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リスボンのテージョ川、本当は湖では?

ポルトガルの首都リスボンの南東にはテージョ川がありますが、川にしては幅が広く一見海か湖に見えます。
リスボン周辺の地形を見てみると、テージョ川はリスボン付近で一気に幅が大きくなり、その後一旦幅が縮まって大西洋へ注ぐといった地形をしているので、本当は湖じゃないかと思うくらいです。あるいは海の一部で湾のようにも見えます。

ネットで調べてみると、河口部分は潟湖であるといった説明も見られるので、一応、地形学的には湖らしい。水質も海水と淡水が混ざった汽水とのこと。
しかし、湖としての名前はなく、リスボンの地図を見ても「テージョ川」と書かれています。

テージョ川の川幅が一気に広がりここからが「湖」の様相を示す地点の一帯が「テージョ川河口自然保護区」となっているので、そこがテージョ川の河口でそれ以降は湖という考え方もあるみたいね。

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コメント一覧

u-sugu
@momonger1 momonger1さん、コメントありがとうございます。
流れがある・・・なるほど。
川が山から海へ流れる途中に大きく膨らんだ水域がある場合、そこは「湖」とされていることが多く、日本の例を挙げれば網走湖と宍道湖がそうです。これを考えると、リスボンのそばのテージョ川も実質湖と言っていいでしょう。網走湖や宍道湖のような湖も川の影響で流れもあると思います。
湖とするか川の一部とするかについては、人間の認識や地名の命名の問題ですかね。
momonger1
あ、リンクを張るのを忘れた。
川と感じたヨット操船体験@テージョ川。
https://blog.goo.ne.jp/momonger1/d/20160503
momonger1
名前は川ですが、実態はほとんど海に近いですかね。でも浜にはあまり波が打ち寄せてこないので、川だし、それなりに流れがあるので、舟は基本的に沖の方に流れていきます。
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