こちらは年始めに制作したmy真十鏡です。
昨年から制作させていただいている【真十鏡】について、一体どんな作品なのかどう伝えたらいいのか、ずっと考えておりました。
今もまだ、他に良い伝え方がないだろうかと考えながら記事を書いております 笑
↓昨年のブログからの引用です↓
『真十鏡(まそかがみ)』とは万葉集などに使われている枕詞です。
ご自身の物語として作品をご覧いただくと鏡の中を覗き込むように感じるかもしれません。
鏡は明るく照らし出す役割もあります。
何か少しでもお力になれることがあれば、という願いを込めました。
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一体どんな作品なのかというと、まずその方自身の一見見えない部分を絵にします。
次に、その絵から言葉を見出し、絵と言葉を合わせたものが【真十鏡】です。
一見見えない部分をどうやって絵にするのでしょうか。
ヒトは数限りない細胞の集合体ですが、全てそのヒトの遺伝子を基に形作られています。その『遺伝子』をイメージしながら、その方の纏う空気、風、光を想います。そして、描けると感じた時に筆を取ります。
恐らく画家であれば(意識しているかどうかは別として)、このように描くことは特別なことではないのではと思っています。ただ、【真十鏡】の制作で最も重要なのは画家自身の意思を入れずにご依頼いただいたその方の物語をそのまま描くことです。この点については、通常制作する作品とは異なります。
どんな似顔絵描くのかなという気持ちで楽しんでいただいてもいいですし、ご自分の物語として捉えれば1ページの絵本ともいえます。大人の神妙なお遊びとして文化の香りを愛でるのもまたよし、どう位置付けるかは【真十鏡】をお持ちになる方に決めていただけたら嬉しいです。
【真十鏡】は使用画材によって2タイプあります(2021年6月より)。
1つはミニ色紙か無地の和紙を台紙に棒絵具で描くタイプ、もう1つは染め和紙や布など自由な形で自由な絵具で描くタイプ(特別仕様と呼んでいます)です。
オーダーできるのはご自身やご自分のお店や会社などです。他の方の分はその方の御承諾の上でお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
詳細はこちらへ→糸山画室のサイト
※サイトは一部準備中です。お問い合わせはInstagramのDMにて承ります。
よろしくお願い申し上げます。
Instagram; @zhi4quan2