秋も深まり、紅葉を愛でる日々です。
皆さまお変わりありませんか?
さて、今週末からの展示につきまして以下の通りご案内申し上げます。
耀画廊選抜展 Vol.2
2018年11月17日(土)~25日(日)
12:00〜19:00(最終日~17:00)
※会期中無休
場所 東京九段耀画廊
(東京都千代田区三番町7-1 朝日三番町プラザ105)
昨年の耀画廊企画展に参加した時に選出いただき、この度の展示に参加させていただきます。
このような機会をいただいたことに感謝申し上げます。
そして、いつも作品をご覧いただく皆さま、ありがとうございます。
今年は私にとって日本画と本格的に向き合うようになってから10年というひとつの節目となる年です。
春と秋の展示に向けて作品に向き合いながら、今後の10年について想いを馳せる日々でした。
もう20年以上前に北海道大学で学んでいた時、自身の研究テーマとして選んだのは「人は何を美しいと思うのか」でした。
当時は農学部在籍だったので、農地景観の評価としてこのテーマを研究し修了いたしました。
今思えば、当時の自分が一番自身の人生で大切なことを考え抜いていたのでしょうね。
2年前、東京都美術館に出展した作品制作で自分が何を探しているのかということがみえたのを思い出します。
心の風景、原風景を描くということ。
今年は一歩前へ進み、作品を観ることで心に風が吹いたり光が射したりするような、わずかな変化であってもその方の原風景を呼び起こすようなひと時を過ごしていただけるよう制作に取り組みたいと考えるようになりました。
そんな改めての始めの一歩が今回出展する作品です。
小品2点になります。
ギャラリーのスペースにも限りがありますが、お時間許せばご覧いただけると嬉しいです。