半月以上に及ぶ行事となるのは、
かつて本部サイトで “汗だく新盆顛末記”として書いた。
今年はうちの親戚・近所の新盆は1軒だけだったし、お天気も前半が曇りがちだったので少しはラクだったような。
毎日夕方に墓所へ行くが、ピーカン晴れが続くと墓石が昼間たっぷり蓄熱していてメチャ暑いのよ。



↑ 集落に2箇所ある墓所のうち、東のお堂から海を臨む。(13日)
自分ちの墓参りだけでは済まない。新盆の墓や親戚・近所の家の墓にも行かないとね。
写真奥から順に 海・港・畑・墓・山。 墓が山寄りってことは当地の祖霊はやはり山から来ることになるのか。
色々な来世観が混ざった日本の宗教行事は矛盾だらけで面白い。
極楽往生や輪廻転生したはずの先祖も帰って来ちゃうもんな~~。



お天気がいまいちだと海水浴場の眺めもなんか寂しい。(14日)
晴れ女の私が一日中そとにいれば晴れが増えるやもしれぬ。が、そんなことしたら私がくたばってしまう。
(実際、このあと少し晴れました。風が強かったけど。)



↑ 16日朝の“おしょうろさんおくり”の線香の山。
各戸の女衆が集まって辻(つまり道端)で線香を焚き、“念仏”を行う。
迎え火で祖霊と一緒にやってきたが15日の送り火でも帰らず留まっている精霊を、
団子やおにぎりのお供えで集めて念仏で送り返すのでは、と私は推測している。
とにかく「霊が迷う」のを恐れる当地である。
しかし昨今、世代交代により宗教心も薄れ、色々と省略が増えるのは宗教民俗学的には残念なこと。
当事者としては「仕方ないかな。」と思うけどね。

スズメバチ。

2009年06月21日 | 田舎は面白い
我が家の玄関の軒下には時々ハチが営巣する。
庭ならまだしも、玄関では来客が刺されでもしたらコトなので迷惑である。
このところ無かったので安心していたが・・・。
先日ふと見上げると、小さな、下向きのツボ状の巣が出来ている。
スズメバチのたぐいだ。
この段階なら、まだ成虫は女王蜂1匹のみ。働き蜂を育てている最中。
主の留守中に、
ダンナがキンチョールジェットを噴射してから叩き落とす。



↑巣の上半分。
クリックするとピントがあった画像が出ます。
幼虫嫌いな人は見ないほうがよろしいです。
真ん中部分、サナギになってますね。
もう少し見落としてたら羽化してたわぁ、桑原桑原。



↑後で帰ってきた巣の主(たぶん)。
体長3センチくらい。コガタスズメバチでしょうか。
キンチョールで南無阿弥陀仏。
やれやれっと。

※注※ あーーー、大きくなっちゃった巣の駆除は専門業者に頼みましょうねぇ。


最後に気分転換に、お花の写真をどうぞ。



塀の向こうには、いっぱい咲いているんでしょうね。

春も盛り。

2009年04月06日 | 田舎は面白い


雑草に埋もれる花畑から救出。左からアメリカナデシコ、キンセンカ、ベニジウム。
今年はヤグルマギクが入ってなかったな・・・(花苗はもらい物)


こちらに引っ越して3年数ヶ月。
これまでに出席した法事(一周忌などの仏事)が我が家のも含めて10数回。
3件ほど料理の写真を残してあるが、このブログでは紹介してなかったよね。
ということで・・・・・







こういう巨大な器に入った料理のほかに、お刺し身や汁物、茶碗蒸しや生寿司やお強飯や・・・・・
さらにお持ち帰り用にお饅頭と黒強飯とお砂糖と柑橘類と・・・・・
女はたいがい料理を持ち帰るから、帰り道がタイヘン(笑)。
当事者はお財布がタイヘン。

四半世紀前の義父の葬儀のときはまだ、近所の女衆が集まって料理を作っていた。
いつごろ仕出し料理が普及したか知らないが、外注するぶん当事者の気はラクに。
一時は“生活改善運動”とやらで簡素になったらしいけれど、また徐々に派手になったらしい。
でも最近は「7回忌は最小限の身内だけ」な家とか、“揺れ戻し”が来ている気配もあり??


季節もの。

2008年12月23日 | 田舎は面白い


庭の水仙が咲き始めました。
南斜面などではとっくに咲いているけれど、
冬は強い西風が名物な土地。
風があると水仙の写真は上手く撮れないのよ(笑)。




夏に買ったものの遊びそこねた花火セットを片付ける。
ええ、まあ、蚊がいなくていいわな(苦笑)。

立冬は過ぎても。

2008年11月13日 | 田舎は面白い
時々ブイ~~~~ンと草刈りをするだけ。 の我が家の庭。
鳥さんが運んだり風に運ばれたりで、色々なものが繁茂しております。
通り道に立ちはだかる、とびきり頑丈なクモの巣を撤去していて足元の赤い実に気づく。
かわいいね~~~。





ツルと葉の感じから、“ヒヨドリジョウゴ”と同定。アルカロイド毒あり。
ナス科ナス属の「多年生植物」。 ああ、そんな丈夫なんばっかりやな・・・・。

丈夫なナス科ナス属、といえば、庭の箱植えトマトさん。
夏以後ずっと肥料も水もやらずにほったらかしですが・・・・。
まだ時々収穫できます。強いもんですねぇ。
支柱は半分抜いちゃったので倒れて、雑草と混じってますが。



↓ てっぺんではまだ、やる気まんまん。



面白いのでこのままにしておきます。年越しするかも??


↓ おまけ。 びよよよ~~~んな龍頭。



今日のお客。

2008年07月02日 | 田舎は面白い
一昨日の日記で「猫のモグラ土産はなくなったが」と書いたとたんに
昨日の朝っぱらから座敷で惨劇があった。勘弁してくれ・・・(泣)

今日は虫のお客がいっぱい。
まずは無難に(笑) オニヤンマ。



猫がいる縁側で、なんかブブブブブブッと音がして発見。
さすがにオニヤンマ、猫パンチ1~2発くらいでは平気でした。
網戸をあけて、お帰りねがう。 (玄関がフルオープンでしたの。)

次は小さなカミキリムシ。触角を除く体長2センチ。
チビのくせにイッチョマエに、ギーギー鳴いた。



種名は・・・・・・・・・・・・同定不可能。わからん。背中の黒紋が??
これもテラス窓から、お引取り願う。敷居からブイ~ンと10センチ飛んだ。


日暮れ後に現れたのは、ゲジ目ゲジ科オオゲジ。
これはなぁーーーー、苦手な人が多いからね、
見たかったら ↓をクリックね。 写真奥が頭部。
肢を除く体長2センチと小さいから幼体か。(5~6センチまで成長する)

    オオゲジ写真

いわゆる「不快害虫」で、捕まえていじめなければ害はない。
たまに、威嚇してるのか足を伸ばして体高をフッと高くします。
なかなかゴシック教会のフライング・バットレス(飛び梁)のようでかっこいい。
・・・・・・と思うのは私ぐらいか?虫愛ずる老姫~~~♪

残念ながら次に見たときは仰向けに転がってました。
近くにいた猫Aが怪しい・・・・・



招かざる千客万来。

2008年06月30日 | 田舎は面白い
雨降りの夜に玄関にいたら、
式台の下から薄茶色で大きめのナニカがビタンペタンと跳ねて
猫があけっぱなしの戸の隙間から外へ出て行った。
近眼の私は「え??今のナニ?!」状態だったが
脇にいたダンナによると「ウシガエル・・・かな?」
・・・・・・いつの間に中に??なんの用で??
外へ追いかけていった猫Aを連れ戻す。
雨だし暗いしで、それ以上は確認せず。

ブラウン管テレビの画面に小さな小さな足跡を発見。
ちっこいカエルもどこかにいたようだ。
裏の畑では私の小指の先ほどのが跳ねていた。尾っぽが取れて間もないような。

先日は物置から出した古カーペットから毛皮を着たナニカが跳ねていったし。
玄関にアオダイショウは現れたし。
春の巣立ちが終わったらしく、猫のモグラ土産はなくなったが。
CDサイズのアシダカグモは屋内に生息中(餌になる虫が居るってこと)。
オオムカデは今年はまだ見てない。
軒下には、スズメバチの古い巣が点々と。
生き物が苦手では、田舎暮らしはキツイでしょうね。
私はわりと平気。トカゲやヤモリが居ないなーー。好きなのに。

でも一番ウザイのは、ハエですな。
大きいのも小さいのもウザイ(泣)。
台所にはクラシックなハエ取りリボンが吊るしてあります。
よく捕れます。
ゴキは滅多にいないし(アシダカグモのおかげか?)、あまり飛ばないだけマシ。

田舎だもの。いるわ。

2008年06月20日 | 田舎は面白い


二十日大根・ゴロゴロ。



シソっ葉・ワサワサ。 植え替えてやるからねーー。


今朝、マムシを見た。
可燃ゴミを出しに行く途中の上り坂。幅1mのあぜ道いっぱいにデロ~~ン。
5~6m手前で私が気づくと同時に奴も私の足音に気づいて、
スルスルと脇の休耕地に消えていった。
わずか数秒ながら目に焼きつくその姿。
エラの張った頭部。大きな銭型模様。アオダイショウよりずんぐりした体。
間違いないっしょ。
う~~~~~む。やっぱりいるのかぁ・・・・・・。桑原桑原。

熊よけの鈴みたいな、マムシよけの鈴とかってないものか?
マムシだって好んで襲ってくるわけじゃないんだしさ。
炎天下でも長靴でドスドス歩くか??