【パリ五輪】持続可能な五輪へ

パリオリンピックはオリンピック史上最もサステナブルな大会を目指している。

これまでのオリンピックでは開催に向けて新しい建物を造り、オリンピック終了後は使い道に困り、建物が無駄になることも多かった。また、オリンピックのために建てられて、大会終了後は取り壊しになることも少なくなかった。
パリオリンピックでは、施設の90%以上を既存の建物、または再利用可能な建材を用いた仮設の建物で賄う。

会場では使い捨てプラスチックの使用を禁止しており、ペットボトル飲料の販売やペットボトルの持ち込みは禁止。使い回し可能なマイボトルを持参し、無料の給水所で給水したり、ジュースなどを購入してマイボトルに入れて飲む。

家畜の牛は二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを多く排出するとして、会場で提供される食べ物に牛肉の使用を禁止し、他の肉類もなるべく使わないようにする方向で、ホットドッグやサンドイッチに使われるソーセージを野菜に置き換えるなど、ヴェジタリアンメニューが多く出品される予定。

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