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世界ふしぎ発見:内モンゴル~幻の王朝・契丹~

昨日の世界ふしぎ発見の舞台は中国、内モンゴル。内モンゴルから華北の北部にかけて14世紀まであった騎馬民族の国、契丹のことをやっていました。

今年、全国各地の美術館や博物館で契丹展が開かれるため、その宣伝も兼ねたテーマみたいです。
ふしぎ発見はその時期にあるイベントや映画と関連づけた内容のものも多いからね。

契丹は「遼」ともいい、時代によって正式な国名が「契丹」であったり「遼」であったりしたらしい。今の遼寧省も契丹の領土の一部だったので、遼寧省の名前の由来でもあるでしょう。
契丹の首都は上京で、上京から東に行くと東京、西に行くと西京、南に行くと南京という都市があった。北に行くと北京呼ばれた都市もあり、現在の北京とは異なる。「東京」という地名は今の日本の首都東京以外にも各地にあったようだ。今の北京にあたる所が契丹時代南京と呼ばれていた。

契丹は漢民族の住む地域まで領土を広げ、すると漢民族に同化して馬に乗る生活をやめた契丹人が増えていった、ということも言っていました。

興味深いのが、「契丹」の名はロシア語で中国を表す「キタイ」や、英語で「China」とは別の言い方で中国を指す言葉「Cathay(キャセイ)」の語源にもなっていることです。「キャセイパシフィック航空」の「キャセイ」は中国語では「国泰(グオタイ)」という漢字が当てられていますね。「国が泰(やす)らかに」。縁起のいい名前ですね。

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